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この世は…過ぎ去り行くイメージ

 







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スピリチュアルな話しばかりしていた、少し前にも、似たようなことを書いたことあると思うけど…。カメラを始めてアートの側面から「僕たちの人生って何だろう?」…って考えさせられることがあって、写真を通してだけど…探し始めてみると、結局は同じなんだなって思った。

この世は、過ぎ去り行く時間の中で、目の前のイメージも同じように、映画のフイルムのごとく過ぎ去って行く。映画だと…巻き戻して見る事はできるけど、この世は前にしか進まない。今、この瞬間も…1分後には過去のイメージとなってしまって、決して戻ってはこない。そして…そんな過ぎ去ってしまったイメージは、忘却の彼方に忘れ去られてしまうけど、カメラは、そんな一瞬を ”写真” という形で残すことができる。

過去の偉大なアーティストたちも芸術という形で、この一瞬を残してきたと思うけど…何故、人は、過ぎ去りしイメージを残そうとするのだろうか?…それは僕たち人間が、今と言う、この貴重な一瞬をすぐに忘れてしまうから…。どんなに覚えていようとしても、イメージは過ぎ去ってしまい、1分後には、新たなイメージに書き換えられてしまうから…かもしれない。

文学も含めてだけど…アーティストたちは、この一瞬を、何らかの方法で表現しようとしている人たち…なんじゃないのかな。当たり前のように、過ぎ去って行くイメージ…でもこの貴重な一瞬が、それぞれの人生と言う素晴らしい物語を紡いでいることに…僕はカメラを通して再び気付くことが出来たんだ。

また…人生ってやつは、夢中になれること探しの連続だけど…もし自分という存在が、今、この一瞬に答えることが出来たなら…たぶん幸せを感じることが出来ると思うんだ。アートはその瞬間を他人と共有する行為でもあると思う…。みんなは、人生で幸せを感じたいですか?…感じたくない…って人も居ないと思うけど(笑)どれだけ強く感じたいか…って強弱はあると思う。

この強弱は…性欲に近いものがあると思っていて…「セクシャリティーやフェチなんかは、芸術の原動力になる」…って言ってた偉大な写真家は、細江英公さんだったかな…違っていたらごめん。…でもほとんどの芸術家が、似たような事を言っていたのは確かだし…過ぎ去りし一瞬のイメージを、どう感じられるようになるかは…この年になった僕にとっても、人生の大切なテーマだと思っています。

また今回も、僕のつたない戯言(ざれごと)に、付き合ってくれて…ありがとう。みんなにも、過ぎ去り行くイメージを感じられる方法を、何か見つけてもらえてら…嬉しいな。

― リュウショウ・オカモト ―

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