【占い師になる】タロット・小アルカナ「40枚の数カード(数札)」『キーワード集』

こんにちは。Ryushoです。
【占い師になる】シリーズ! 少し間が空いてしまいましたが(すいません……。)
いよいよタロット・少アルカナの最後「40枚の数カード(数札)」の『キーワード集』をお届けしたいと思います。

また、この『キーワード集』は、前回の一度あきらめてしまった人に確認してほしいタイプ別『タロット教本の選び方』の中でおすすめしたタロット教本「タロット大事典」と「タロットの教科書 第1巻」今回の「タロット 未来を告げる聖なるカード」からキーワードを作りましたので、これら以外の教本で学んだ方は※参考程度として下さいませ。
目次
【占い師になる】タロット・小アルカナ「40枚の数カード(数札)」『キーワード集』
タロット・小アルカナ「数カード(数札)」は「コートカード(絵札)」とは扱いが違うというお話をしました。覚えていらっしゃいますでしょうか?

コートカードと数カードの違いとは?
一言で言えば、コートカードは人物を表していて、数カードは事象を表しています。
これだけでは少し分かりにくいので、もう少し説明を付け加えると、コートカードは人物のカードとも呼ばれ、性格や個性を分類するカードで、数カードは世に起こる事象に対しての経験や、占った後の結果などを表しています。

■ 数カード(数札)とコートカード(絵札)の構成
数カードについては、1(エース)から10まで順番に並んでいるだけなので難しくはありません。数カードは世の中に起こる事柄を表しているとされ【事象カード】とも呼ばれています。
そしてもう一つ重要なポイントがありまして、それが……。
数1(エース)から数10までの事象には連続性を持っていて、数1(エース)はそのスート(組札)の元素を象徴しています。

■ 例えば、組札がワンドの数カードについて考えて見ましょう。
ワンドは【火の元素】で『直感』がキーワードの組札でしたね。※まだ分からない方は『タロット・小アルカナ「コートカード(絵札)」について深堀りしてみた!』をご確認下さい。

そして、その他の数カード(2~10)がその情熱に火を点ける、様々な障害や事柄などを表しているのです。
ただしここで覚えておいて欲しいことは、有限世界である数カードは数10から(障害や事柄が)始まり数2で終わり、そして無限世界である数1(エース)に昇華する。という連続性を持っているのです。
つまり小アルカナの数1(エース)は大アルカナと同等の位のカードだと言うことです。

■ ポイント整理
- 数カードは【事象カード】とも呼ばれ数1(エース)から数10までの事象は連続性を持っている。
- 数1(エース)はそのスート(組札)の元素を象徴している。
- 有限世界である数カードは数10から(障害や事柄が)始まり数2で終わる。
- 無限世界である数1(エース)は大アルカナと同等の位である。
※有限世界とは、時間と物質が支配する世界のことで、無限世界とは時間のない精神世界と捉えて頂いても構いません。
ワンドの数札【火の元素】直感
少し説明が長くなってしまいましたが、ここから小アルカナ・数カードのキーワードをスート(組札)ごとにお伝えして行きたいと思います。今回のキーワードは基本となる一個です。
各スート10個が4組で40個にもなるので、覚えるのが大変ですので、あえて正位置・逆位置のキーワードは載せていません。ただし連続性を考慮しながら実際のタロット・カードの絵柄を見て、キーワードを覚えると効果が上がります。試してみて下さいね。
■小アルカナ・ワンド「数カード」『キーワード集』
- ワンドの10「抑圧」
- ワンドの9「備え」
- ワンドの8「飛躍」
- ワンドの7「武勇」
- ワンドの6「勝利」
- ワンドの5「対立」
- ワンドの4「実現」
- ワンドの3「希望」
- ワンドの2「支配」
- ワンドの A 「計画」
カップの数札【水の元素】感情
■小アルカナ・カップ「数カード」『キーワード集』
- カップの10「安心」
- カップの9「願望」
- カップの8「放棄」
- カップの7「夢想」
- カップの6「郷愁」
- カップの5「失望」
- カップの4「不満」
- カップの3「結論」
- カップの2「相愛」
- カップの A「真心」
ソードの数札【風の元素】思考
■小アルカナ・ソード「数カード」『キーワード集』
- ソードの10「破滅」
- ソードの9「恐れ」
- ソードの8「制限」
- ソードの7「逃避」
- ソードの6「前進」
- ソードの5「打破」
- ソードの4「休息」
- ソードの3「破局」
- ソードの2「均衡」
- ソードの A「 革新」
ペンタクルの数札【土の元素】感覚
■小アルカナ・ペンタクル「数カード」『キーワード集』
- ペンタクルの10「財産」
- ペンタクルの9「出世」
- ペンタクルの8「技巧」
- ペンタクルの7「節目」
- ペンタクルの6「成功」
- ペンタクルの5「貧困」
- ペンタクルの4「安定」
- ペンタクルの3「天職」
- ペンタクルの2「変化」
- ペンタクルの A「繁栄」
今回のまとめ
今回は【占い師になる】シリーズ最後のキーワード集として……。
僕の使っている、タロット・小アルカナ「40枚の数カード(数札)」『キーワード集』をお届けいたしました。


慌てず、一枚ずつタロットとシンクロするように、覚えていくと大丈夫です。キーワードが覚えられたら、さらにイメージを膨らませて、同じスート(組札)の物語を想像してみるのもおすすめします。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回、お会いいたしましょう!