真正カバラの叡智を学ぶ|私は何者なのか?…を知るために必要な知識

Top Photo By: 灘 伏見さんによる写真ACからの写真(森の神社)
【真正カバラの叡智を学ぶ】にあたって、このブログでは読者と共に学ぶスタイルでお届けしております。
学びシリーズ8回目の今回の【真正カバラの叡智を学ぶ】テーマは…
…です。前回の補足ですが、とても重要な学びになりますので、ぜひ前回記事とあわせてご覧下さい。

『カバラ』を学ぶ上で、前回の内容は大切だったけど…今回もとても重要だよ!

尚、今回も『カバラ』の学びと研究は…
カバラの教育研究所『ブネイ・バルーフ』のサイト内容にそって学んで行きたいと思います。先に勉強したい方はご覧いただいても構いません。
上記サイトは日本語ですしYouTube動画もありますから『真正カバラ』について、深く学べると思いますが…まったくカバラを知らない人にとっては、少し理解しにくい部分もあると思います。

目次
私は何者なのか?…を知るために必要な知識
少し、前回の復習になります。
『私は何者なのか?』を解くために重要なポイントを学びましたが…覚えていますか?
はい、そうでしたね。…それは『原因と結果の法則』から…
この世界で『目的無く創造されるものはない!』
…ということでした。
ある意味、この事を理解することが『私は何者なのか?』を解く鍵になるとも学びましたが…
今回はさらに、つっこんで、これらの事を理解するため必要な『知識』について学んで行きたいと思います。これこそが『カバラの叡智』なのですが…

『この世界には2つの期日がある』
この世界で生きている私たちには、大きく分けて2つの期日が与えられています。
それは…『生と死』です。期日という観点から言えば『誕生日と死亡日』になります。そして…この2つの期日の間に起こる出来事を、私たちは『人生』と呼んでいます。
ただし、ここで理解しておかなくてなならない重要な事は…
人の一生…つまり『人生は、この世界での出来事!』
…という事です。
人生は私たちにとってかけがえのないものですが…逆に、もし人生の後に、単なる終焉や、永遠の闇、無の世界が待っているだけとしたなら…
この世の人生は…『意味が無くなってしまうのではないでしょうか!』
あなたはどう考えますか?…無駄なものは決して創造しない自然の法則は、私たちの人生について、どうなっているのか?…気になりますよね。
『カバラ』は、この純粋な問いに対して、一つの知識を与えてくれます。それは…
私たちが、まだ気づいていない法則や、まだ気づいていない世界が存在する可能性です。
自然の法則の探求において、『私たちは自分の行動が世界に、どんな影響を与え反応するのか?』…この研究の知識を与えてくれるのが『カバラの叡智』に他なりません。

『この世界に通用する5つの道具』
この世界を探求する、私たちの身体をビークル(vehicle:乗り物)と考えた時に、このビークルには5つの道具が備わっています。それは…
- 触覚
- 臭覚
- 味覚
- 聴覚
- 視覚
…の5つの道具、つまり『五感』です。この5つの道具で、私たちはこの世界を認知しているわけですが…これらの道具を使っても認識できないものは何も知覚することは出来ません。
ただし、一つ重要なポイントを言うと…
知覚できないもの = 存在しないものとは限らない!
…という事です。これも『カバラ』において、とても重要なことなので覚えておいて下さい。
私たちは、知らないものや知覚できないものを、存在しないものと考えますが…そうではありません。
『カバラ』は、この事を…
道具を持たない者は知ることができない。自分の感覚が欠落していることも知ることが出来ない。それは6番目の指がないことを、欠落と感じないことと同じだ!
…と説きます。そのために私たちは、普通の探求方法では、本当に隠された自然の法則を見つけることはできないのです。

『この世界の外に存在するもう一つの世界』
『カバラ』によると…
この世界の外側に精神の世界は存在するけれども、私たち道具(感覚)では知覚できないものなのだそうです。
さらに付け加えると…
私たちの世界(宇宙)は、精神世界の中央に位置する、ほんの小さな一部に過ぎず、地球はその中心にあるそうです。
この『カバラの叡智』を、あなたはどう感じますか?
知覚できないんだから、感じようが無いという話ですが(笑)…今はまだ荒唐無稽な話に聞こえますが、ただ情報の一つとして覚えておいて下さい。

まず魂のある、とても広大な精神の世界があって、その内側に、とても小さな自然の法則に囲まれた世界が存在して、その世界を探求するために、身体という五感を探知できるビークルで旅をするのが自分である。
そして…その探求の旅には期日が決められていて、それを『人生』と呼ぶ。
…なんて思っています。
ただ、この探索可能な自然の世界は、物理の法則や確率の法則を通して、私たちに影響を与え、特定の状況に、私たちを追い込み、行動を制限、決定しますが…
いつどこで誕生するのか?、どんな人間になるのか?、人生でどんな人にめぐり合い…そして私たちの行動が、人生にどういった結果をもたらすか?
…といったといった事柄に
私たちは影響を与えることはできないのです。
この最後の『カバラの教え』を聞いて、ショックを受けた人も、多いのではないでしょうか?
僕も最初は、この教えから衝撃を受けた一人です。ただ先ほども言いましたが、今の段階では、ただ情報の一つとだけ思っておいて下さい。

『カバラによって人が習得できる4つの知識』
ただし、これらの理解を助ける知識があります。
『カバラ』によると…
人が習得できる知識には4つの種類があり
…それを理解しなければならないそうです。以下に示しますが、今の段階では、まだ難しいので、目を通すだけにしておいて下さい。
- 創造:創造主はどのようにして世界を創造したか、精神界と物質界はどのように相互作用するのか、人類創造の目的は何なのかといった世界の創造と発展の研究。
- 機能:カバラでは「実践的なカバラ」として知られる人類の性質と精神世界との係わり合いの研究。
- 魂の転生:人がこの人生、そして次なる人生でどう行動するか、魂が肉体に身を落とす目的と、いかにして特定の肉体が特定の魂を持つようになるのかといった、魂の性質とその周期の研究。
- 規則:私たちの世界の探求 – 無生物、植物及び動物の性質と役割、これらが精神世界によってどのように支配されているのか、規則と自然、時間、そして空間を私たちがどう認識するのか、物体を目的の場所に移動する力の研究。
※カバラの教育研究所『ブネイ・バルーフ』より抜粋
難しく書かれていますが…

まとめ
今回は『私は何者なのか?…を知るために必要な知識』について学んで参りました。
もう一度復習すると…
- 『この世界には2つの期日がある』
- 『この世界に通用する5つの道具』
- 『この世界の外に存在するもう一つの世界』
- 『カバラによって人が習得できる4つの知識』
…の4つでしたね。



