タロット、占星術など、占い、スピリチュアルに関するサイト

天使にも色んなタイプがいる事を知るために学ぶ「天国と地獄」

2017/12/01
 







この記事を書いている人 - WRITER -

守護天使コンタクトを取る方法を知る前に、あなたの願いを聞いてもらうために、まずどんな天使に話しかけたらいいのか、どんな種類(タイプ)の天使が存在しているのか知らなければいけません。今回からはそんなお話しです。 😆

目次

天使の種類(タイプ)を知るために学ぶ物

実際に西欧では天使学という学問があって天使の専門書などがありますが、中を見ると星の数ほどの天使が記されている事が分かります。また古くはギリシャ神話の中からも天使像を見出す事が出来ますし、前回までのブログでお話した聖典の中や外典の中にも多くの天使が記されていました。

天国と地獄」を書いたスウェーデンボルグ

より詳しく天使の事を知るためには、どうしても避けては通れない人物がいます。

エマヌエル・スウェーデンボルグその人です。彼は1688年、スエーデンのストックホルムで生まれます。プロテスタントの主教をしていた父を持つ彼は、敬虔(けいけん)な家庭で育ち、勤勉で、ありとあらゆる学問に精通し優秀な子供時代を送ります。最初、大学は文学系の大学に通いますが、その後、科学に興味を持ちイギリスに留学、ニュートンなど有名な科学者を師事し、更に科学を究めるため、様々な国に留学し、スエーデンに戻ってきた二十六歳の頃からは、当時の最先端科学や数学などの学者として母国に多大な功績を残し始めます。こうして筋金入りの科学者になった彼は、その後三十年以上にわたって、国の鉱山局で研究と調査に没頭した日々を送るのです。

しかし1744年、彼が五十六歳になったときに人生の転機を迎えます。それまで四十年以上にわたって科学を追い求めてきた彼が、突然、人間の魂について研究をはじめるのです。何故、魂について研究を始めたかについては想像の域を出ませんが、おそらく彼はその人生の大半を科学に費やし、学者として名声も地位も獲得してきましたが、ふと自分の残りの人生を考えたとき、こう考えたそうです。

飽くなき探究心はまだまだ尽きることなくあるし、世の中には分からないことも多くある。その中で、これまで自分が得てきた科学知識をもってしても、全く分からないものがある。それが人間の魂だ

 

彼はまず、夢の研究を始めます。そして、この研究は人間がトランス状態で見ることの出来るビジョンの研究へと発展して行きます。この事が現在、私達が行っているヒプノ・セラピーに多大な影響を与えた事は言うまでもありません。

それから、彼の仕事は、聖書の隠された意味の解釈と、それに付随して「天国と地獄」についての探求へと変わって行きます。彼のそれらビジョンを得る方法は僕が提唱している「ガーディアン・エンジェル・セラピー」と同じで天使聖霊たちがメッセンジャーとなって、ビジョンを受け取るといった物でしたが、受け取る方法は自動書記(フロイトの潜在意識説に基づいて筆の走るに任せる書記法)などを使い記録して行くといったものでした。

そして彼はいつしか天使聖霊以外にも天国の住人過去の人間ともコンタクトを取る事が出来るようになり、後に多くの著書を残します。こうして発表された著書は当時の神智学や精神学や文学などの分野にまで影響を与えます。その中にあって異色を放つ著書が「天国と地獄」でしょう。そして、現在我々が思い描く天国は、この「天国と地獄」が基礎となっている所が多いのです。

 

我々の想像する天国像

我々が抱く「天国像」はどんなものでしょうか?国や宗教によって異なると思いますが、一般的に日本では亡くなると身体から離れた魂は、まず「三途の川」にたどり着き、そして、その川を渡った向う側が「あの世」と呼ばれる場所、つまり天国になると考えられてきました。

天国は「黄泉の国」とも呼ばれ古くは日本神話の「いざなぎ、いざなみの尊(みこと)」に出てきます。

 

古事記によれば「いざなみの尊は火の神を産んだ時に焼かれて死に、いざなぎの尊は、後を追って黄泉の国に赴(おもむ)くが、その死体を目にして驚き逃げ帰り、穢(けがれ)を祓(はら)うために禊(みそぎ)をする」とあります。この事から日本人にとって黄泉の国、つまりあの世怖い場所イメージがあります。

 

スウェーデンボルグの天国像

そんなイメージを一新してしまうのがスウェーデンボルグの「天国と地獄」です。

スウェーデンボルグによると、人間のは死後、肉体を離れて霊界と呼ばれる所に行くそうです。霊界に入って直は、まだ自分が死んだ事を理解していない魂が多く、人間の肉体を持って生きていた時と同じ感覚だそうです。しかし、しばらくすると自分の死に気づき、天国へと旅立っていくそうです。つまり霊界とは天国へ旅立つ前の準備をする所らしいのです。

この時、人間が迷わないように天使が付き添っているそうです。天国へと旅立つ準備とは、魂の覚醒の事だとも書かれてあります。この「魂の覚醒」では、あることを思い出すことだそうです。それは「人間も元々は生まれる前、天使であったということです

 

少し怖い話

しかし、ここでその事を思い出せない魂があります。それは「人間界でいたときに、精神的な学びが少なく、肉体にこだわっている魂や、あるいは自分が天使だった事をまったく受け入れられない魂」です。その魂は地獄に向うことになるそうです。

天国に入った魂はさらなる成長のステージに進みます。このステージは三段階あるそうです。「神の家」つまり天国に入るためには「段階的に物質的なものを脱ぎ捨てて、完全なる魂」になる必要があるそうです。

 

これらの事は何を表しているのかというと、我々人間も「魂の覚醒」よって段階的に天使になると言うことです。これは天使学を学ぶ上で一番重要なポイントで「ガーディアン・エンジェル・セラピー」でも大切な考え方なのです。

今回のまとめ

スウェーデンボルグによれば「魂の覚醒」をした人間は天使となって至高の天国に到着するらしいのです。天国についてもう少し学びたい方は、スウェーデンボルグの「天国と地獄」を読まれるといいでしょう。様々な天国像を知る事が出来ると思いますよ。 😆

今回のお話はここまでです。次回は天使自体に話を戻して進めて行きたいと思います。

これからも浪漫紀行は、身近で見つけた奇跡や、みなさんに役立つ記事を中心に書いて行きたいと思います。みなさんの幸運な人生のお手伝いが出来ることに幸せを感じながら。RYUSHO

この記事を書いている人 - WRITER -

Copyright© Ryushoの浪漫紀行 , 2017 All Rights Reserved.

error: Content is protected !!