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タロット・リーディングまでの手順と注意点とは~タロットを学んでみよう~Vol.5

 







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今回の浪漫紀行も前回から引き続き「タロットを学んでみよう」シリーズの第五弾です。今回の主題は「タロット・リーディングまでの手順とその注意点」についてのお話です。

タロット・リーディングとは、占い方の作法の事ですが、タロットの扱い方から保管方法まで、僕が実践している方法を主にお教えしたいと思います。

なお、この「~タロットを学んでみよう~シリーズ」は数年前に僕がNHK文化講座で教えていたタロット教室の内容を、余す所無くお教えしています。重要な学びの機会なので、興味のある方は是非押さえておいて下さい。

目次

タロット・カードの扱い方・作法

タロットカードの扱いについて

タロットは神とのコミュニケーションをする神聖なものですから、その取り扱いにも気を付けて欲しいものです。タロットカードをいい加減な気持ちや雑に扱ったりすると、それは自分にはね返ってきます。

タロットカードを占いやヒーリング以外に使ったり、自分のタロットを第三者に貸し出したりしないでください。

保管場所についても、特に指定はありませんが、常に一定の場所に保管するようにしてください。また、カードの入れ物も、購入されたときの外箱に入れておいてもかまいませんが、ちなみに私は、黄色い絹の布にくるみ、木箱に入れて更にフエルトの袋で包んで保管します。

直射日光や外気に触れる事を避ける目的が一番大切で、黄色い布は邪気を祓い、木箱とフェルトの袋には五芒星(ペンタグラム)の印が描かれています。五芒星もまた邪気を清めるとされています。

それぞれにはきちんとした意味があって、そうしています。皆さんはここまでする必要はありませんが、要は一定の場所に毎回同じ方法できちんと保管をする事に注視してください。

リーディング(占いを行う)環境について

前回の記事でも書きましたが、タロットのリーディングは一種の儀式のようなものです。ですから、そのリーディングを行う環境つくりには特に気を払わなければいけません。

とは言って魔術の様な手に入りにくい儀式道具を用意しなければいけないとか言う意味では有りません。

最も重要なことはリーディングをする者やされる者が、集中し落ち着ける環境を作ると言うことです。

そのための環境づくりですから、これが正解という方法があるわけではなく、皆さんに合った方法を取り入れればいいのですが、分かりにくいと思うので、これから例をいくつか取り上げます。

ただし全部出来ないからと言ってリーディングが上手くいかなくなると言うことではありません。

☆1、場所:個室で周りの音があまり気にならない部屋がいいでしょう。照明も少し落とした方がより集中が増します。特に、リーディング中に関係の無い第三者が飛び込んでこないような環境が望ましいと思います。

※ヒーリング音楽や香を焚いて気を静めたりしてもいいでしょう。

☆2、時間:一般的には昼間より日没後の夜の方が良いとされています。これは自然のエネルギーが最も静かになった時間帯がいいという意味で、場所の環境を上手く作り上げることが出来れば、日中でも占うことは出来ます。

※月相を使って占う日を決める人もいます。例えば、新月に物事の始まり、アイデアなどの深層心理のことを占ったりします。

☆3、身なり:服装に特に指定はありませんが、清潔感があって落ち着ける色やゆったりとした服も良いと思います。白か黒などの無彩色の服もいいと思います。その他、身に着ける物も、あなたの気が休まる物を付けるのもいいですが、着けすぎには注意して下さい。ジャラジャラと音が出る程はお勧めできません。

タロット・リーディングを終えたら

リーディングを終えたら締めの儀式を行います。しかし儀式と言っても魔術の儀式のようなことではなくタロットに残った※カオスを取り除く作業をします。※カオスは占った人の混沌とした念の事

具体的には、シャッフルとカットを数回行ってください。僕の場合はシャッフルとカットをワンセットとして4回行います。

何故4回かと言うと、北、南、西、東を司る四神に祈りと感謝の気持ちをささげているからです。しかしこの回数や方法も、あなたが良いと思われる方法でかまいません。

重要な事はタロットに対して感謝の気持ちを持って、この作業を完了してくだされば結構だと思います。

今回のまとめ

今回のは「タロット・リーディングまでの手順とその注意点」についてお話してきました。

どんな分野でも作法や道具の扱い方・保管方法などはとても大切です。何故大切にするかと言えば、それは感謝の気持ちを表すことにあると思います。

僕はその気持ちがなくしてリーディングを行ってはいけないとさえ思っています。 😆

これからも浪漫紀行は、身近で見つけた奇跡や、みなさんに役立つ記事を中心に書いて行きたいと思います。みなさんの幸運な人生のお手伝いが出来ることに幸せを感じながら。RYUSHO

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