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死後の世界を科学する。第六弾「霊界手記」から霊界の構造とその驚愕の内容とは

 







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こんにちは。RYUSHOです。浪漫紀行は、運命の秘法の一つのテーマとして「死後の世界」を取り上げています。今回は前回お伝えしたエマニュエル・スウェーデンボルグの霊界手記の中から、特に霊界の構造についての記述を抜き出し、考えて行きたいと思います。

あの世が怖い人や、信じられない人は決して読まないで下さい。

それでは早速、スウェーデンボルグが残した手記(日記)を要約して取り上げたいと思います。以下参考文献として扱うのは次の邦訳された三冊です。※日記は長く難解なので僕が要点を抜き出し編集しています

  1. 「スウェーデンボルグの霊界日記」エマニュエル・スウェーデンボルグ著、高橋和夫訳編、たま出版
  2. 「スウェーデンボルグの霊界」ヒューゴ・Lj・オードゥナー著、今村光一訳 徳間書店
  3. 「巨人・スウェーデンボルグ伝」サイン・トクスヴィグ著、今村光一訳 徳間書店

目次

霊界手記から

「霊界の構造」

●「霊界」は天界と地獄の間に存在する

ただし「霊界」は天界と地獄の間の一つの固定した場所には存在しない。つまり、それはいたる所に存在し、死後の人々が天界と地獄の間におかれている状態のことである。

●「この世」とは霊界という、広大無辺な空間にポッカリと浮かんでいる一つのゴムの球のようなもので、この世は霊界に取り囲まれている。

ゴムの球の中、つまり「この世」も一種の霊界で、他の霊界がしみこんでいる。「この世」以外の空間は完全な霊界だが、「この世」の中だけは霊界物質界二つの空間が共存している。

●「霊界」では時間・空間の観念が消滅する。

「この世」では時間や空間は物質が移動・変化として観念化している。「霊界」では自然界の太陽はなく、日時を持たないし、その観念はなくなる。ただし状態の観念のみ持つことができそれの変化は起こりうる

●「霊界」にも太陽は存在する。

人間の生命の源は「霊界の太陽」である。そして不思議な事に「霊界の太陽」は常に人々の正面に位置し輝いている。目を閉じて心を静めれば(霊界とつながれば)いつでも感じられるはずだ。

●「霊界」にも方角は存在する。

ただし霊界にいる私の顔がどちらに向いていても、私の顔から右側斜め前にいるものたちは「善良」で、斜め左側にいるものたちは「邪悪」であった。「霊界」において方角は顔を基準に定められている。

●「霊界」ではあらゆるものが意識を有し、干渉しあっている。

特に、人間の意識が強く干渉しあい「霊界」に影響を及ぼす。「この世」の人の意識も霊界に影響を及ぼすが、それ以上に「霊界」のエネルギーは「この世」に強く干渉する。

●「霊界」は大まかに三つに分類できる。

それは上から「天国界」「精霊界」「地獄界」で下層に行くほど邪悪な霊が住む恐ろしい場所である。どこに住むかは、あなたの本性しだいである。

●人間は死ぬとまず「精霊界」に行く。

その後、自分に合う場所に向かうのだが、それは「この世」の罰や報酬によって決まるのではなく、あくまで霊の本性によって決まる。

●「霊界」の「天国界」「地獄界」は力の均衡によって保たれ共存している。

両者の力の大きさは同じで、方向が反対になる。それに対し「精霊界」は中立で、それ故、わずかな力でも均衡のバランスが崩れる。地獄界がなくなれば、天国界も存在しなくなる。

●「霊界」でも剥奪は起こる。

剥奪とは霊性の善と悪の剥奪のことであり、「」は悪性しか残らなくなるまで、善を剥奪され「地獄界」に落ちる。逆に「」は善性しか残らなくなるまで、悪を剥奪され「天国界」に送られる。その期間は人間の時間で50年以上続くものもある。

最後に

さて、いかがでしたか?スウェーデンボルグの霊界手記日記)の中から霊界の構造が分かる記述を抜き出してみました。これ以外にも霊界に関する日記、例えば天使についてとか、愛について、霊の真理、記憶についてなど、様々な驚くべき内容が記されていますので、興味のある人は、上記三冊の本を読んでみてください。

僕が上記10項目の中で、最も恐ろしかったのは最後の「霊界」でも剥奪は起こる。という所です。これはよく考えると、悪性が善性より、わずかでも、たとえ1パーセントでも超えていたら、霊の性分がより悪になっていくことを示しています。※50年かけて最後は地獄に落ちるのかな?

またスウェーデンボルグによると、人が死に、「精霊界」に行った時、霊性がどうかは、この世の人生すべてにかかっているそうです。人生はすべて善行ばかりではありませんが、自分が死ぬとき人生を振り返りどうだったか?自分に恥じない生き方をしろと、スウェーデンボルグに言われているような気がしました。

これからも、みなさんと色々学び、なさんの幸運な人生のお手伝いが出来ることに幸せを感じながら。RYUSHO

 

 

 

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