これからはじめる人や、もうはじめている人も|タロットを自分のものにする方法!

『タロット占い』って、今の時代も人気の占いの一つですよね。僕は今から20年くらい前に、ふとしたことで『タロット占い』と出会い、助けてもらって、それから、ずーっとタロットが身近にあります。




タロット占い師になる人って、そういう人が多いと思うよ!…でも残念なことに、はじめたはいいいけど、長く続かない人もたくさんいると思うんだ。


占い師になったのに、続かない3つの問題点…については前回、お話ししたと思いますが、
今回は特に『タロット占い』にしぼって、お話をしたいと思います。
…というわけで今回は…
これからはじめる人や、もうはじめている人も、タロットを自分のものにする方法!
というテーマでお届けしたいと思います。具体的な内容は…
- タロットの教本について
- タロット学習について
- タロットが扱えない人の解決策
- 想像力に自信のない人に向けて
…となっています。
特に、独学でタロット占いを学んだのに、プロになれない人や、途中であきらめてしまった人にむけて、


目次
これからはじめる人や、もうはじめている人も、タロットを自分のものにする方法
僕も、十数年前にNHK文化センターの講座で、タロット入門を教えていました。その時作った教本もまだ持っていますが、最近では、タロットカードの意味やスプレッド(展開方法)などを、独学で学べる良本もたくさん出ています。
インターネットで探せば、優良なサイト(タロットが学べる)も、見つかると思いますし…今は、昔と比べて、プロのタロット占い師の技術は、本気で調べればいくらでも手に入る時代(環境)ですね。
また、お金に余裕のある人は、プロのタロット占い師になるための技術を教えてくれるスクールも多く目にします(※占いスクールに通ったことがないので、良いかどうかは分かりません!)
しかし、どれだけ勉強しても、プライベートの占いから、プロの占い師になれない人がいます。また、無理して占い師になっても、続かない人も、多く目にしてきました。

タロットを身近に感じていないから。。。
だと思います。しかし、これではあまりにも具体性がないので、これから『タロットを自分のものにする方法』について、僕なりの考え方をお教えしたいと思います。
タロットを自分のものにする方法
■タロットの教本について
タロットを学ぶにあたって、色んな情報(本やネットなど)を、頭に入れるのはいいのですが、情報過多になるのは注意が必要です!
そこで僕がおすすめしている方法は、
★ワンポイント
色んな教本(WEBやスクールテキストを含む)で学んだ後、自分にあった教本を1冊だけ選んで、あとは捨てて下さい(※忘れるという意味…本当に捨てないでね!)
理由は…どの教本を選んでも構いませんが、各教本は、微妙にタロットの意味や、扱い方に違いがあって、すべてを、ごちゃ混ぜにすると、かえって意味が分からなくなり、タロットとのシンクロ(つながり)が弱くなるからです。
ちなみに僕は、今ほどいいタロット教本が、多くなかったので『タロット大辞典』というタロット研究の辞典が、バイブルとなっています。

現在では、たくさん※いいタロット教本が出ましたが、自分にあった一冊(バイブル本)を見つけて使い続けることが重要です!
※以前【独学系】初心者占い師さんにおススメな本8冊【内容解説】…で僕がいいと思うタロット教本を紹介しています。
■タロット学習について
次にタロットを自分のものにするために重要なことは、タロットの意味の覚かたです。
★ワンポイント
実は、タロットの意味や扱い方(スプレッドなど)を学んでいるときは、左脳(論理的)を使って学んでいますが、実際に占いでタロットを使う場合には、右脳(直感的)を多く使います。
このため、知識ばかり詰め込んでも、タロット占いがなかな上達しない人も多いようです。
★yahoo知恵袋のお悩み(タロット占い)の質問を見ても…
- いつまでも※テキストを見ながらじゃないと占えない。。。
- 似たようなカードを読み分けられない。。。
- ※テキスト文章って、実際の占いに応用しづらい。。。
※テキストとはタロット教本のこと。
このような悩みを抱えている人(タロット占い師)が多いと思います。
■タロットが扱えない人の解決策
僕がNHK文化センターでタロットを教えていた時に、一番言っていたことは・・・
★ワンポイント
タロット教本で学んだ、多くのタロットカードの意味を、いったん忘れて下さい!…そして一枚のカードを取り出して、自分のイメージにあったキーワード(言葉)を一つだけ選んで、覚えておいてください。
例えば、大アルカナ『Ⅹ WHEEL of FORTUNE|運命の輪』なら、『異世界への扉が開くとき』とか…※これは一例です!
★ワンポイント
そして次に、この自分が作ったキーワードを頼りに、物語を想像して下さい。


実は、この物語を想像することが、タロットで占うこと…なんです!
僕がタロットを教えていた時には、生徒さんに、1枚のタロットカード(大アルカナ)から、簡単な物語を作ってもらいグループの中で発表していただいていました。
例えば…大アルカナ『Ⅹ WHEEL of FORTUNE|運命の輪』の物語タイトル『異世界への扉が開くとき』から…
小さな村を出て、世界を旅している主人公の太郎(タロットだから…笑)が、異国に入る時、その門番である4つの動物(タロットに描かれている)からクイズを出され、この問題が解けたなら扉を開けてやろうと言われます。その4つのクイズを作って下さい!
…なんて感じで、物語を生徒さんに作ってもらっていました。
こうすることで、先ほどの右脳(想像と直感)が鍛えられ、何度か繰り返しているとタロットカードとシンクロ(つながる)できるようになっていきます。
■想像力に自信のない人に向けて
この直観力や想像力は、実際の占いを数多くこなすことでも鍛えられますが(僕はそうでした…笑)いきなりクライアントの目の前で、相談内容を聞いてから、物語を想像する(クライアントのための物語)のは難しいです。
例えば、離婚をしたことのない占い師が、離婚をする人の気持ちの物語なんて、想像できないですよね!

これも生徒さんに、よく言っていたことですが、
★ワンポイント
いろんなジャンルの物語をよく読むことで、想像力と直観力は磨かれます。
できれば小説(本)の方が想像力はつくと思いますが(物語の映像を想像しながら読んでいる)、最近の人なら動画(映画・ドラマ)なんかでも、まったく観ないよりはいいと思います。
人を殺したことのない小説家が、なぜ犯罪小説を書けると(想像する)思いますか?…それはたくさんの物語を読んでいるからです。

そもそもタロット占い師は他人の人生(物語)を、シンクロ(共鳴)するお仕事です。普段から、物語をたくさん読んで、その人の感情や物語の結末なんかを、疑似体験しておくことが重要だと、僕は考えています。
ただ、5年くらいタロット占い師を続けていると、クライアントの相談(物語)も経験になって、読めるようになってくるのですが。。。

まとめ
今回のブログは…
これからはじめる人や、もうはじめている人も、タロットを自分のものにする方法!
というテーマで、以下のように、いくつかヒントとアドバイスを書かせていただきました。
- タロットの教本について
- タロット学習について
- タロットが扱えない人の解決策
- 想像力に自信のない人に向けて


