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死後の世界を科学する。第五弾「あの世の構造を知る」スウェデンボルグの霊界手記とは

 







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こんにちは。RYUSHOです。浪漫紀行は、運命の秘法の一つのテーマとして「死後の世界」を取り上げています。今回は科学を少し外れて、あの世の構造を考える手がかりとして、霊界に行き来してその記録を手記として残した偉人、エマニュエル・スウェーデンボルグについて話したいと思います。

最先端科学からすると、これからの話はオカルトで非科学的ですが、あの世を考え量子力学との関連性を知るためには重要な話です。

目次

エマニュエル・スウェーデンボルグとは

とは言っても、あの世が実在するかどうかは、誰も分からないと思います。僕も臨死体験と思われる不思議な経験をしましたが、あれが霊界だと断言する自信はありません。※僕の臨死体験を知りたい人は ⇒ こちらをご覧下さい。

臨死体験を科学的に調べる学者もいるそうですが、多くの臨死体験者を調査した結果、不思議な共通点は確認できたものの、その体験が本当に霊界体験なのか、脳が苦痛を和らげるため作り出した幻覚なのか決定的な証拠や検証は出来ていませんでした。

ところが、驚くことに、この世の身体を持ったまま「死後の世界」を何度も行き来した人物がいました。それが、18世紀最大の偉人の一人と言われるエマニュエル・スェーデンボルグです。

僕も初めて彼の話を聞いたときは、世に多くいる、天才的詐欺師か新興宗教の教祖的存在か、眉ツバ物と思っていましたが、彼の残した多くの手記、特に霊界手記を読み考えが変わりました。そこには現代の科学者も驚嘆する内容が書かれていたのです。

エマニュエル・スェーデンボルグ(Emanuel Swedenborg,1688年~1772年)はスウェーデン王国出身の科学者・神学者で特に神秘思想家でもありました。生きながら霊界を見て来たと言う霊的体験に基づく大量の著述で知られ、その多くが大英博物館に保管されています。

彼の数々の偉人伝説の中で特に有名なことは、自分の死期を予言していたことです。予言死は、それを予告した手紙を生前、教会の牧師であるジョン・ウェスレーに送っていた事で証明されています。

特筆すべき事は彼が、単なる神秘思想家であっただけではなく、科学、数学、心理学、哲学、天文学などに精通した科学者であったと言うことです。それは彼が残した多くの書物で確認できますが、僕が驚いたのは、彼の宇宙論で、特に銀河系の存在や星雲など、現代天文学のレベルに匹敵する知識を有していたことです。

また当時は未発見であった遺伝子(DNA)のモデルにも言及しており、彼の残した多くの書物は現代科学者から改めて見直され始めていると言われています。

しかい何故、当時の科学レベルで高度な宇宙論や遺伝子学を説くことが出来たのか?それは彼の残した手記の中に書かれていました。それが「霊界手記」です。

霊界手記

エマニュエル・スェーデンボルグと言えば「霊界手記」というくらい、彼の書物の中で有名で、とくに「死後の世界」を記録した著書として世界中の人に知られていますが、その内容量は膨大で、実に何万ページにもわたり、なおかつ、その内容もスウェーデン人が読んでも理解しにくい難解なものと言われています。

ただ、僕が考えるに、先の天文学や遺伝子学と同じように、その内容が難解なのは読む側のレベルが彼に追いついていないからだと思います。実際、遺伝情報(DNA)の記述などは現代になって、やっと理解されてきた事からも、もしかすると霊界も量子力学が紐解いてくれるかもしれません。

そんな「霊界手記スェーデンボルグが、冒頭に記述した言葉に、何故彼が、そんな多くの知識を知りえたのかについての答えがあるように思います。

●「私は過去20年間にわたり、この世に肉体を残したまま霊となって、人間の死後の世界である霊の世界に出入りしてきた。そこで多くの霊たちと交わり、数多くのことを見聞きしてきた。これから私が記することは、私自身が人間の死後の世界である霊の世界を身を持って見聞きし、体験したことのすべてである」※文章が多少重複していますが、翻訳をそのまま記しました。

つまりスェーデンボルグの知識の多くは霊によって知り得たものだと言うことです。また彼の手記にはこうも書かれていました。

●「人類に稀有な私の体験は、おそらく多くの人々は信じようとしないだろう。だが、そのようなことを私は深くは問わない。人々が私の手記を読めば、そこに書かれている全てが真実と認めざるを得なくなるという絶対の確信を持っているからだ。人々は霊が永遠の存在で、この世とは別の霊界という世界の存在を知るにいたるであろう」

確かに僕は霊界手記を読んで、スウェーデンボルグのこの自信が単なるホラではなく、真に霊界を見てきた本物の言葉と感じました。

最後に

今回はスェーデンボルグと「霊界手記」について紹介いたしました。その内容は、簡単に箇条書きしても一冊の本になってしまう程膨大で難解です。

しかし、最近は日本語で書かれた詳細解説本や関連書も出版されていますので、それを勉強していきたいと思います。僕も今まで関連書物として5、6冊くらい読みましたが、驚くべき内容です。

またこのブログでも取り上げて行きたいと思います。これからも、みなさんと色々学び、なさんの幸運な人生のお手伝いが出来ることに幸せを感じながら。RYUSHO

 

 

 

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