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アイデア発想法の『フレームワーク』を学んでいたら『フォーカシング』という心理療法に出会った!

 







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こんにちは。Ryushoです。

このところ【占い師になる】シリーズがメインでしたので、今回は少し趣向を変えた内容をお届けしたいと思います。

今回のテーマはずばり『フォーカシング』です。

あまり一般的には知られていない言葉ですが、僕のようにヒプノセラピーを学んだものや、心理療法やカウンセラーなどには、よく知られている心理テクニックの一つで、いわゆる『マインド・セラピー(自己セラピー)』の一種です。

RyuSho
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しかしながら、何で急に今回、この『フォーカシング』を取り上げたかと言えば……。

以前にも一度お伝えた、僕のセカンド・ブログ『しょうちゃんのラノベ探訪』の中で、小説のアイデア出し、いわゆるアイデア発想法という『フレームワーク』を研究しておりまして、『アイデア大全』という本を読んでいて『フォーカシング』が載っていたのであります。

この本⬇ですね。

 

 創造物に関わる興味のある方は、一度読んでみると42個もの発想法が紹介されているので、面白いと思いますよ。今回は、そんな中から『マインド・セラピー(自己セラピー)』にとても有効なテクニックである『フォーカシング』を簡単に紹介したいと思いますので、気になった方は、ぜひチェックしてみて下さいね。

 

目次

アイデア発想法の『フレームワーク』を学んでいたら『フォーカシング』という心理療法に出会った!

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

 

では早速『フォーカシング』の簡単な説明をいたします。

フォーカシングFocusing)とは、臨床心理学者のユージン・ジェンドリンにより明らかにされた心理療法のイチ過程で、人間の体験過程と、その象徴化の過程、またそれらを体系化した技法のことである。ジェンドリンは、カウンセリングの成功要因を探る研究の中から、クライアントが自分の心の実感に触れられるかどうかが重要であることを見いだし、そこから心の実感に触れるための方法を、クライエントに教える必要があると考え、その理論として体験過程理論を構築し、具体的な技法としてフォーカシングを提唱した。『ウィキペディアより抜粋』

少しこのウィキペディアの説明も専門的なので分かりにくいと思います。

要約すると……。

自分で自分の心に話しかけ、感覚的に(あるいはビジョンで)問題解決の手がかりを得る心理療法のことです。

まあ、僕らヒプノセラピストが扱う自己催眠マインドセラピーと大変近いテクニックですが、より簡単で手軽にできるところが特徴ですね。

RyuSho
RyuSho
というわけで、早速『フォーカシング』の手順の説明をしたいと思います。

 

『フォーカシング』の手順

 

1.楽な姿勢で座り、目を閉じて、音に耳をすませる。

2.以下の順番で、だんだん自分の内側に意識を移していく。

  • ① 右足の先を感じる。
  • ② 左足の先を感じる。
  • ③ 右手の指先を感じる。
  • ④ 左手の指先を感じる。
  • ⑤ 頭を感じる。
  • ⑥ 両肩を感じる。
  • ⑦ お腹のあたりに意識を集中する。

3.体の中の「何か」に名前をつける。

  • ① 体の中の他と違った感覚に気づく。
  • ② その「何か」に名前をつける。か名前が浮かぶまで待つ(さん付けで)
  • ③ その「何か」に名前で呼びかけ挨拶をする(○○さん、こんにちは!)
  • ④ どうしても「何か」が感じられないなら、先に仮の名前(カラダさん)と付けて呼びかけてみる。
  • ⑤ ピッタリした名前かどうか感じてみる。ダメなら②へ戻る。

4.「何か」に質問する。

  • ① 課題がある場合は「○○さん、✕✕のことなんだけど、どんなもんだろうね?」と聞いてみる。
  • ② 課題がまだはっきりしない場合は「○○さん、何だかよくわからないけど、どうゆうことだろうね?」と聞いてみる。
  • ③ 感覚の変化が起こるのを待つ。変化したら、その感覚にしばらく付き合う(イメージが浮かぶ場合も多い)変化がないなら、他の言葉をかけ直す。
  • ④ 変化に名前をつける。あるいは変化から言葉が浮かんでくるのを待つ。付けた名前(言葉)が合っていれば『フェルト・シフト』と呼ばれるピッタリ感と解放感が得られる。
  • ⑤「ちょっと体に戻してみますね」と言葉をかけ、浮かんだ言葉やイメージを体に戻すよう感じて、さらに感覚の変化を待つ。3.へ戻って繰り返す。
  • ⑥ 緊張したり、上手くやろうと頑張りすぎると、わずかな感覚や、浮かんだ言葉、イメージを捉えるのが上手くいかない場合もある。その場合は「少し緊張しているみたいだね」「失敗しちゃいけないと思っているみたいだね」と優しい言葉を掛けてあげるとよい。

5.十分に言葉の投げかけや感覚の変化を味わったら「○○さん、そろそろ終わってもいいですか?」と問いかける。

  • もう少し続ける必要があれば、そう感じるので、3.4.に戻って繰り返す。
  • 終了していい感じなら「ありがとう、〇〇さん。また戻って来ますね」と挨拶する。
  • 最後の感覚を味わいながら、しばらくしてから目を開けて終了する。

 

先程紹介した『アイデア大全』の内容から、あまりズレないように気をつけつつ、分かりやすく段階的に手順を箇条書きにしてあります。

後、付け加えるとすると、『フォーカシング』のコツは「自分の体(カラダさん)と、いかに親しくなりコミュニケーションが取れるようになるか?」がポイントです。

さらに言うと、自分の体(カラダさん)とは、自分の潜在意識でもあるので、「今までありがとう!」という感謝の気持ちを持つと、あなたの悩みや、問題に対して、何かしらの答えやヒントなどを体感やビジョンなどで与えてくれるようになります。

 

今回のまとめ

 

今回は、僕がふとした事から出会った(思い出した?)『フォーカシング』についてお伝えいたしました。

 

この『アイデア大全』で紹介されている 『フォーカシング』には、もっと詳しく問題を(イメージで)提示して答えを得る方法も載っていますので、気になった方はチェックしてみて下さいね。

みなみ
みなみ
ふふふっ、私はもうポチリました。これで私の望みを何でも叶えてくれる『魔法の鏡』を手に入れたも同然ですのじゃ。
RyuSho
RyuSho
いや。君が、どうゆう心理状態か分かりませんが?(笑)自分のカラダさんが何でも答えてくれる訳ではありませんからね。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回、お会いいたしましょう!

 

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