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実際のタロット・リーディングの手順をお教えします。~タロットを学んでみよう~Vol.6

2017/09/25
 







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今回の浪漫紀行も前回から引き続き「タロットを学んでみよう」シリーズの第六弾です。今回の主題は「タロット・リーディングの手順」です。

これは一般的な本に載っているような手順ではなくて、実際にプロの占いカウンセラーが行うリーディング手順です。僕が実践して改良した方法とかもお教えしたいと思います。

なお、この「~タロットを学んでみよう~シリーズ」は数年前に僕がNHK文化講座で教えていたタロット教室の内容を、余す所無くお教えしています。重要な学びの機会なので、興味のある方は是非押さえておいて下さい。

目次

タロット・リーディングの手順

実際のタロット・リーディング手順は7つのステップに分けて解説します。ただしこの方法が絶対正しいという事ではありませんので、リーディングに慣れたなら自分なりにアレンジしても構いません。

ステップ1 リーディングの姿勢

背筋をしっかりと伸ばしてください。姿勢は心を表します。正しいインスピレーションを得るためには姿勢はとても大事です。

テーブルでどこに座るかと言うのも大切です。通常プロの占い師は質問者と向かい合わせで座りますが、相手からのエネルギーが直接来ますので、出来れば、質問者から※右か左にずれた方がいいでしょう。

※左右については利き手があるので、あなたの利き手を考慮してください。

ステップ2 質問の選択

リーディングに入る前に、先ず行うことは質問者に占いたいことをきちんと決めてもらう事です。

あやふやな問いかけは、あやふやなリーディングしか出来ません。そのために質問の出し方が大切になります。出来るだけ質問を限定し具体的な形で質問することです。

恋愛問題か仕事の問題なのかくらいはハッキリとしたほうがいいでしょう。細かい質問については、リーディングをしながら行っていきます。

ステップ3 シャッフル

質問が決まったらシャッフルを行います。一口にシャッフルと言ってもさまざまな方法があります。日本の場合は一般的にテーブルの上に伏せた一組のデッキを円を描くように混ぜる方法があります。※混ぜる方法も右回り左回りとありますが、どちらでもかまいません。

また場所の事情で大きなテーブルが置けない場合があります。この場合はリフトシャッフルを使います。ポーカーなどのディーラーがよく使うシャッフルでトランプのカードを切るようにしてもかまいません。

このほか、さまざまなシャッフルの方法があると思いますが、一番大切なことは自分がこれだと決めたシャッフルを使い続けることです。

ステップ4 カット

カットとはタロットの一組のデッキの上半分と下半分を入れ替えることです。※二つに分けたタロットの一組をパイルと呼ぶ。

これも、トランプ・マジックなどでよく見かける方法ですが、僕の場合カットを二つのパイルではなく、三つのパイルに分けています。そして、カットするときは左手を使って行います。これは、左手の方が意識が働きにくいと言う理由からです。

カット後に、再び(2つか3つの)パイルを一組のデッキに戻す。

これらの方法も、特にこれで無ければいけないと言うことではなく、自分に合った方法を見つけて使い続ければいいと思います。

ステップ5 質問者のカット

次に質問者にもカットしてもらいます。これは質問者にもカオスを作るのに参加してもらい占いの精度を上げるため行います。

※プロの占い師の中に自分のタロットカードを他人に触れさすのを嫌がる人も見受けられます。もし嫌ならこのステップは飛ばしてもかまいません。

ここでのカット方法はステップ4のカットと同じ方法でかまいません。しかし注意していただくことは、一つにまとめたタロットカードを質問者に手渡す時、上下をさかさまにして手渡し、質問者がカットを終えたら、受け取るときにまた、上下さかさま(自分から見て元に戻す)にして受け取ってください。

自分が読んでいる本を向かいの人に手渡す時、相手が読みやすいように上下さかさまにしますよね。そして、また受け取る時、上下さかさまにします。これと同じ理屈です。

※注意して下さい。これを忘れるとリーディングの際、正逆が逆さまになってしまいます。

ステップ6 カードのスプレッド

タロットカードのスプレッド法はたくさんあります。スプレッドとはタロットカードを表向きにして展開することです。

タロット占いではここが見せ場ですね。有名なところではケルト十字法というのがあります。どのタロット入門書にも書かれている現在日本で最もポピュラーなスプレッドです。

※具体的なスプレッド法については、また後の記事で詳しく取り上げます。

ステップ7 タロット・リーディング

ここまで来てやっと実際のリーディングを行います。質問者と上手くコミュニケーションを取りながらリーディングを行っていきます。

質問内容によっては新たなスプレッドを展開しなければなりません。占い者の実力が試されるところです。タロット・リーディングが出来るようになるには、まずタロットの意味を覚えなくてはなりません。

タロットの意味の覚え方については次回以降の記事で取り上げたいと思います。

リーディングの手順としてはここまでです。

今回のまとめ

今回のは「タロット・リーディングの手順」についてお話してきました。いかがでしたか?

このリーディング手順は僕が実際に占いカウンセリングで行いながら改良した方法です。もちろん自分のスタイルを作ることは重要ですが、始めのうちは誰かのまねをして自分に合うか試して下さい。

また最初は知らない人と対人リーディングは緊張します。僕は3ヶ月くらい無料で友人を占ってあげて、リーディング修行をしました。

親しい友達と遊び感覚でリーディングを行って慣れてからでも良いと思います。 😆

これからも浪漫紀行は、身近で見つけた奇跡や、みなさんに役立つ記事を中心に書いて行きたいと思います。みなさんの幸運な人生のお手伝いが出来ることに幸せを感じながら。RYUSHO

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