真正カバラの叡智を学ぶ|苦悩について考える…。
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真正カバラの叡智を学ぶ】にあたって、このブログでは読者と共に学ぶスタイルでお届けしております。
学びシリーズ14回目の今回の【真正カバラの叡智を学ぶ】テーマは…
『苦悩について考える』…です。
幸せな人生を送りたいのに「なぜ人は苦しみを経験するのか?」「なぜ人は苦悩を知り、悩まさなければならないのか?」という難しいテーマについて、学んでいきたいと思います。
というわけで、今回の学びのポイントは
- 『苦悩について』
…だけとなっております。
尚、今回も、この学びと研究は…
カバラの教育研究所『ブネイ・バルーフ』のサイト内容を元に学んで行きたいと思います。勉強したい方は、先にご覧いただいても構いません。
上記サイトは日本語でYouTube動画もありますから『真正カバラ』について、深く学べると思いますが…まったくカバラを知らない人にとっては、少し理解しにくい部分もあると思います。
目次
『苦悩について考える』
誰しも、今日の生活において、頭を悩ませている問題は多かれ少なかれあると思えます。
もしその問題を解決することができたなら、あなたはつかの間の幸せと、くつろぎが手に入ると思っていませんか?
しかし事はそう簡単に運びません。一つの問題が片付いたと思うと、次の問題が浮上します。
例えば…健康上の問題、次に、プライベートな問題、さらに次には、仕事における不安などが続きます。
なぜ人は、ここまで色んな問題に悩まされなければならないのでしょうか?
なぜ私は、こんな人生なのかと、その理由を問うことができるでしょうか?
これまでの人生の出来事は、まるで誰かが故意に苦悩を与え、このような状況をつくり、
私を混乱させている…と考えたことはありませんか?
そんな純粋な疑問について、これからカバラの叡智に”問いかけ”てみたいと思います。
『カバラの叡智から…苦悩について』
古代カバラの叡智によると、人生において、この”問いかけ”はまったくの的外れではないということです。
ただカバリストの説明はとても簡単ですが、同時に受け入れ難いものでもあります。
まず私たちに起きるすべてのことは、上層の力(※クリエイター、神、自然、又はあなたの呼びたい名前)によって送られたものであり、その目的は、最終的に私たちが、自分の人生の意義と目的を問う段階にまで発達するようプログラムされているのです。ここは私たちの旅のスタート地点。それはカバリストの賢者が伝える、私たちを平和で調和した世界に、私たちの性質を変化させて到達できるようになるための…旅の始まりなのです。カバラの教育研究所『ブネイ・バルーフ』…からの引用と一部編集
このカバラの叡智を読んで、すぐに理解し受け入れられる人は少ないと思います。
僕なりに、この叡智を解釈すれば、人生で起こる、喜びや苦しみなんかは、すべてプログラムされていて、魂の成長のために経験するのだと読み取れます。
しかし、次の叡智を読むと、さらに理解が難しくなります。
すべての”大惨事”や”大災難”も実は善意であり、私たちにとって必要不可欠な、内面的変化の達成を、ただ手助けするものである。…ということを受け入れるように、私たちは求められています。ただ、ほとんどの人は、病気(ガンなど)の不幸な出来事が、善意から送られて来たとは、到底受け入れられないでしょうね。カバラの教育研究所『ブネイ・バルーフ』…からの引用と一部編集
災難や病気など、より具体的に語りかけられると、やはり人生に起こる苦悩が、善意から起こっているとは、到底受け入れらなないですよね!…というか善意って、誰からの善意なんだろうか?
そのことについて、次の叡智が語っています。
このことを理解する難しさは、私たちが霊的発育において、まだ未熟であることにあります。親と幼い子供の関係を考えてください。幼い子供が親の動機について理解することは全くできません。子供は自分の腕に刺さる注射針を見て、それが自分の為であるとは理解でないのです。それと同様に、今の私たちの霊的発育段階では、私たちの世界を制御する”上層の力”の全ての行為を理解することは不可能であると認めなくてはなりません。カバラの教育研究所『ブネイ・バルーフ』…からの引用と一部編集
先ほどの「誰からの善意?」の答えは「上層の力」からだと理解できます。
ただし、まだこの”上層の力”は抽象的ですよね。その呼び名は、クリエイター、神、自然、又はあなたの呼びたい名前…と先ほど語っていましたが、僕は以前から、この大いなる叡智を「デザイナー」と呼びますが、この中では「クリエイター」が近いかな!
それと、クリエイターが存在するか否かは置いておいて、苦悩というプログラムが、僕の魂の成長のために課せられた課題だということは、なんとなく理解できました。
ただし、病気なんかは、自分の不摂生も関係あるので、理解できますが、大災害などは、自分のせいだと思えないので、やはり納得できないですけどね。
カバリストの『イェフダ・アシュラグ(バール・ハスラム)』は、そのことについて以下のように説明しました!
この叡智とは、次の説明以上でも、以下でもない。それは、根源の連なりが、不変に定められた法則の ”原因と結果” に従って下方に垂れ下がり、複雑に絡み合いながら、唯一で高尚な目的に向かっている。その目的とは、「この世において創造主のゴッドリネスを彼の被造物に啓示すること」と説明される。カバラの教育研究所『ブネイ・バルーフ』…からの引用
カバリストは言葉を暗号化するクセがあるみたいで、この説明は、逆に何を言っているのかわからなくなってしまいましたね(笑)
ただ、僕は”原因と結果” の法則みたいなものは、すべてに原因が自分にある…と解釈していましたが、どうやら違う、ということが、この一文から分かりました。
すべては、創造主(クリエイター)が定めた”原因と結果” なのだと、いうことですかね?
ただそう解釈すると、僕たちの選択(原因)は、どういう意味をもつのか?…という新たな疑問が湧きますが!
この問いに対して、このカバラの叡智では、明確な答えはありませんでした。ただ…
私たちにとって現在、それらの法則は隠されている状態です。しかし、カバラの勉強と内面的な努力によって、それらの法則を明らかにすることができます。カバラの書物には、地図またはそれらの力の成り立ちについての知識と、それらが私達に影響を及ぼすときに従う法則が記述されています。カバラは、それらの力にたいする感覚の発達方法を教え、最後に、それらの力の唯一の目的を教えます。その目的とは、私たちがこの世に生きている間に、クリエイター(創造主)を明らかにすることです。そうすれば、私たちは今までずっと探してきた真の平安を見つけることになります。カバラの教育研究所『ブネイ・バルーフ』…からの引用
なんか最後は、結局カバラを学べってことで、”お茶を濁す” 感じで、逃げられたけど(笑)…この一文の中で、気になった文言は、
「私たちがこの世に生きている間に、クリエイター(創造主)を明らかにすることです」…という部分です。
もしかして、これが僕たちの人生の最終目的であって、クリエイターを見つける魂に成長させるため、苦悩があるのか…と結論付けて、今回の学びとします。
まとめ
今回は、『苦悩について考える』というテーマでお届けしました。また僕なりに、難しいカバラの叡智を、解釈しましたが、まぁこれが正解…というわけでもありません。
参考にしていただいて、あなたなりの解釈を考える”きっかけ”にしていただければ、嬉しいです。
今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。また一緒に学びましょう!