【開運チャレンジ】の前に、水神様でもある『龍神様』について知っておこう!

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お伝えしております。【開運チャレンジ】第三弾は『持ち物で開運』です。色んな開運アイテムが考えられましたが、色々と細々紹介するよりは…
最初から最強のアイテムを紹介したほうがいいと考えて『龍の置物』を選びました。
しかしながら、風水最強のアイテムといえども、ただ単に『龍の置物』を部屋に置けばいい…ということでは、何の効果も発揮しないでしょう。


基本的には、古来日本に伝わる数々の『龍神伝説』の発祥や神社とのつながり、さらに現代の我々にとって『龍神様』がどう関わっているのか?
…などについて勉強して行きたいと考えています。


その上で『龍の置物』を部屋のどこかに設置することが重要だと思います。また※龍の置物の設置作法についても、おいおい書いて行きたいと思いますので、興味のある方は、ぜひお付き合いくださいませ。※今回の記事では触れていません。
今回の読みきり目標時間は3分を予定しております。
目次
こんなにも我々と関わりの深い『龍神様』
みなさんは『龍』と聞くと…どんなイメージを持っていますか?


後、考えられるのは『龍・竜』の付いた地名や、山・川の名前、そして何より、昔より言い伝えられる『龍神信仰』が各地にあると思います。


『龍神様』のご利益とは…
古い商家とか行くと、よく神棚に龍神様が祀られていることがあります。それは何故かというと…以下のご利益があると考えられいるからです。
龍神様のご利益
- 雨乞い・五穀豊穣
- 財富・金運向上
- 縁結び
- 平穏・健康長寿
最初の二つは”言わずもがな”ですが…最後の二つは商家にあまり関係のないように見えます。しかし、ご縁はお客さまとの事もありますし平穏無事も商家にとって大切なご利益です。
また龍神が持つ玉は『如意宝珠』と呼ばれ「意のままに願いをかなえる宝」とされています。
如意宝珠(にょいほうじゅ)梵 : चिन्तामणि (チンターマニ)とは、仏教において霊験を表すとされる宝の珠のこと。 サンスクリット語(梵字)でチンターとは「思考」、マニは「珠」を指す言葉で「意のままに願いをかなえる宝」と解釈できます。~ ウィキペディア調べ ~
おそらくこれが、世界的に大ヒットしたアニメ『ドラゴンボール』のストーリーの元になったと考えられます。
では何故、これらのご利益が考えられるようになったのか?そのルーツを探って行きたいと思います。
『龍神様』の伝承由来は…
風水の『東の青龍(せいりゅう)』を知っている方や、勘のいい方は分かると思いますが…『龍』は古代中国から入ってきました。
詳しい年代は定かではありませんが、少なくとも千年くらい前の古代中国で『龍』の信仰が見られ、皇帝の使い、あるいは権力の象徴とても見られていました。
古代中国での『龍』のイメージ
- 鱗(うろこ)に覆われた体
- ヘビのような体に四本の手足
- 鬼のような大きな目
- 鹿の角のような二本の角
- 虎の拳に鷹の爪
現在の日本で描かれる『龍神様』のイメージそのものです。ただこのイメージが後々日本の神社信仰に影響して行くと考えられます。
古代中国以外の『龍神様』のイメージ
龍神様に近いイメージの伝説上の生き物は日本や古代中国以外の国でも見られます。
一番最初に、思いつくのが西洋文化圏のドラゴンです。ただしドラゴンはアジア圏の『神の使い』と違って、悪の化身や怪物・魔物として描かれることが多いと思います。
ただこれは、西洋の宗教的な考え方が影響していて、善と悪は表裏一体、神であり悪魔でもある存在として描かれているのだと思います。
これに対してアジア圏での『龍神』は、古代中国の影響からかインドやベトナムなど東南アジアまで『神の使い』あるいは『神』として信仰されています。
日本で『水神様』になった『龍神様』
古代中国から伝わってくるまで(だいたい平安期の)日本では『龍神信仰』はありませんでした。それまで土着信仰としてあったものは神社に祀られる『蛇神』で、これは『水神』でした。
古代中国から『龍』が伝来して、各地にが広まったわけですが、その姿のイメージが蛇に似ていたことから、元々水神が祀られていた神社や土地に『龍神伝説』が生まれたと思われます。
このことから『龍神様』イコール『水神様』の信仰につながり、もともと自然崇拝の強い農耕民族にとって『龍神様』は、貴重な雨を降らせる神であり、河川そのものの神といった存在になって行ったと考えられます。
これらの事から、先ほど紹介した『龍神様』のご利益の中で特に…
- 雨乞い・五穀豊穣
- 財富・金運向上
…の神様と崇め奉られるようになって行ったと考えられます。
ちなみに宮崎駿監督作品の『千と千尋の神隠し』で描かれた川の神も『白龍』でしたね。川の氾濫とか、人間の力では、どうすることも出来ない災害に対しても、鎮めてもらえる神として畏敬の念を持って崇めてきたことが窺(うかが)えます。
まとめ
今回は『龍神様』の勉強一回目ということで、簡単に我々日本人との関わり、もしくは始まりについて勉強してきました。僕も大まかには知っていたのですが、今回改めて調べ直して…





