真正カバラの叡智について|日ユ同祖論から学ぶ

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【真正カバラの叡智を学ぶ】にあたって、このブログでは読者と共に学ぶスタイルでお届けしたいと思います。
学びシリーズ2回目のテーマは『日ユ同祖論』です。知っている方も多いと思いますが、もう一度勉強して行きたいとおもいます。


…という訳で、今回も始めたいと思います。【真正カバラの叡智】に興味のある方は、いっしょに学んで行きましょう。
目次
日ユ同祖論…とは?
また今回も…まずウィキペディアで調べてみたいと思います。要約してお届けしますが、詳しく知りたい方はリンク先に飛んで勉強してみて下さいね。
日ユ同祖論(にちゆどうそろん)とは、日本人の祖先(大和民族)が2700年前にアッシリア人から追放されたイスラエルの失われた十支族(※部族とも言う)の一つであったとする説のこと。 ただし厳密に言うと、古代イスラエルの民であったユダヤ人の事ではなく、ユダヤ人と共通の祖先ヤコブを持つ兄弟民族であるとの説が有力である。 明治時代に滞在したスコットランド人が著した論を発端に、一部のユダヤ人によって提唱され現代の日本でも唱えられている。~ ウィキペディア(日ユ同祖論)調べ ~
古代イスラエルには12部族(支族)が存在した!?
旧約聖書には古代イスラエルには12の部族がいたと記されています。
古代イスラエルの12部族とは、ルベン族、シメオン族、レビ族、ユダ族、ダン族、ナフタリ族、ガド族、アシェル族、イッサカル族、ゼブルン族、ヨセフ族(マナセ族、エフライム族)ベニヤミン族を指す。
彼らは紀元前1021年頃にイスラエル王国を建国しますが、紀元前922年頃に北のイスラエル王国と南のユダ王国に分裂し、その200年後にイスラエル王国が滅亡、やがて南にあったユダ王国も滅亡してしまいます。
それ以来、12部族あった古代イスラエルの民のうち10部族の行方がわからなくなってしまいます。これを古代イスラエルの失われた10支族…と呼びます。
古代イスラエルの失われた10支族(部族)
古代イスラエルの失われた10支族とは、※ユダヤ民族を除いた、ルベン族、シメオン族、ダン族、ナフタリ族、ガド族、アシェル族、イッサカル族、ゼブルン族、ヨセフ族(マナセ族、エフライム族)を指す。
※注)一般によく認識されているユダヤ民族の祖は、ユダ族とベニヤミン族にレビ族を加えた3部族のことであり、失われた10支族から省かれる。
様々ある、日ユ同祖論の説
失われた10支族のうち、エフライム族、ガド族、またはイッサカル族の数人が日本に移住し、ヨセフ族(マナセ族、エフライム族)はエチオピアに移住したという説があります。

現代の調査によって…1994年にミャンマーで暮らす民が、失われた10支族のひとつである「マナセ族」だと判明しイスラエルへ帰還しました。日本も※アミシャブの調査対象国になっています。※失われた10支族に関する調査機関
この他にも日ユ同祖論は、様々な説があります。
- 世界に散らばったイスラエルの失われた10支族の1支族(第9族エフライム族、第5族ガド族、または第7族イッサカル族)の数人が日本に移住したという説。
- 英ユ同祖論における、世界に散らばったイスラエルの失われた10支族の1支族であるという説。
- イスラエルの失われた10支族は、日本に渡来したという説。
- イスラエルの12部族全部が、日本に来たという説。
- 古代日本人は、ユダヤ人の先祖であるという説。古代イスラエル12支族=ユダヤ民族(ユダ族、ベニヤミン族、レビ族の3族)との勘違いから派生した説。
- 天皇家、物部氏ヨセフ族、出雲神族(クナド大神族)レビ族、出雲族(龍蛇族)ダン族とナフタリ族はイスラエル支族であると言う説。
- 天皇家が分家の武内宿祢の蘇我本家から養子を迎えた所、天皇家へ養子に行った蘇我本家の王は富家レビ族からの養子だったので天皇家が祭司王も兼ねる様になり王権と祭司権の両方を担ったと言う説。
※ ウィキペディア(日ユ同祖論)~より抜粋
…とまぁ日ユ同祖論を調べると様々な説が出てきますが、今回学んできた日ユ同祖論の中で、現時点で一番有力だと思うのは…
1番目のエフライム族、ガド族、イッサカル族の数人が日本に移住したという説です。
ただ現在の遺伝学のゲノム調査から、現代日本人と現代ユダヤ民族の遺伝的組成は大きく異なっている事実もあり、科学的な観点から見ると『日ユ同祖論』はかなり苦しいと思われます。
今回のまとめ


そのヒントになりそうなのが…
秦氏の正体と失われた10支族(部族)の関係
…です。そしてこの議論の中心になるのが…
日ユ「文化」同祖論
…です。これは次回の学びのテーマとしてお伝えしたいと思います。

