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「自殺を考えているあなたへ」天使からの手紙~Letter,4

2017/12/30
 







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今回も「ガーディアン・エンジェル・セラピー」を通して得られた天使からのメッセージを紹介するコーナーの第四弾です。

テーマは「自殺を考えているあなたへ」向けた手紙です。

今回は重いテーマですが、僕の体験談を含めてお話したいと思います。自殺という文字がふと脳裏をよぎった人や、真剣に考えている方も、一度この天使からの手紙を読んで欲しいと思います。

目次

天使からの手紙

人間、長く生きていると、悪い事が重なってしまう時があります。「弱り目に祟り目」そんな時は、物事をどんどん悪い方へ考えてしまって、未来が見えず、自分で自分の未来を閉じてしまいそうなる時があります。

 

その年は僕にとって最悪の年でした。結婚をして初めて子供を授かった年でしたが、子供がおなかの中で上手く育たず結局、流産してしました。妻はショックでしばらく臥(ふ)せってしまい、家庭の中は暗い雰囲気になってしまいました。

そんな悲しみが癒える間もなく、今度は僕が通勤途中、車にはねられ、頭を強く打って顔と口の中を吸う針縫う怪我をして入院。

その傷が癒えてそろそろ退院が近づいたある日の事、急に原因不明の高熱が一週間続き、大きな病院へ転院し身体のリンパ腺が腫れる感染症と診断されました。

更に1ヶ月の入院。抗生剤の治療で何とか高熱が下がり、自宅療養になりましたが、相変わらず熱が上がったり下がったりの繰り返しで、二週間後には再入院の上、今度は一番腫れている扁桃腺の摘出施術を受ける事になりました。

 

手術のおかげで高熱は出なくなりましたが、喉の中を切ったので、声は出ず、水を飲むのにも痛みが走り、食事を取る事もほとんどできなくて、気力も体力も消えうせてしまいました。

この時から僕は、まだ続く熱と体力の回復と戦いながら、事故から約半年の月日の中で仕事を失い。最後には妻までも去っていってしまいました。

 

そんな全て失い一人になった時、僕は今もまだ続く微熱で頭がボーッとしながら、マンションのバルコニーから、ふと下を見下ろした時「このままここから飛び降りたら楽だろうな」と考えている自分がいました。

 

僕は高いところが苦手ですが、その時は不思議と怖くありません。何も考えずにバルコニーの手すりから身を乗りそうとしていましたが、簡単に越えられる高さではなくて、何か踏み台のようなものを足で探していると、バケツを見つけて、そのバケツをひっくり返し、踏み台にしました。

長くバケツの上に乗っていられませんが、弾みをつけるくらいは大丈夫です。そんなバカな事を思いながらバケツに乗っけている足に体重を乗せようとした瞬間、携帯のベルがなりました。

ハッと我に返った僕は急に怖くなってその場所にへたり込んでしまいました。

 

今考えてもあの時の僕は、明確に死にたいと思っていた訳ではありませんでした。しかし、何か身体の力がぬけて「どうなってもいいや」といった感じが自分を包み、気がつくとおかしな事をしようとしていました。

魔が差す」とはこの事かと思いますが、あの時、もし携帯が鳴らなかったらと思うとゾッとします。

 

Letter,4(天使からの手紙・4)自殺を考えているあなたに

僕の恥ずかしい過去の体験を書きましたが、世の中を見渡してみると、最近簡単に自殺を選ぶ方が増えてきたように思えます。

それぞれの人生にそれぞれの理由があると思いまが、僕のように「魔が差し」てしまう人や「」を選ぶの人、また「」について天使に尋ねてみることにしました。

※紫色で書かれた文章が天使からの手紙です。

 

逆にあなた方人間に問いがあります。「命は誰も物か?」という問いです。あなたはどう答えますか?現代の人間は「命」は自分のものだと思っているのではありませんか?あなたも「命」は自分の物だと考えているでしょう。だから、その「命」を自由に扱っていいと思っているのではないですか?

 

この地上の生き物の中で、自分で命を絶つ生き物は人間だけです。どんな動物や植物でも、まず、生きる事を選択します。どんなに厳しい環境にあっても、まず、生きる道を選ぶのです。生きるとは、厳しいことなのです】

【それこそ命がけで、毎日何とか生きながらえているのです。そんな動物達が、自ら命を絶つことはありません

 

【「命」とは生きる力のことです。生きようとする意志の事です。動物は毎日がサバイバルなのです。その日の生きる糧を得られなかったら、即「死」を意味します。命をつなぐ事こそが生きる事なのです

あなたは「命」をどう考えますか?自由に捨てたり、拾ったりするものだと思いますか?

 

僕の問いに対して天使からの手紙は質問形式で矢継ぎ早に届きました。そこで再び質問しました。

 

もちろん僕も「命」は尊いものだと分かっています。単なる物ではないし、簡単に命を絶ってはいけないと思います。自分の命もそうですが、他の人の命も大切です。

でも、あなたが言われたように「命」は生きる力のことですが、その力が尽きてしまう時があるのです。病気や経済的な理由、人間関係などで、八方ふさがりで疲れきってしまう時があるのです。そんな時に、ふと頭をよぎってしまうんです。…命を絶つ事を。

 

人間は様々な事情で生きる力を失うのですね。しかし命を絶つ前に、一つ考えてください。あなたが今いるその場所から、逃げてもいいのですよ。疲れきってしまうのは、頑張りすぎるからではないですか?】

【目に見えない鎖で、自分で自分の事を追い込んで、がんじがらめにし、八方ふさがりにしているのはあなた自身です

 

時には、その場所から逃げてもいいではないですか。人間だけが、その場所から逃げられないでいるのです。動物は危険が迫ると逃避行動をとります】

【自分より強い相手が現れたり、その場に居合わせたくなかったら一目散に逃げるのです。そして休めるのです。気を抜いて心を休めてください

 

そんなに生き急ぐ事はありません。時には何かを失ってもいいではないですか。その後のことは、私たち天使に任せてください】

【まだまだ、あなたの魂はその人生で経験しなければならない事があるのですよ。それは試練ばかりではありません。喜びや感動などを体験する事もあなたの人生なのです

 

でも、僕達現代社会に生きる人間にとって、実際に逃げる事は簡単ではありません。責任とか立場とかあって「死」よりも辛いと思えることもあるのです。いじめなども問題も簡単に逃げられない事が原因です。

 

それでも逃げてください。「逃げられない」とは、あなたの思い過ごしでしょう。逃げるとは「手放す事」です。まずそれは自分を責める事を手放す事です】

【あなた方は気づいていないかも知れませんが、他人からひどい扱いを受けた人は、自分で自分を責め続けているのです。自分を守れなかった事を・・・。自分など価値のない人間だと責め続けているのです】

【まず、その事を手放してください。その考えから逃げてください。自分の事を責めなくなった時「生きようとする力」が、あなたの中から湧き上がってくるでしょう

 

人間は失敗をする生き物なのです。失敗をしない人間など存在しません。その間違いに気づき、再び、立ち上がる事。その為には、失う事手放す事を恐れてはいけません】

【そうすれば、あなたも再びチャンスに恵まれます。私たち天使はそのチャンスと機会をあなたたち人間に送り続けているのですよ。もう一度そこから、やり直して下さい

 

僕はあの日から随分たって、天使からのメッセージを受け取りました。それで勇気付けられ、あれ以来、自殺を考えた事は一度もありません。そして人生に失敗しても、またやり直せるのだと信じ、前に進む事を恐れなくなりました。

みなさんにも気づいて欲しいと思います。「人生は何度でもやり直せるんだって事を・・・。

今回のまとめ

今回の「天使からの手紙」のテーマは自殺という重く苦しい内容でした。特にまだ人生にチャンスがあるのに自殺という方法を簡単に選んでしまう人に向けた内容となっています。

この手紙がみなさんにとって何かのヒントになれば嬉しいです。 😆

これからも浪漫紀行は、身近で見つけた奇跡や、みなさんに役立つ記事を中心に書いて行きたいと思います。みなさんの幸運な人生のお手伝いが出来ることに幸せを感じながら。RYUSHO

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