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人生の決断を下すのに役立つ「マインドフルネス」を検証してみる

2018/06/03
 







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みなさんにとって、より良き人生の選択をする場合に、何か秘訣はありますか?人生には何度か選択の時が訪れます。学校や就職、結婚など、その時、何を基準に決断を下しましたか?

友人や先輩、親に意見を求めた、という人も多いでしょう。しかし、最後の決断はあなた自身が行ったはずです。

こんにちは。RYUSHOです。今回の浪漫紀行は、最近なにかと海外の雑誌などで、よく耳にする「マインドフルネス」を取り上げたいと思います。

また、その検証記事の中で、Julieta Galante博士(ケンブリッジ大学精神医学部の研究アソシエイト)が書いた「難しい決断を下す最も効果的な方法」として、この「マインドフルネス」を挙げていますので、そちらも合わせて紹介したいと思います。

目次

マインドフルネスとは

ウィキペディアによると ⇒ 原文はこちら。

今現在において起こっている内面的な経験および外的な経験に注意を向ける心理的な過程で、瞑想およびその他の訓練を通じて開発することができる

マインドフルネスの語義として「今この瞬間の自分の体験に注意を向けて、現実をあるがままに受け入れること」であるとか、特別な形で、意図的に、評価や判断とは無縁に、注意を払うことであるといった説明がなされることもある。

マインドフルネス(mindfulness)という用語は、パーリ語のサティ(sati)の翻訳であり、サティはいくつかの仏教の伝統における重要な要素で、特定の物事を心に(常に)留めておくことである。日本語では念(ねん)や、気づきとも言う。

近年の西洋におけるマインドフルネスの流行は、ジョン・カバット・ジン氏によって起こされてきたと考えられています。※原文を幾分、分かりやすく編集しています。

マインドフルネスの実践方法

●マインドフルネスのやり方は、我々日本人がよく知る座禅や瞑想とまったく一緒で、特にその作法については、このブログの自宅でも簡単にできる仏教瞑想を応用した「手放しメソッド」瞑想法を読んでいただければ実践できます。

ただし、アメリカなどで流行しているマインドフルネスの特徴を一つ挙げるとしたら、瞑想より気楽に行うことで、会社の昼休みに、自分のデスクで5分ほど簡単に行うことも推奨しています。※効果の程は分かりません。

また、心の置き方も座禅や瞑想と同じで「今この瞬間の自分の体験に注意を向ける」ことを意識します。

マインドフルネスの効果として

心理学者ジュリエッタ・ガランテ(Julieta Galante)博士が書いた「難しい決断を下す最も効果的な方法」の中でマインドフルネスという技法が最も効果的と言っています。

彼女の論文を要約すると、あるイギリスの学生が、やりたいことや勉強したいことを選ぶことは、人生の大きな決断の一つで、多くの学生が、色んな方法を試し悩んでいると指摘します。

その中で、法律を学んだ後に、哲学者となったルース・チャンが、この厳しい選択の研究に人生を捧げ、結果的に、困難な決断を下す際には代替手段がないため、どの選択がよかったのか検証できないと説明しています。

この説明は、さらに人生の選択は難しいものだと、頭を悩ます結果になりますが、心理学者ジュリエッタ・ガランテ博士がチャンの哲学を補う考えを示します。

それは、良いアイデアは、あなたが「正しい」答えと「間違った」答えの幻想から解放されている時、より重要な選択を、簡単に行うことができます。と説きます。

さらに彼女は「あなたがなりたい自分の人生の難しい選択は、この曖昧な空間にあります」と言います。

この曖昧な空間を作る方法こそ、マインドフルネスだと言うわけです。

マインドフルネスを活用して人生の決断を下す方法

以下に心理学者ジュリエッタ・ガランテ博士が書いた方法を検証します。人生の決断を下す過程を翻訳後、分かりやすく編集し箇条書きにしました。

あなたは誰ですか?

●どの選択肢が正しいかを考えるには、まず自分が誰なのかを知る必要があります。それには慎重な自己観察が必要です。

●これまでに瞑想や心の鍛錬をしたことがある人は、雑念に囚われず自分の息を見るのがいかに難しいか知っていると思いますが、しかし、現在の今という瞬間に注意深く注意を払うことは、自己観察に役立ちます。

●最近の研究によるとマインドフルネス瞑想は、思考せずに状況に反応する傾向を減らし、自己同情を高め、不安と抑うつを軽減するのに効果的であることが示されています。

●マインドフルネスの練習は、「気づき」とそれに対する私たちの反応を促進します。また、私たちの心がさまよった後、自分自身を批判することなく、今現在の瞬間に注意を戻すように訓練します。

●反応性が低く、自尊心が高いほど、思考、感情、感覚の連鎖を直ちに、非難、抑圧、または変更することなく探求することが容易になります。

●そして、この簡単な自己探求は、現状に関するあなたの見解を発展させ、変えるための新しい洞察を得るかもしれません。

●自分自身をより良く知るようになると、あなたにとって最も価値のあるものや楽しむこと、そしてあなたが最も気になることを、簡単に見つけることができます。

●あなたは、過去、現在そして未来を統合して、これらの事柄に沿った新しい計画を思いついて、自分の意味のある物語を創り出すことができます。

●もし、あなたが関心をよせていることがキャリア上、不安定になる場合や、あなたの両親があなたに財政上の不安を警告したとしても、その直感を信じると感じたら、そのキャリアはあなたの最善の選択肢かもしれません。

●あなたは予測可能な職業生活を好むかもしれません。あるいは、あなたの本当の興味が、あなたのキャリア以外にあることを、自己認識することによって実現するかもしれません。

マインドフルネスのある生活

ジュリエッタ・ガランテ博士のマインドフルネスを実践した感想からの引用

私が瞑想を学んだとき、私は深い内面探検に着手し、私にとって何が重要かを知る助けとなり、私の夢を追いかける勇気を私に与えました。

しかし、マインドフルネスはあらゆる問題の答えになるとは考えません。それは容易ではなく、定期的な練習を必要とし、誰もがそれを好むわけでなく、また直接的な利益もありません。

また、内的自己を効果的に探検し、感情を管理し、人生への心構えを維持する方法は他にもあります。しかし、少なくとも、いくつかの点で、重要な意思決定を行う際には、心の瞑想は大きな味方になる可能性があります。

マインドフルネスは、まだ課題がありますが、あなたが心から選択した場合、あなたのキャリアを育成する素晴らしい経験になるでしょう。

人生の選択に欠かせないことは、あなたがこの道を選んだ理由を思い起こさせ、スポーツをチャレンジする気持ちで取り組むこと、誰かにやらされているのではないことです。

私たちは、人生で何をすべきかを選び、その道を試みることができて、さらにある程度のサポートを得ることができるという事は、残念ながら、まれな事です。

私たちがリスクを抱えても夢を追いかけることができなければ、誰が夢をかなえるのだろう?私の友人がかつて言った言葉「人生はあなたが十分に準備ができていないことをする芸術です」と。

今回のまとめ

いかがでしたか?今回はジュリエッタ・ガランテ博士の書かれたマインドフルネスについての記事について検証してみました。特に僕が博士の言葉の中で心に残った言葉は、博士の友人が言った「人生はあなたが十分に準備ができていないことをする芸術です」という言葉です。

この言葉を読んでブログに紹介したいと思った程です。博士は人生の決断を下す難しさと、マインドフルネスを活用する方法、そして、その心構えも教えてくれました。

※一部、翻訳が原文と違う部分もありますが、僕なりに編集しました。ご了承ください。

これからも浪漫紀行は、身近で見つけた奇跡や、みなさんに役立つ記事を中心に書いて行きたいと思います。みなさんの幸運な人生のお手伝いが出来ることに幸せを感じながら。RYUSHO

 

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