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ヒプノ・セラピーの間違ったイメージを解く「奇術ショーが作った誤解とは」

2017/11/07
 







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今回の浪漫紀行は前回からの続きでヒプノ・セラピーについて、みなさんが抱いている間違ったイメージについて書きたいと思います。

テレビとかで見かける催眠術ショーが本物かな?・・・と疑問を抱いている人にとって、秘密の暴露になるかも知れませんので、事実を知りたくない人(ショーとして楽しみたい人)は、ここから先は読まない方がいいかも知れません。 😀

目次

催眠についての誤解について

ヒプノ・セラピーは多くの誤解をもっています。あなたは「催眠」という言葉を聞くとどんな事を連想されますか?怪しげな男が懐中時計を目の前で揺らして無抵抗な人間を操り人形でも操るようにコントロールしているイメージはありませんか?

これは全くの誤解です。ヒプノ・セラピー催眠療法)に対する一番大きな誤解は自分の意志とは無関係に、他人にコントロールされてしまうと言ったイメージを持っている事です。

これはよくテレビで見られる催眠ショーやマジックなどの奇術ショーの影響だと思います。

みなさんもテレビなどで一度は催眠ショーを見たことがあると思いますが、そこで催眠にかかった人達が、自分で自分をコントロールできなくなっているように見えたはずです。

例えば、自分の名前を言えなくなったり、突然立ち上がれなくなったりして。

でも、あの人たちは自分からすすんで舞台に上がった人たちですよね。そのほとんどが自分から進んで催眠を楽しみたいと思った人たちです。

実を言うと、タレントや芸人は番組の企画を事前に知っていて、自ら催眠にかかる事を望んでいる人達です。

あの人たちは本人のモラルに反しない分だけ催眠にかかってもいいかなと考えています。ですから「あなたは今から名前を忘れてしまいます」とか「アヒルになって走り回ります」とか言われると、そんな気になって、暗示にかかってしまいます。

もちろん暗示にかからない人も居ます。その違いは何かと言えば、性格と仕事の立場です。

でも誤解しないで下さい。全くの演技としてやらせをしている訳でもありません。ただ、自分のモラルに反しない範囲で暗示を受け入れているのです。

それが証拠に、その催眠にかかった人たちでも、「今から隣の人を殺してください」とか「帰りに銀行強盗をして下さい」と言われるとどうなると思いますか?

全ての被験者は、そんなモラルに反した指示は全く受け入れません。そんな事を言われた瞬間に本人の判断が働いて、指示に従わないか、あるいは催眠からさめてしまいます。

つまり本人にとって受け入れたくない指示については、いくら深いトランス状態にあっても、いつでも拒否することができるのです

催眠にかけられた人が完全に自分のコントロールを失うことは、絶対にありません。カリスマ的な催眠術師が居てその超能力で人を意のままに操れると思っていましたか?

残念ながら、それは全てショーの世界の話です。催眠であなたが「何かをやりたい」と思わせることは出来ないのです。

しかしヒプノ・セラピーはあなたが「心から達成したい」と思ったことに手を貸してくれます。潜在意識にアクセスして自分でも気づいていなかった能力を発見する事が出来るかもしれません。

その他、ヒプノ・セラピーに対する疑問

これら以外にもヒプノ・セラピーに対するさまざまな疑問をよく耳にします。その全てについて弁解をするつもりはありませんが、よく聞かれる事について二、三、お答えしましょう。

●一つは「催眠にかかると、他人に知られたくない秘密まで、知らないうちに話してしまうのではないか?」と言った疑問です。

ヒプノ・セラピストとクライアント関係で本当に力を持っているのはクライアントの意識の方です。催眠、つまりトランス状態に入ったクライアントは目覚めているときより、ずっと覚醒していて、選択権は常にクライアントの方にあります。

だから本人の知らないうちに秘密を話してしまう事は絶対にありません。

●二つ目は「自意識を失うトランス状態が怖い」といった意見です。

これは「トランス=気絶している状態」だと思われているから起こる誤解です。意識がなくなって何をされたのか分からなくなってしまう。と疑念を持つ方は意外と多のですが。

実は、催眠状態でも、きちんと意識はあります。どんなに深いトランス状態でも、周りの状況はちゃんと分かっていて、セラピストとクライアントが会話をすることも出来ます。

三つ目は「一度催眠にかかると、ずっと目覚めないのではないか」といった不安です。

これもあり得ません。これは「催眠と睡眠が同じように思われているからです」手術などの麻酔で、投与量を間違え眠りから目覚めなくなったとか・・・。

そんなイメージを抱いている方も多いのですが、先ほども言いましたが催眠状態の中でも意識はあります。まれに催眠のリラックス状態があまりに気持ちよくて、普通の意識状態に帰りたくないと思って、すぐに覚醒状態にならない方はいらっしゃいますが・・・。

また、催眠から睡眠に入ってしまって、眠ってしまう方もいらっしゃいます。そんな時は、クライアントが目覚めるまで、そのままにしておきます。

今回のまとめ

さて今回は、ヒプノ・セラピーについて、よく聞く誤解を解くためにお話をしてきました。しかしセラピーを受けた方でないと、なかなか理解は出来ないと思います。

しかし一つだけヒプノに対して言えば「本人が望む暗示を受け入れ易くしてくれるセラピー」だと言えるでしょう。

ガーディアン・エンジェル・セラピー早く行ってとの声が聞こえてきそうですが、ヒプノを応用していますので、もう少しヒプノ・セラピー話にお付き合い下さい。

これからも浪漫紀行は、身近で見つけた奇跡や、みなさんに役立つ記事を中心に書いて行きたいと思います。みなさんの幸運な人生のお手伝いが出来ることに幸せを感じながら。RYUSHO

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