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明晰夢を見るテクニックってあるの?…あるよ!…というお話

2018/06/09
 







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明晰夢が見たい! でも…本当に見れるの? 危険じゃないの? …という声にお答えして(実際に問い合わせがあった訳ではありません。いつもの天のお声です…笑)

今回は明晰夢を安全に見るためのテクニックについて書きたいと思います。明晰夢って何?という方は…

明晰夢は諸刃の剣?「睡眠障害か、それとも潜在能力アップか」…をご覧下さい。

今回の記事は少し長くなると思いますが、早い方で10分くらいで読めると思います。

目次

明晰夢を見るテクニック

明晰夢テクニックの前に…

「明晰夢を安全に見るテクニック」と申しましても、これは医学的に検証されたものではなく、僕が実験的に行った方法をお伝えするだけですので、特に慢性的な睡眠障害をお持ちの方や、不安症、その他、心的疾患、体調がすぐれない方は、自己責任において判断され、利用されることをお願いします

いつもと違って、いきなり堅苦しい文面で入りましたが、最近、日本でもこういったリスクワードの必要性が言われるようになってきましたので、ご了承下さい。(まだ堅いな)

…とは言っても、そんな医学的に大それた技術を書くつもりはありませんので、ご安心を…(笑)

実は僕は15年ほど前になりますがヒプノセラピーというアメリカのライセンスを取りました。当時は今ほど、催眠療法が世間で認知されていませんでしたから、催眠術(ショー)とよく勘違いされていましたが…

実は、ヒプノセラピーは明晰夢と非常に関係の深い技術でして、一口に言えば…

ヒプノセラピーは案内役付きの明晰夢を見るツアーガイド…のようなものです。

そしてガイド役であるセラピストはクライアント(体験者)を睡眠ではなく、半覚醒状態であるトランス状態に誘導します。トランス状態と言えば、何だか怖いイメージを抱きますが、早朝、目が覚めたけど…まだ眠い。身体はまだ動きが鈍いよ…という感覚に一番近い状態です。

この時が、まさに明晰夢を見る(意図して)チャンスなのですが…

そこで僕は、自分ひとりで明晰夢を見るために、早朝にある事をしていました。そんなお話を、これからしたいと思います。(また、もったいを付けて…笑)

 

明晰夢を見るタイミング

明晰夢を見るにはタイミングが重要です。僕が試した中で一番、明晰夢に入りやすいタイミングは、早朝布団の中でした。夜の寝入り端(ばな)もいいのですが、そのまま睡眠に入ってしまい、朝起きた時に、明晰夢を覚えていられません。

ですからおススメは早朝で、いつも起きる時間より1時間早く目覚ましをセットして、明晰夢に入る準備をされるといいでしょう。

 

夢と現実の間にとどまるには

ヒプノセラピーと違って、自分ひとりで行う明晰夢の一番難しいところは、夢と現実のハザマにとどまる事です。ほとんどの方が、最初は、明晰夢を見ようとしても、そのまま夢の中に入り込んでしまうでしょう。

そこで僕がおススメする方法は、寝ている体勢から、起き上がらずに、すぐ手の届く範囲に「明晰夢ノート」を置いておき、明晰夢を記録することです。

こうする事で、ある程度意識が保てますので、自意識を持ったまま、半覚醒状態の明晰夢へと入りやすくなります。「明晰夢ノート」は、夢の中で見た光景を、すぐに記録するだけですので、スタイルは日記でも構いませんし、殴り書きのメモでも構いません。

 

夢の中で自分を探す

さて、ここからが少し、ヒプノセラピーのテクニックが必要ですが、慣れれば、それほど難しくはありません。単なる夢から明晰夢に戻った(入った)ら、まずあなたがすべき事は…

夢の中で自分の姿を見ることです。

最初、慣れるまで夢をコントロールすることは出来ないかも知れませんが、何度もチャレンジすると簡単に行えるようになります。

今、夢の中で見ている光景は全て、あなたの心の目で見ている世界です。ですから、あなたの目の前に鏡を見つけることが簡単にできると思いますが、それが難しい方には、もっと簡単な方法があります。それは…

まず、自分の両手、両足を見て下さい。そしてその手を(足を)よく観察することです。

ヒプノセラピーでもトランス状態に入ったら、まずこれを行います。そして、よく自分を観察していると、いつのも自分と違うことを発見する場合が多いと思います。

 

例えば、いつもより手足が小さい(子供の手足)ことや、今はもう忘れてしまった子供の頃、お気に入りだった靴をはいていたり。これはあなたの中の※インナーチャイルドが、意識の上に出てきたからです。(※子供の姿をした自意識)

また、人によっては、性別や人種の違う子供に変わってしまったりする方もいらっしゃいます。でも、これを恐れないで下さい。これは、あなたの潜在意識の中に残っている、前世の記憶だと思われるからです。(※夢の中でどんな身体を得られるかは分かりません

 

さて、ここまで来ましたら、次に明晰夢の中で、あなたが行う事は、その新しい身体を動かすことです。

両腕を大きく、ぐるぐると回してみてください。回せたら、今度は腰や頭を回転させてみてください。

こうすることで、あなたの脳は、今見ている(心の目で)世界が現実の世界と思うようになり、夢の世界をコントロールできるようになるのです。これで初めて、明晰夢に入ったと言えます。

 

明晰夢の世界に関与する

次に、明晰夢の世界で身体を得たあなたは、積極的にその世界に関与してみてください。一番簡単な方法は…

明晰夢の世界のもの触れてみることです。

熱さ、冷たさ、硬さ、柔らかさなど、その世界を感覚で知ることが目的です。慣れてくれば、他の感覚器官を使って、触れることもできます。例えば、匂いをかぐとか、何か食べてみるとか…

こうすることで、さらに明晰夢の世界に関与し、さらにはその夢の世界をコントロールできるようになる準備が整うのです。

 

夢の世界に命令する

もし最初から、セラピストなしで、この段階まで来られたなら、あなたは凄い才能の持ち主かもしれません(笑)ほとんどの方は、ここに来るまでに、自然と目が覚めてしまうでしょう。何故なら…

明晰夢の世界に長くとどまることが難しいからです。

もし、ここに来るまでに明晰夢から覚めそうになったら、最初のテクニック「両手を見る」を試してみて下さい。そうすると何とか、この世界にとどまっていられると思います。

 

とどまれたなら、いよいよ明晰夢に来た目的をはたして下さい。その目的は人によって違うと思います。夢を叶えるため(成功した自分の世界を体験する)や、自分のトラウマから解放される(大人の目で自分の子供の頃を追体験する)あるいはただ単に、明晰夢の不思議な世界を体験する…など色々あると思います。

これらを行うために、あなたがすべき事は単純です。ただ明晰夢の世界にに命令するだけでいいのです。

命令後にどんな世界が展開されるか、楽しんで下さい。ただしトラウマの克服は、なるべく一人では行わず、セラピストと共にセッションを行うことをおススメします。(※自分で心が強いと思っている人でも、ガイドは必要です)

 

明晰夢から覚めないことはあるの?

先にも書きましたが、明晰夢にとどまることの方が難しいです。ヒプノセラピーでも「トランス(催眠)状態から抜けられなくなるのが怖い」という誤解や質問が多いですが、僕の経験上、トランスから抜けられない方は一人も居ませんでした。

ヒプノセラピー先進国であるアメリカでも、ヒプノの歴史上、半覚醒状態(トランス状態)から抜けられないといった件は、一例も報告されていません。それは何故かといえば、

人間は(動物も同じ)もともと、寝てから起きる能力、つまり覚醒能力誰しも備わっていて、毎朝、その能力を使って慣れているからです。

もし、明晰夢から目覚めないなら、それはただ単に睡眠不足だったからで、睡眠が足りたら(半日も放っておけば)自然と目が覚めます。

ただし、その日、午前中に他の予定があるとか、仕事のある方は、目覚ましをかけおくか、それでも不安なら、身内に起こしてもらう(肩をゆすると目覚める※ヒプノセラピーのテクニック)ことをおススメします。後は、休みの日に行うとかね(笑)

 

明晰夢から覚めたなら

明晰夢から覚めたら、すぐに「明晰夢ノート」に記録をつけてください。明晰夢は、たんなる夢と同じで、ある一定の時間が過ぎれば、忘れてしまいます。(※理由は分かりません)

明晰夢からの目覚めは、実際に両目を開けることで完結します。

布団の中で、目を開けてください、そしてすぐに「明晰夢ノート」を取ってメモを書くことをおススメします。こうすることで、明晰夢でみた夢が現実に影響を与え始めます。もちろんすぐに成功するとか、夢が叶うとかはありませんが、少しずつ、いい方向に向き始めてくるでしょう。

 

今回のまとめ

今回は少し、長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございます。明晰夢を見るテクニックで、一番大切なことは…

楽しみながら、諦めずに、冒険する感覚で行うことです。

間違っても悲壮感を持って行わないようにして下さいね。また途中で失敗(目覚めて)しても、ガッカリしないように! 少しでも、この状態に入れたなら、心理的健康に、いい効果をもたらすとされていますので、心のクリーニングが出来たと、喜んでください。

今日も、みなさんに幸せが訪れますように…Ryusho

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