タロット、占星術など、占い、スピリチュアルに関するサイト

願望を手放すことは捨てる事とは違う「反発の法則」

2018/03/10
 







この記事を書いている人 - WRITER -

前回の記事で願いを手放すことが願望を叶える鍵となると書きましたが、今回は捨てる事と手放すことの違いについて、大変重要な違いですので、もう少し詳しく話したいと思います。

目次

手放すことは諦める事ではない

日本語には言葉の表現として様々なものがあって、心の些細な違いを表す言葉があります。今回の記事のテーマ「手放すこと」もそれに近い言葉として、捨てるなど、その行為は一緒であっても、心の持ち方や感情によって違う言葉がたくさんあります。

類語辞書によれば、放る投げる降りる観念する投げ出す、や少し難しい表現だと、匙(さじ)を投げる、など色々ありますが、どれも「手放すこと」とは全く違います。ではどこが違うのか?物を捨てる事は手放すことに入りますが、重要なポイントは納得して捨てるのか諦めて捨てるのかにあると思います。

手放す」は諦めて捨てているわけでは無いということですね。

願いを手放すとはどういうこと?

物質的なことについて「手放すこと」は理解できたと思いますが、では夢や願い事やなどの願望の場合について「手放す」とはどういった事なのでしょうか。皆さんも一緒に考えてください。

あなたの夢や、実現したい目標は何ですか?恋愛したい。運命の人と出会いたい。結婚したい。幸せな家庭を築き子供が欲しい。仕事で成功したい。上司に認められたい。会社を興したい。自分のお店を持ちたい。店を繁盛させたい。

これらの願いは、我々現代社会に生きる人間にとって、ごく自然な、当たり前の願いです。私たちは日々、その願い、大きく言うと「幸せになりたい」為に努力し、行動して積み重ね生きているはずです。

でも、その願いを叶えるために願いを手放すことは理解できません。やはり夢を諦めることなのでしょうか?それは違います。「願いを手放すこと」とは「執着を手放すこと」です。

願望に執着すると何が起こる?

願い事に執着しないとはどんな感情なのか?この心の状態が運命を動かす念波」が放出される状態なのですが、この感情の状態を説明することが難しく、一番誤解を生むことです。なので今回は逆説的に「執着するとどうなるか」について考えたいと思います。

例えば、年頃の女性に一番多い願い事として「結婚したい」について考えて見ましょう。このシンプルな願い事も、自分に置き換えてよくよく考えて行くと、「20代には結婚したい」「恋愛結婚したい」「家族みんなに祝福されたい」「経済的に安定した結婚がしたい」「親との同居はいやだ」「子供を早く生みたい」「仕事を続けたい」「夫にも家事をしてほしい」など願望がより具体的になってきますが、このあたりまでの願いは、おそらく叶う人も多いでしょう。

しかし、「結婚相手はイケメン」「高学歴で年収1000万以上」「親は開業医かセレブ」「具体的に誰それと結婚したい」と、このあたりの願望になってくると、結婚のハードルも高くなります。もちろんこの願いを難なく叶える人もいらっしゃいますが、ここの例で考えて欲しいことは、「結婚したい」と言うシンプルな願いから派生したこれらの願望がもし、叶わなかったらどうなるか?と言うことです。

高ハードルの願望なら自分には過ぎた願いと簡単に諦められますが、一般的な願い事の一つでも叶わなかったら?実は、現代女性はこの一般的な結婚願望のいくつかは簡単に叶わないことも多く見られます。そん時あなたは、どう思いますか?「自分は結婚に向いていない」「私は男運が悪い」最悪、「結婚できない」なんて思いがよぎると思います。

これらのシンプルだった願いも、より具体的になると、思うように行かない事も多くなり、本来「結婚したい」という願いを否定してしまうことになるのです。そんな場合一番大切なことは、より具体的な願いに執着しないことです。これは目標のハードルを下げろとか言うことではなく、もし、何らかの事情で自分の具体的な夢から少し外れたからと言って、本来の願いを否定しないことです。

今回のまとめ

  • 手放すことは諦めることではない。納得して手放しているのです。
  • 願い事を手放すとは執着を手放すことである。
  • より具体的な願望に執着しないことが大切である。

今回はなかなかニュアンスの難しいテーマだったので説明が長くなってしまいましたが、私の所に来てくれたクライアントで高い目標の夢を叶えた人たちの共通点は天真爛漫で「高い目標の夢は持っているが、そのことを本人が忘れている」かのように見えました。

願いを叶えるには夢は持つけど執着しないがポイントです。

この記事を書いている人 - WRITER -

Copyright© Ryushoの浪漫紀行 , 2017 All Rights Reserved.

error: Content is protected !!