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天使学入門「聖典の中の天使たち」~序文~聖典について

2017/11/13
 







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今回の浪漫紀行からは「ガーディアン・エンジェル・セラピー」の基礎知識として「天使学入門」が始まります。ここからは、みなさんと一緒に天使の世界を旅してみたいと思います。

目次

天使学入門「聖典の中の天使たち」~はじめに

天使」という存在は世界中の、神話や神智学、宗教の中で神のメッセージを伝える存在として語り継がれ、また聖書などの書物の中でも度々記されてきました。

一番有名なところでは「新約聖書」の中で聖母マリアに処女受胎を告げた大天使ガブリエルでしょう。天使とか聖書とか興味のない方でも、その名前を一度は聞かれた事があるはずです。

また、この物語を題材にした芸術作品も数多く存在しますが、中でも映画「ダ・ヴィンチ・コード」の影響もあって人気を博しているのが、若き日のレオナルド・ダ・ヴィンチが描いた代表作「受胎告知」です。

普段はイタリアのフィレンツェ・ウフィツィ美術館に所蔵されていますが、この「受胎告知」至宝中の至宝で、1930年代に2度外部に出た後、門外不出でなかなか目にする事が出来なかったそうですが、一度、はるばる海を越え日本にやって来たそうです。

絵を傷つけないために特殊なケースに梱包され、空輸で数時間の旅をしてきた「受胎告知」を待ちわびて、数十万人の人間が押し寄せたと聞きました。

みなさんは「聖書」を読まれた事はありますか?日本ではミッション・スクールにでも通わない限り、なかなか聖書を読む機会はないと思いますが、僕は家が真言宗で仏教徒にも関わらす、30歳になる年に教会で洗礼を受けました。洗礼と言っても3日間、教会に属する伝道師から、ありがたいお話を聞いただけで、その後、ミサとかにも出席していませんので、洗礼と受けたとか言うと、しかられてしまいそうですが、その時、頂いた聖書を今でも大切に保管しています。

それから、数年後に「パールバック」が書いた小説版の聖書に出会って、旧約・新約両聖書を読みました。大変面白かったのを今でも覚えています。

世界で最も読まれている「物語」それは、聖書に違いありません。みなさんはその聖書の中に、数多くの天使が語られているのをご存知でしょうか?そしてそれら天使たちは聖書の中で重要な役割を担っています。

その事を今から順に世界の聖典を見ながらたどっていきたいと思います。

天使学入門「日本と外国の宗教観の違い(予備知識)」

聖典の中の天使たち」の話をする前に、ここで予備知識として聖書聖典について少し説明を付け加えたいと思います。

現在の日本人にとって聖書とか聖典とか、あまりなじみが深いものではありません。それどころか宗教に対して関心が薄れてきたと言っていいでしょう。

こう書くと「えっ、そんな事ない。日本だって神道や仏教があるじゃないか」という意見が聞こえて来る気がしますが、神を信じる事についての思い入れの違いが大きいのです。

それは、我々のような多神教の日本人にはなかなか理解しにくい部分です。

 

少し話が反れますが現在、世界を動かしている宗教は「ユダヤ教、キリスト教、イスラム教」の三大宗教と言っていいでしょう。三大とは信者数の規模の事と誤解しないでください。

キリスト教とイスラム経は信者数で言えば、それぞれ、1位と2位ですが、ユダヤ教に関しては世界最小信者数と言われています。

三大宗教という表現を使ったのはメジャー度(影響力)のことだと考えてください。(注※一般的に世界三大宗教はキリスト教、イスラム教、仏教

 

この三大メジャー宗教は、皆さんもご存知の事と思いますが、はっきり言って仲が悪い事で有名です。そのせいで、有史以来、数々の宗教紛争を繰り返してきました。

現在の国際紛争でも、その火種はそれぞれの宗教対立が根底にあると言われています。では、その宗教対立はなぜ起こるのでしょうか?それは一言で言うと、それぞれの宗教が「一神教」だからです。

 

一神教」とは神を一つしか認めない事です。つまり自分が信じる神以外は神として認めない事。これが争いの元になっているのです。

 

日本では、神道は天照大神であり、八幡様があり、天神様を祭り、仏教ではお釈迦さまであり、観音様を参り、大日如来薬師如来、その上に数えきれないほどのを参ります。

日本は、この「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」が当たり前ですが、外国から見ると「多神教」と見られています。

日本人にとって神仏(かみほとけ)全てが神であって、ありがたいものですが、外国の、特にこの三大メジャー宗教の国の人にとっては理解できない事でしょう。

 

ここまで書いて何が言いたいかというと、外国の人にとって自国の信仰は日本人が考える以上に命がけで重要だという事。つまり聖書、聖典は信仰の根源、命の源なのです。

ちなみに、ユダヤ人にとって聖書・トーラー(※旧約聖書という言い方はユダヤ教徒以外の言い方)の神はエホバであって、神の言葉を聞いた預言者がモーセになります。(※モーセの十戒など)そして、ユダヤ人からすればイエスも預言者の一人であると考えるのです。

 

キリスト教徒では、新約聖書が経典でユダヤ教の旧約聖書の神を父としていますが、やはりイエスがゴルゴタの丘で処刑され3日目に復活してになったとしています。

イエス自身もユダヤ人でしたが、イエスの処刑の際、イエスの免罪を妨げたのがユダヤ人であったと聖書の中に記述があって、ユダヤ迫害(ホロコースト)の元凶なったと言われています。

 

イスラム教ではアッラーとし、その神託を得たのがムハンマドコーラン(聖典)を書き記したとされています。意外と知られていませんが、ユダヤ教とイスラム教は共通点があります。それはキリスト教の三位一体(トリニティー)の神に対する考えの否定です。あくまで、神はアッラー一つであるという考えです。(※三位一体(トリニティー)とは「神と子と聖霊の事」)

 

これらのように、それぞれの宗教には、それぞれの聖書・聖典があって、それぞれの神を信仰しているのです。これが「一神教」信仰のもっとも大切な部分となっているのです。

今回のまとめ

今回は「聖典の中の天使たち」を語る上で重要な聖典について書きました。少し内容が専門的でしたが、聖典の人類に及ぼす影響力が大きいというイメージだけでも覚えておいて下さいね。 😆

これからも浪漫紀行は、身近で見つけた奇跡や、みなさんに役立つ記事を中心に書いて行きたいと思います。みなさんの幸運な人生のお手伝いが出来ることに幸せを感じながら。RYUSHO

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