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塗り絵は子供だけのものではない。大人の若返りに役立つその効果とは

2021/06/04
 







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デスクの上に広げられたパレット。水彩絵の具が順序よく並べられている。少し高価な水彩画用紙に鉛筆で下書きされた、どこかの風景画。男は筒状のビンに無造作に入れられた筆を一本選び、水入れで筆を濡らした後、パレットで絵の具を混ぜて色を決める。

男はただ、一点を見つめ色を塗り始めた。画用紙に広がる曼荼羅の向こう側に、ゆっくりと色が広がっていった。

こんにちは。RYUSHOです。冒頭、お遊びで小説風に書いてみましたが、水彩画は僕の趣味の一つで、日常のワンシーンでした。 😆 今回の浪漫紀行のテーマは「塗り絵」です。厳密に言えば着色なのですが、これが脳のアンチエイジング(若返り)に効果があるという話です。

目次

人気上昇中の「大人の塗り絵」

ここ2,3年、書店の芸術(アート)コーナーに行きますと、よく目にする書籍が「大人の塗り絵」です。シリーズ化されていて、簡単な花の塗り絵から、動物やキャラクター、モザイク模様に風景画まであります。

特に僕のお気に入りは、おとぎ話など、塗り絵で絵本の世界観が体験できるものです。画材は水彩画と違って色鉛筆やクレヨンなどで簡単に着色できる点も人気の秘密です。

水彩画も塗り絵の仲間

塗り絵も楽しいと思いますが、着色に少しなれてきたら、水彩画や色鉛筆画などもオススメします。ただし塗り絵と違って、少し学ばないといけない事があります。

それは、下書きというデッサンと、調色という、色を作ることです。水彩画で下書きもなく、いきなり着色する技法もありますが、水墨画のような、ある程度のデッサン構成力の技量が必要になりますので、初心者にはオススメできません。※僕もあまり得意ではありません。

しかし、少しのデッサンと色つくりを覚えると、どんなモチーフでもオリジナルの絵にすることが出来るので、楽しいと思います。

着色がストレス軽減になる

心理学者で脳神経学者でもあるオーストラリアのスタン・ロッドスキー博士がリラクゼーションの技術と、その効果を研究していた際に、世に一般的な瞑想やヨガの導入が難しいクライアント向けに、着色が効果的であることを発見しました。

博士の研究によれば、色鮮やかな発色が、脳神経に科学的反応をもたらし、脳幹部のストレス管理機能が向上した研究結果を得たそうです。

特定のパターンがストレス軽減に役立つ

脳は特定のパターンや形を好む傾向があります。同じ形の繰り返し、ディテールが組み込まれた形(小さな形)が、ストレス解消に最も効果的だそうです。

とくに曼荼羅やモザイクなどの色づけは、ストレスレベルを下げるのに有効で、少し複雑さを伴い、左右対称形の曼荼羅は、瞑想に近い脳の状態をもたらしたそうです。

不安症の軽減にも役立つ

不安症の軽減に役立つ様々なタイプの芸術活動の有効性を検証した結果、やはり曼荼羅の着色が、被験者の不安レベルを最も低下させる結果となりました。

スイスの精神科医で心理学者のカール・ユングも、何年もの間、曼荼羅を描いていたそうです。彼は曼荼羅が自分のシンボルと考えていて、さらに彼の患者の治療用ツールの一つとして用いていたそうです。

アンチエイジングにも効果的

脳の活性化は若返り(アンチエイジング)にも効果的です。着色はストレス軽減やイライラ解消だけでなく、気持ちが子供の状態に戻ることも指摘されています。

また、疲れを癒し、嫌なことを忘れられることで、脳のメモリがリセットされ活性化します。パソコンのメモリがクリアされれば動きが良くなるのと同じです。

着色の方法

塗り絵の道具 ⇒ 道具は大切です。長続きのためにも、いい道具を用意しましょう。100円ショップではダメです。これも心理学の一つで、安物買いの銭失いにならないように。

色鉛筆は色んなメーカーがありますが、高価な海外のでなくても日本のメーカー(三菱かトンボ)で十分です。水彩画絵の具は色を作れるので18色で足りますが、色鉛筆の場合は最低でも24色、36色もあれば十分です。

パステル選びも楽しいと思いますので、お金に余裕があれば、色々試してみてもいいと思います。

塗り絵ブック ⇒ 市販の塗り絵本は色んなタイプのものが出ています。オススメは脳の若返りを目的とするならば、パターン化されたもの(モザイクや曼荼羅)がオススメです。

しかし、同じ絵柄ばかりだと飽きてきますので、おとび話や絵本の塗り絵もオススメです。塗り絵の目は最初は細かすぎない方がいいと思いますが、あまりに大きすぎても達成感がありませんので、経験にあわせ、少しチャレンジする程度のものを選ぶといいと思います。

違う画材にもチャレンジ ⇒ 色鉛筆に慣れてきたら、他の画材に変えても面白いと思います。同じ塗り絵ブックでも、まったく違った雰囲気に仕上がります。

色鉛筆の他に、パステル、クレパス、マーカー、カラーペン、水彩絵の具などあります。僕は若い頃はマーカーとパステル、不透明水彩(ガッシュ)でイラストを描いていました。画材を混ぜても面白いです。

上手くできたら、自分を褒めてあげる

僕は自分で描いた水彩画をInstagramやFacebookに載せています。人間は頑張ったら、誰かに褒めてもらいたいものです。同じ趣味の仲間が出来たり、モチベーションにもつながるので、いいと思います。

ただし、中には心無いコメントを書く人も稀にいるので、いいコメントだけ見るようにしてください。また心理治療目的の人は、SNS投稿はあまりオススメできませんが、出来上がった作品を部屋に飾り、自分で自分を褒めてあげて下さい。

人間は褒められると、思いもよらなかった才能に目覚めます。

 

今回のまとめ

いかがでしたか?今回は着色が脳の活性化(若返り)に役立つ話をしました。研究結果では水彩画よりも、同じパターンの絵柄を塗り絵するほうが効果的であると言われていますが、僕は水彩画や他のアートも効果があると思っています。

人生はアートだ!と言った偉人は多いですが(ジョン・レノンなど)僕もアートを人生の中心に据えて生きたいと思っています。みなさんも創造は楽しいので、ぜひ塗り絵からでもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

これからも浪漫紀行は、身近で見つけた奇跡や、みなさんに役立つ記事を中心に書いて行きたいと思います。みなさんの幸運な人生のお手伝いが出来ることに幸せを感じながら。RYUSHO

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