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広角なRICOH GRのレンズは…有利なレンズ

最近撮った写真をブログにアップする際に、カメラやレンズなどのキャプションを入れるようにしているのは、本当言うと、自分の記録用にしたいから。キャプションはカメラの種類と、レンズ、絞りのF値に、エフェクトと…撮影場所を入れている。ただ、この中でGRだと、唯一変えられない項目がある。それがレンズだ。だったらレンズのキャプションを入れる必要はないと思うけど…Nikon D5200なんか一眼レフではレンズも換えるので、その流れで入れている。

RICOH GRのレンズは言わずと知れた18.3mmレンズで…絞り解放のF=2.8から、しっかりと描写してくれる。ズームとか出来ないけど優れたレンズだ。ちなみにGRのセンサーはAPS-Cなのでフルサイズのセンサーで換算すると28mmレンズとほぼ同じ画角のレンズということになる。

一般的にフルサイズの50mmのレンズが、人間が普通に見た画角に近い標準レンズだと言われているので、28mmは広角レンズということになる。上のアイキャッチ画像は日曜日の公園を撮影したものなんだけど、すごく無駄な広がりを感じるよね。絵としても無駄なものが入りすぎて、バランスが悪いけど…あとでクロップ(切り抜く)することを考えて、わりとラフに撮っている。

Nikon D5200を撮影 RICOH GR Lens=18.3mm F2.8 ハイコントラスト白黒

写真を切り抜くって…邪道じゃない?と言われそうだ。Nikon D5200など一眼で撮っていたときは、三脚をすえて、きちんと画角を決めて撮っていたけど、今はスナップ写真が主体だから、あまり気にしていない。でも、ほんと言うとGRの18.3mmの画角は最初、慣れなくて変な感じだった。…と言うのも、一眼カメラを始めたころはNikon D5200に35mmの単焦点(フルサイズ換算で約50mm)をつけて練習していたので、眼がそれに慣れていたからだ。

RICOH GRⅡを撮影 Nikon D5200 AF-S 35mm F1.8 モノクロ

なので28mmという画角は慣れるまで、正直時間がかかってしまった。…どんな感じかといえば、とにかく意図しないものが写り込んでくる。スナップを撮っているんだから、当たり前…と言えば当たり前なんだけど、後でパソコンで写真確認をしたときに驚くことが多い。

でも今は、その驚きを楽しんだりしている。それは…この上下左右に写り込むシーンに、何か物語を感じることがあるから。今では、これはGRレンズの有利な点じゃないか…とさえ思っている。まぁ、こんなことになるのもGRにファインダーが付いていないことも一因なんだけれど…僕はあえて、オプションの後付けファインダーは付けずに、ストリート・スナップをバシバシ撮って行きたいと思っています。

― リュウショウ・オカモト ー

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