タロット、占星術など、占い、スピリチュアルに関するサイト

天使からのメッセージが、どんなものが知りたいなら。

 







この記事を書いている人 - WRITER -

前回のブログで「エンジェルナンバーは天使からのメッセージではない」という記事を書きましたが…
まだ、読まれていない方は…

日常で偶然見かける「ぞろ目」は天使からのメッセージ?…をご覧下さい。

そして、その記事の中で「エンジェルナンバー」は…

天使からのメッセージではないけれどサインの一つである

と書きましたが、天使からのサイン(コンタクト)はどんなものがあるの?…という問いにお答えするために、一番分かりやすい方法をお伝えしたいと思います。

それは、キアヌリーブス主演の映画「コンスタンティン」を鑑賞することです。

目次

映画コンスタンティンとは

  • 映画名: コンスタンティン(Constantine)
  • 製作年: 2005年
  • 主 演: キアヌ・リーブス
  • 監 督: フランシス・ローレンス
  • 原 作: ジェイミー・デラノ ガース・エニス

もうご覧になっている人もいらっしゃると思いますが、改めて観てみますと天使からのサイン(メッセージ)が、どういったものか分かると思います。

映画では悪魔との戦いが中心に描かれていますが、天使や悪魔が(※悪魔も元々堕天使と呼ばれる天使)人間界に侵入しようと、色々試みますが簡単ではないことが分かります。

そして、この映画には様々なメタファー(隠喩)が描かれていて、人間と天使や悪魔との関わりを理解することが出来ます。

 

ここで映画の内容を簡単に説明しますと…悪魔退治を専門とするキアヌ・リーブスが演じるエクソシストが、世界の異変に気づき立ち向かうというものです。

異界の者を見分けることができる特殊な能力を持つコンスタンティンは、人間界を侵食しようとする悪を退治し地獄へと送り返すため、日々戦い続けていました。一方、ロサンジェルス市警の女刑事アンジェラは、双子の妹イザベルが飛び降り自殺をはかった事が受け入られず、独自の調査を始め、コンスタンティンに接触を図ります。世界の異変をすでに感じ始めていたコンスタンティンは、イザベルの自殺と異変が関係していると感じ、一緒に行動を開始するのですが…。

冒頭部分のあらすじですが、なかなか面白そうな内容でしょう(笑)悪魔が描かれているので、少し怖いですが、本家の映画「エクソシスト」よりは、ブラックユーモア満載で楽しめます。

後、2005年の映画公開以降、何度かテレビ版も放送されたらしいですが、20分以上もカットされているので、改めてDVD版を観ることをおススメします。

僕は天使や悪魔の研究をしていたので、細かいことを知っていますが、聖書とあまりなじみの無いキリスト教圏外の日本人には、少し説明が足りず、分からないシーンもあると思います。

メタファー(隠喩)を含め、天使につて少し勉強をしてから、何度も映画を見返していると色んな気づきがあって面白いと思います。

そこで手前味噌で申し訳ありませんが、天使(悪魔)について詳しく知りたい方は

天使学入門「聖典の中の天使たち」序文~聖典について…からご覧下さい。

 

天使と悪魔が分からないという疑問に答えて

しかし一般的な人は映画を一度観たくらいでは、なかなか理解できないシーンも多いと思いますので、疑問の多そうなシーンについて説明したいと思います。(※以下は映画のネタばれになるので知りたい方のみご覧下さい

疑問1:天国と地獄、そして人間界の関連について

基本的に人間界は天国と地獄の中心にあって、きちんとすみ分けが出来ています。しかし人間界には天国側と地獄側のハーフ・ブリード(※映画の中の表現で混血という意味)がいて、人間の耳元でささやき、人間の行動に影響を与えています。また、劇中に登場する天使のような姿のガブリエルという名のハーフ・ブリードもいます。

疑問2:地獄や天国に行く基準が分からない

映画の中で女刑事アンジェラの双子の妹イザベルが自殺をした事で地獄に落ちるのに、地獄に行くはずだったコンスタンティンが映画の終盤、同じく手首を切って自殺を図ったにも関わらず、天国に行く(実際にはサタンが阻止する)ようになった理由は自己犠牲がポイントです。

このシーンが一番分かりにくいと思いますが、自殺行為自体が問題というより、自己犠牲か欺瞞(エゴ)かが、重要な問題だという事です。

疑問3:天使は何故、悪魔から人間を守ってくれないの?

神父はイザベルの遺体を確認して取り乱し、持っていたお酒(ミニボトル)を飲もうとしますが空でした。そこで神父は近くのコンビにに駆け込んで売られている酒を飲もうとしますが何故か中身が出てきません。近くにはバルサザールという悪魔側のハーフ・ブリードがいたからです。

このシーンは、神父がコンスタンティンに警告するのを阻止するバルサザールと、守る側の天使(コンビに店員の少年)との対峙として描かれていましたが、結局、神父は殺されてしています。

これはつまり「人間の傍には天使と悪魔の両方がいますが、どちらの囁きに従うか人間次第だ」という事を表しています。(※神父はアルコール中毒でした)

疑問4:何故、天使側のハーフ・ブリード(ガブリエル)が黒幕(一番悪い奴)で悪魔側のサタンが救世主としてコンスタンティンを助けたの?

これが一番多い疑問だと思いますが、これは堕天使という考え方を描いたもので、最後のシーンで登場するサタンが悪魔なのに真っ白なスーツを着ているのは、彼が元々、大天使ルシファーであったことを表現しています。詳しくは…

天使学入門「聖典の中の天使たち」序文~聖典について…を読んでみて下さい。

サタンは結果的にコンスタンティンを助けたようになりましたが、息子のアモンがガブリエルと結託して、親を差し置き人間界を支配しようとしていたのを阻んだだけです。コンスタンティンは上手く親の心を利用して、一発逆転したというシナリオです。

また天使側のガブリエルも長く人間界に居ることで、欺瞞、傲慢、不満などの気持ちを持ち、サタンの息子アモンと結託し唆したことで、神の怒りをかって天使の翼を剥ぎ取られ、最後は人間になってしまいます。これも聖書にある堕天使の考え方を表現したシーンです。

 

今回のまとめ

これらの映画のシーンから

「天使であっても、欺瞞、傲慢などの罪を犯せば罰せられる」

…という事と…人間も…

「天使と悪魔どちらの声に耳を傾けるか?」

が大切であるという事が分ったと思います。今回も長くなりましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございます。みなさんに幸せが訪れますように。Ryusho

この記事を書いている人 - WRITER -

Copyright© Ryushoの浪漫紀行 , 2018 All Rights Reserved.

error: Content is protected !!