成功しない人ほど占いを定期的にしないのはなぜか?

最近、ネットでよく目にする本「成功する人は、何故、占いをするのか?」の逆説テーマとして、
「人生で成功していない人、夢を叶えられない人ほど、占いを定期的にしない傾向があるのは何故か?」
…について考えたいと思います。
ただし、占いをよく利用する人であっても…
「100%当たる占いなんて無いし、占いに人生を左右されるなんて…」
と思っている方がほとんどだと思います。占いを良く知っている僕も(当たり前だ…笑)…
「占いが当たるのは50%くらいで、丁半博打(ちょうはんばくち)みたいなものだ…」
…とよく口にしていました(僕の占いは的中率60%を誇っていましたけどね…)それでも下手な経済アナリストの市場予想よりは、占いの方が、まだましだ…とも言っていましたが…(笑)
目次
何故、成功しない人は、占いを定期的にしないのか?
…と言うか、そもそも本当に「成功しない人(夢を叶えられない人)は、占いをしない、もしくは信じない傾向があるの?」…という疑問が沸くと思いますが…
あるコンサルタント会社の調査によれば3000人以上の成功者に、アンケートをとったところ、その夢を掴んだ、ほとんどの人が、定期的に占いを利用していると答えたそうです。
ちなみに、僕の占いカウンセリング全盛期でも、定期的(数ヶ月に一度くらいのペース)に運勢を見にくる方のほとんどは、自分で会社やお店などを経営している方で、お勤めの方でも、医者、弁護士、大学や学校の先生などが多く、また芸術家や、踊り・お花などの家元方もいらっしゃいました。
もちろん絶対数で言えば、一般の恋愛占いや、悩み事相談の方が多くなるのですが…「定期的に占いを見る」となれば、いわゆる世に言われる「成功者」の方が割合的に多くなります。
では今回のテーマに戻りますが「何故、成功していない人は、占いを定期的にしないのか?」について、まとめてみましたのでご覧下さい。
01.占いを「当たり外れで考える」
僕の占いカウンセリングは、相手(地位や職業)によって変わることはありません。金額も時間も、見る内容も(依頼によっては変わる)ほぼ同じです。
しかし、クライアント(依頼者)のスタンスは違います。「占い」と聞くと、その的中率について語りたがる人がいます。ひどい方だと、名前と生年月日を伝えると「さぁー当ててみろ」と言わんばかりの態度の人もいます。
あるいは「先生の占い、当たるんでしょう。だったら、悪い事は言わない下さい。だって成功しないと、言われたら、努力しても意味ないもん」…という人もいらっしゃいました。
そんな時に、僕がよく言っていたことは…
あなたの人生は、占いの結果で決まるのではなくて、この結果を踏まえて、あなたがどう選択するかで決まるのですよ…
つまり結論から言うと、占いにとって一番大切なことは的中率ではありません。今回、占った結果から、どう選択するかでで、「人生が幸せになるかどうか決まるのです」
その時、占い師に求められることは、占いの的中率ではなく、クライアントに人生のいいアドバイスをすることだと思います。(どんなに占いを勉強しても的中率は50%くらいです)
02.占いに「決断してほしい」
今回のテーマから外れているように聞こえますが、占いを定期的に利用しない人ほど、占いをすると「自分の人生を決めてほしい」と言います。
これは、自分で自分の人生の判断がつかなくなってしまい、いわゆる自暴自棄で、決断を誰かにして欲しい状態です。こんな例がありました…
「もう、この彼と結婚したらいいのか、どうか分からなくなったの…相性で先生が決めて下さい」
もちろん、占い師の僕が決められるはずもなく、こう答えました。
相性で幸せになるか決まるのではないですよ。最悪の相性でも、乗り越えて幸せになった夫婦もいらっしゃいますし、最高の相性でも、別れてしまった方もいます。幸せはあなたの判断で決まるのです。
この時の判断とは「得た結果(この場合は相性)から、相手の良いところも悪いところも含めて愛せるか?」…ということだと、付け加えて説明しました。
これまで多くの成功者たちを見てきましたが、定期的に占いを活用される人達は…
「占いで決断をするのではなく、判断の材料の一つとして活用していた」という共通点があります。
決断と判断は似ていますが、意味はまるで違います。人生でどちらが正しいかなど決まってはいません。正解が決まっていれば(占いで分かれば)その時、決断すればいいのですが…
良く悪くも、どの道を進むかは、あたなが決める事です。もしその判断が間違っていたなら、また修正すればいいと思います。その時の判断材料の一つに、占いを加えてみることです。
もし何から何まで会社経営の決断すべてを占い師に任せるなら…その占い師が経営者になればいい…ということにもなりますよ(笑)
03.「運命を知る」のが怖い
「占いなんかで、人生を決めて欲しくない」…という意見を一番よく耳にしますが…
これは運命と宿命の誤解からきている恐れだと思います。
「運命」つまり、あなたの未来は、まだ何も決まっていませんし、占い師がどんな秘術を使っても知ることは出来ません。
これに対し「宿命」は、あなたが生まれながらに持っている、さだめであって、まっとうな占い師に聞けば分かります。「宿命」を一言で言ってしまえば「才能」です。
違う言い方をすれば、あなたの「立ち位置」とでも言えるでしょう。「自分の才能や立ち位置くらい、分かっているよ…って」…声が聞こえてきそうですが…
でももし、あなたが知らない、あるいは、まだ気づいていない才能が隠されているとしたら…どうされますか?
まず、大切なことは「自分の宿命を知ること」そして、タイミングを知り「自分の運命を開花させること」です。
こう聞くと、怖くないでしょう(笑)
よく「人の百倍働けば成功する」とか「人の何倍も努力すれば夢は叶う」…と聞きますが、これも、ここで僕がはっきりと断言します。
「そんな事はありません!」
僕が大好きだった実業家で、アップルの創業者の一人、スティーブ・ジョブス氏がオリンピックを目指して努力していれば、世界的なアスリートになったと思いますか?
ちなみにスティーブ・ジョブス氏は日本の禅道などに精通していましたから宿命論(立ち位置)も知っていたと思われます。(※占いをしていたかどうかは知りません)
つまり、成功するなら努力をするのは当たり前で、その前に、自分の立ち位置(才能)を間違えない事!
…が重要です。
そして、もう一つ重要なことをお伝えします。それは…
人間一人の人生において、宿命は一つとか限らない!
…ということです。
二つ以上の宿命は、なかなか同時期には開花しませんが、これで、もう人生をやり終えたなどと考えずに、一つ果たしたなら、また次の一つを見つけることも、考えてみてはいかがでしょうか?
後、付け加えるなら「宿命」とは「お金を稼ぐこと(仕事)」だけではありません。母になり子供を育てることも、立派な宿命ですし、誰かを癒す音楽を奏でることかも…知れませんよ(笑)
今回のまとめ
今回も少し長くなってしまいました。「何故、成功しない人ほど、占いを定期的にしないのか?」などという酷いテーマでしたが(笑)最後まで読んでいただいてありがとうございます。
みなさんが占いの本質を知って、上手く活用される事を願っております。今日も、みなさんに幸せが訪れますように…Ryusho