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【占い師になる】『コールド・リーディング』は本当に騙しのテクニックなのか?

 







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こんにちは。Ryushoです。

今回は、前回お伝えした【占い師になる】シリーズで、【占い師になる】ために学ぶべきコールド・リーディング』⬇について……。

【占い師になる】まったくの素人さんが特殊能力なしに占い師になれる『コールドリーディング』とは?

他の書籍やサイトを調べていると、必ずと言っていいほど出てくるワード『騙しのテクニック』あるいは『騙しの会話術』などが、本当にそうなのか?

RyuSho
RyuSho
ということについて僕の所見を書きたいと思います。

なので今回は閑話的な内容で、短め(たぶん2分くらいで読める)と思いますので、興味のある方はご覧下さいませ(※コールドリーディングのテクニックを求める方は、飛ばしていただいて結構です……笑)

 

『コールド・リーディング』は本当に騙しのテクニックなのか?

世に出ている『コールド・リーディング』とは? という説明文や、但し書きなどを見ると、その多くの文章に……。

コールド・リーディングとは、マジシャンニセ占い師詐欺師ニセ霊媒師などが、相手の心を読むかのような会話術で、相談者の心を動かす裏ワザ・テクニックです。

と紹介されていて、つまり端的に言うと『騙しのテクニック』であると書かれている訳です。

前回の記事でも紹介した、僕が学んだコールド・リーディング』の本、イアン・ローランド氏(福岡洋一 訳)の『コールドリーディング 人の心を一瞬でつかむ技術|楽工社』

 

の冒頭部分の文章でも「コールド・リーディングとは、人をあざく心理テクニックだ」と書かれています。 

RyuSho
RyuSho
しかし僕はこの会話術が悪質な『騙しのテクニック』だとは考えていません。

一番の理由は、初対面の人と『相手のことを知らなくても』良い雰囲気を作り出すことができる会話術だからです。

特にコミュニケーション(会話)をメインにするお仕事の方にとって、このテクニックは重宝するはずです。

占いカウンセラーの立場からすると、初対面で相手の情報が何もわかっていないと不安ですよね。そんなときに『コールド・リーディング』を使えば、相談相手と一気に距離感を近づけることが出来ます。そして、その後の人間関係を円滑にする土台づくりもできます。

これをカウンセリングの専門用語で『ラポール』といい、カウンセラーにとって一番大切なクライアントとの信頼関係を築くテクニックでもあります。

実は僕……このイアン・ローランド氏が書いた『コールド・リーディングの本の中に出てくる、いくつかのテクニックを自然と使っていました。

例えば、相談者との初見、つまり『セットアップ|初顔合わせ』では、『占いカウンセリングの体系の説明』や『カウンセリングは協力関係が大切』とか『相談者をリラックスさせる雑談』(※本の中の見出しと違うが内容は同じ)など……。

こらら以外にも、僕の長年の占いカウセリングの経験で身についた、いわゆるテクニックが、細かく定義し説明されているのが『コールド・リーディング』ですね。

そして何より相談者にとって、カウンセラーとの信頼関係を感じる事といえば「わたしの事を分かってくれている」感です。

もちろん、この信頼関係(ラポール)感は、恋愛対象の相手にも有効で、いわゆる『モテ・テクニック』にも使える訳ですね。

しかしながら、どうあっても『コールド・リーディング』は『騙しのテクニック』という悪評価から免れないのも事実でして……。

RyuSho
RyuSho
ならば僕なりに……。

そもそも『騙しのテクニックとは悪いことなのか?

について考えて見ることにしました。

僕はもういい大人なので、世には『良き騙し』と『悪しき騙し』があることを知っています。『騙し』は『』によって作られますから、『良き嘘』と『悪しき嘘』があるわけですが、そもそも『嘘をつかない人間は居ません(これまで嘘をついたことのない)』よね。

 

■『良き嘘』とは。

相手を思いやってつく嘘』がこれに当たると思いますが、僕が思うに、場の雰囲気を壊したくないので、ついついてしまった『知ったかぶりの嘘』も『良き嘘』の範囲に入るのではないかと思います。また逆に、知り合いの根拠なき悪口などを小耳に挟んでも『知らないフリをする嘘』や『あいまいにする嘘』なども、『良き嘘』の例ですね。

更にいうと、夢や未来に不安を持っている友達に対して「大丈夫だよ」とか「きっと上手くいくよ」とか言ってあげる『根拠なき嘘』も、友人関係では、普通に使っている『嘘』ですよね。

さてここで一つ質問です。これらの『嘘』は『騙しのテクニック』だと思いますか?

RyuSho
RyuSho
あるいは、別の言い方をすると、これらの『』はダメだと思いますか?

これらの嘘をついたことが一度もない。あるいは「これらの嘘でも嘘はダメだ!」と言われる方、100万人に一人くらいは、いらっしゃるかも知れませんが(笑)ほとんどの方は「これくらいの嘘ならOKだよ」と言われるのではないでしょうか。

実はここでネタばらしをしますが、今書いたこれらの『嘘』は、コールド・リーディングテクニックの一部なのです。(※イアン・ローランド氏の呼び名とは違う)

人をあざく心理テクニック」や『騙しのテクニック』と呼ばれていますが、『相談相手のためになるテクニック』ならば、コールド・リーディングは間違いなく『素晴らしい会話テクニック』だと、僕は思うのです。

 

■『悪しき嘘』とは

ちなみに『悪しき嘘』『悪しき騙しのテクニック』とは、『テクニックを使う側の莫大な利益や権利などに利する場合が、これに当たると考えております。(※占いカウンセリングなどの数千円程度の料金は、当然の対価なので莫大な利益には当たりません)

今の世に『悪しき騙しのテクニック』は多いので、具体的な例を挙げるのは控えますが、大手マスコミ(新聞・テレビなど)はこのテクニックのオンパレードですので、コールド・リーディングを学ばれて確認してみると面白いですよ。

「新聞の大見出し『※隣の芝生』使ってる」「あっ今のワイドショー『※虹色の戦略』使った!」とか「このコマーシャルCM『※シュガー・ランプ』使っている!」とかね。(※はイアン・ローランド氏のテクニック名)

 

今回のまとめ

 

今回は『コールド・リーディングは本当に騙しのテクニックなのか?

について、なぜかダラダラと書かせていただきました。なぜ書いたかというと、占い師を目指している方で『騙しのテクニック』ということで、学ぶのを躊躇されている方がいらっしゃったからです。

みなみ
みなみ
それ、私ではないですね。私はサクッと学びました!
RyuSho
RyuSho
それでどう思った?
みなみ
みなみ
全てのテクニックを使うかどうかは別として、初見のお客さんに緊張しなくなりましたね。
RyuSho
RyuSho
少し自信がつくしね。
みなみ
みなみ
あと、相談者に合う前の『マインド・スクリプト』も使っています。
RyuSho
RyuSho
それ、ヒプノ・セラピーで言うところの『自己暗示』だね。

これら以外にも、初心者占い師さんが参考になる部分がたくさんあるので、『コールド・リーディング』のいい部分を取り入れてみて下さいね。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回、お会いいたしましょう!

 

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