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魔術奥義書「グリモワール」の基本は悪魔召喚に非ず。

2021/08/14
 







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前回書いた「グリモワール」の記事が思いのほか反響があった為、最高の秘儀のヒントをもう1つ、お話したいと思います。

突然ですが…みなさんは黒魔術と聞いて、どんなイメージを抱きますか?

床に描かれた五芒星の魔法円、深々と顔を覆うように被った外套(フード)姿の魔術師たちに、生贄(いけにえ)の羊の頭蓋骨、さらに悪魔召喚呪文に、悪魔との契約など…だいたい黒魔術のイメージと言えばこんな感じですか(笑)

前回の記事「カバラを制するもの世界を制す」カバラの秘密を1つだけお話しましょう…にも書きましたが、これは映画や小説の影響が大きいと思います。

しかしそれら映画や小説の源泉になったものが「グリモワール」と呼ばれる魔術奥義書です。

目次

グリモワールとは

「グリモワール」には有名なもので、黒の書(ブラックブック)やソロモン王の鍵などがあります。その内容は精霊に話しかけ、自らの願いを叶えようとする専門書で、細かい方法がしたためられた、中世に流行った、いわゆるハウツー本の事です。

ちなみにソロモン王の鍵は、古代ユダヤ、旧約聖書に登場するダビデ王の息子にして、エルサレム神殿を造ったソロモン王が書いた(書かせた)と誤解している人が多いですが…ソロモン王の鍵が書かれたとされる中世ヨーロッパとは、古代ユダヤの王ソロモンは時代も地域も違います。

では何故、ソロモン王の鍵と呼ばれる「グリモワール」が書かれたのかと言えば、簡単に言ってしまえば…

ソロモン王が神から神託を受けた、壮大なエルサレム神殿建造を、たった7年(神託の通り)で完成させた為、魔力を使った(魔人を召喚した)のではないかと疑われたからです。

しかし、これは本当に疑いだけ、だったのでしょうか?

中世に書かれた魔術書の全てが、ただ単に、箔(はく)を付けるためだけに伝説上の話を盛り込んだのではないと思います。

カバラの秘法が散りばめられた魔術書

こういった話を、色々と調べて行くと、大変面白くて、10年くらい前に流行した映画「天使と悪魔」(※2009年公開のアメリカ映画で原作はダン・ブラウン)のようで、探究心がかきたてられます。

今から2000年以上前のソロモン王が書かせた魔術書が存在し、魔術を使っていたとした方が話としては面白いと思いますが…実はこういった「グリモワール」には、あることが隠されています。

それが、今回お話するヒントの1つです。

それは「グリモワール」にはユダヤ最高の秘儀、カバラの魔法が隠されているという事です。

カバラの魔法って何?と思われる人が多いと思いますが…今回はここまでのお話にさせていただきます。

えっ、また引っ張るのかよ!との声が聞こえてきそうですが(笑)お約束通り、今回もお話は1つです。…しかしそれでは、あまりにも物足りないと思いますので、おまけで、もう1つだけ付け加えると…

「グリモワール」という言葉の語源になった言葉は、英語の「グラマー」つまり文法と言う意味で、映画「天使と悪魔」の中に出てくるアナグラ・・ムっと、おっと、これ以上は言えません。

今回のまとめ

今回もまた思わせぶりな終わり方をしましたが、もしこの記事に人気が出たなら、その時にお話したいと思います。

人気が出なければ…(涙)それでも書くかも(笑)

今回も最後まで読んでくれてありがとうございます。みなさんに幸せが訪れますように。RYUSHO

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