【開運チャレンジ】鎮守神(ちんじゅがみ)様と…氏神(うじがみ)様を混同していました。

Top Photo by:mafuttoによるPixabayからの画像(京都:下鴨神社)
ここ最近…お伝えしております【開運チャレンジ】神社に行こう!シリーズ…まだまだ自分の勉強不足で、記事内容に、いささか混乱がありましたので…


そうなんですが…今回のシリーズで2つの混乱がありました。
一つは前回書きました『産土神社探しに新事実発覚!』
そして、もう一つが今回お伝えする…
氏神神社と鎮守神社の混同…です。
実は、もう既に前々回の記事には『追記』という形で訂正をさせて頂いておりますが…
今回は僕なりに勉強させていただいた…
『鎮守神』様と『氏神』様の違い
…の率直な疑問について書きたいと思います。



今回の記事も、また神道の専門家の方からすれば『ちょっと違うな』と思われるかも知れませんが、この【開運チャレンジ】シリーズ自体、『学び』もテーマの一つですので…大目に見て下さいね。
…というわけで今回は雑談形式の少し短めの内容で、読みきり目標時間は5分となっております。
鎮守神様と氏神様の違いを考えてみる
追記:本来の『氏神』は、古代日本において氏族が祀った祖先神または守護神のことで、一言でいうと『一族の神様』ということです。
それに対して『鎮守神』は、一定の場所やその土地に住む人々、建物を守護する神様のことをいいました。
このように『氏神』『鎮守神』は、本来は厳密に差異のある神であったのですが、武士が荘園での在地を強化していく過程で、その土地の神様を『氏神』として祀るようになり混同されるようになっていきました。
これが前々回の記事『空亡を乗り切るなら産土神社に行こう!』に追記させていただいた内容です。


そもそも、よく調べてみると『氏神』様と『鎮守神』様の混同の他に『産土神』様も一緒に混同されているふしもあります。


その原因の一つが、※家長制度の衰退が根底にあると思います。※現在では家制度とも言う。
僕の育った家は、農家の多い田舎にあったけど…父と母が大阪から越してきた会社員家庭で、農家家庭とは違って、神事にうとい家でした。


でも田舎で暮らしていると…神社とか神事とかに自然と関わってくるようになって…そこでよく耳にした言葉が『氏子(うじこ)』という言葉でした。
『氏子』を調べてみると…
『氏子』とは氏神が守ってくれる範囲に生まれた者のこと。同じ氏神を信仰し、その神社の信仰圏を形成する人々のことを指す言葉。~ ウィキペディア + 独自調べ ~
大阪から引っ越して来た僕の家は…お祭りのある神社の『氏子』になったわけですね。


地域に古くから根付いていた家族…たとえば代々受け継いでいる農家や地主や庄屋さんなどは…
僕の家と同じ神社でも、一族の神様なので氏神様になるわけだけれど…
僕の家は他所から来た新参者で※氏神様にはならないということなのかな?※諸説あり


代々その地に根付く一族にとっては氏神様の神社と産土神様の神社は同じになるのは確かだけど…。
父と母が子が生まれる直前に引っ越して来た場合は、産土神社は別の場所になるはず…。


今住んでいる場所を、お守りいただいている神様は鎮守神様で、よく調べると職場周辺の神社(この場合は※半径2キロ以内)も鎮守神社になるそうです。※普通は半径4キロ以内
つまり…鎮守神様は引越しや職場に応じて複数いらっしゃる神様ということらしい。

引越しで来ると、近くの神社が鎮守神様になるわけですけど…その地で子を産み育て、何代か家が続いたら、その神社は氏神様になるということですか?※諸説あり
まだ、はっきりしたことは分りませんが…今回、学んだ範囲では、そういう事になるね。…でも何代続けば氏神様になるのかはもわかりません。

最後に…
今回は…僕の勘違いから始まった『鎮守神』様と『氏神』様の違いについて、まだ結論は出ていませんが…”ぐだぐだ”と書いてしまいました…(笑)いかがでしたか?
注釈:今回の内容(鎮守神と氏神の違い)は専門家も意見の分かれるところですので、この解釈が正しいという意味ではありません。僕はこの解釈で納得できた…という話です。


今回の記事で勉強した…『産土神』をみつける本
産土神探しの本ですが…今回の疑問に気づくキッカケになった本です。今回の記事で鎮守神様や産土神さまのみつけかたに興味をもたれたのでしたら、この本を読んでみて下さい。
本の内容は『産土神社鑑定士』さんの書かれた本で、産土神さまのみつけかたはもちろんのこと…正しい参拝の仕方や作法から、開運の道筋まで教えてもらえます。