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タロットの大アルカナと小アルカナ・カードの違いを解く~タロットを学んでみよう~Vol.4

 







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今回の浪漫紀行も前回から引き続き「タロットを学んでみよう」の第四弾です。今回の主題は「タロット・カードの大アルカナと小アルカナ」についてのお話です。

なお、この「~タロットを学んでみよう~シリーズ」は数年前に僕がNHK文化講座で教えていたタロット教室の内容を、余す所無くお教えしています。重要な学びの機会なので、興味のある方は是非押さえておいて下さい。

タロットの大アルカナと小アルカナとは?

大・小アルカナ・カードの違いを解く

一般的にタロットカードは大アルカナ22枚と小アルカナ56枚の合計78枚からなり、今では一組のデッキとして取り扱いますが、もともとタロットは大アルカナだけで構成されていたと言う説があります。

そして小アルカナは大アルカナを補足する意味で後から付け加えられたとも言われています。この説、あながち単なる説に終わらず充分に的を得ている事なのです。

大・小アルカナの違いについて、一言で言ってしまうと、大アルカナの中で語られていることは精神、つまり人間の心の成長を表しています。

それに対し、小アルカナのほうは日々の出来事を表しているのです。まず、そのことを理解してください。

おそらくタロットを考えた人達は最初、魂の成長を読み取る大アルカナを作ったのですが、それだけでは人間の全人生をタロットに投影させるのは難しいと考え、日々の出来事を表す小アルカナを作ったのでしょう。

人間は日々のさまざまな出来事を通して魂を成長させていく。タロットは大小のアルカナでそれらを区別して表しています。

リーディング中(占いの中)での大小アルカナの読み方

一組のデッキ78枚全てのタロットを使った場合、大アルカナがリーディング中に出てきた時は、精神的や内面的、魂などの問題が関わっているということを理解してください。

人生は精神、心の状態によって決まっていると言ってもいいでしょう。同じ境遇にある二人が、片方はその人生を不幸と感じ、もう片方はその人生を幸福と感じるかも知れません。

他人から見れば、仕事があって金銭的に恵まれているにも関わらず、孤独で不幸な魂を持っている人もいれば、貧しくとも、愛する人に支えられ幸福な魂を持っている人もいます。つまり幸不運とは魂の状態の事なのです。

これが大アルカナの教義です。タロット・リーディングではそのことを理解する事がとても重要です。

大・小アルカナはどちらから学ぶ?

タロット・リィーディングが盛んなアメリカなどの教室では、小アルカナから学ぶ方がいいとされていますが、僕は大アルカナから覚えました。

これはどれくらい真剣にタロットを学ぶか?という事にも関わってきますが、自分の事を手っ取り早く占うなら、大アルカナだけでも十分リーディングできるのでオススメです。

大アルカナを覚え、ある程度占えるようになって、より深くタロットを学びたいと考えるなら、それから小アルカナを学んでも遅くはありません。

タロット・リーディングを行うにあたっての注意点

もしあなたが、本格的にリーディングを始めるのであれば、その前に知っておいてもらいたい事があります。

リーディングとは文字通り読むこと、つまりタロットカードの解釈をすることであり、そしてそれは占いをすることであります。その事を肝に銘じておいて下さい。

では「占う」とはいったい何なのでしょうか?占いは端的に言うと神からの啓示を受けることです。その事を直感とも霊感とも言います。

そして、その受け取った啓示は「予知」や「予言」になりますが、いい加減な気持ちでリーディングを行ってはいけません。そのために、タロット・リーディングには一つの形・手順、いわゆる一種の儀式のような方法が必要になってきます。

リーディングの手順については、また次回に詳しくお話したいと思います。

また、リーディングは先ほども言いましたが、神とのコンタクトですから、自己の瞑想や癒しに役立てたりも出来ます。タロットには、いわゆるセラピーとしての効果があるのです。

今回のまとめ

今回は「タロット・カードの大アルカナと小アルカナ」の違いについてお話してきました。これは長年僕が、タロット・リーディングに携わってきた経験からお教えする考え方です。

他のタロット教室とは違うかも知れませんが、大アルカナか魂の成長、小アルカナが日々の暮らしを現しているというポイントを必ず押さえておいて下さいね。

これは後々のリーディング力に大きく関わって来ることです。 😆

これからも浪漫紀行は、身近で見つけた奇跡や、みなさんに役立つ記事を中心に書いて行きたいと思います。みなさんの幸運な人生のお手伝いが出来ることに幸せを感じながら。RYUSHO

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