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四国村に行ってタイムスリップ体験 時間を忘れる奇跡空間がそこにあった。~2

2018/06/17
 







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こんにちは。RYUSHOです。今回の浪漫紀行は前回の四国村で見つけた小さな奇跡の第二弾ついて、書きたいと思います。 😛

キャッチアップ写真は前回最後の写真の続きで、四国村内にある江戸時代の東讃岐に見られた古風な山村農家の建物です。時代劇などで見かける江戸時代の武家屋敷と違って、田舎の一般的な住居で、中に入ると一気にタイムスリップしてしました。

家の中は農業作業用の土間と一段上がって木造根太組み床が空間を区切っています。画面中央下は「おくどさん」と呼ばれる、かまどがあります。夕方食事時にでもなると、かまどに火がくべられ、もくもくと焚き登る煙が家中を包みこみ、外にまで漏れ出ているシーンを思い起こされます。

昔の一家は大家族が基本で、夫婦にその両親や子供たちが、この一つ屋根の下で共同生活を送っていました。プライベート空間がまったく無い環境でケンカとかしなかったのかな?と考えてしまう僕です。

住居脇にぽつんと建つ厠(かわや)は、現在で言うトイレの事で、この頃は家の外にありました。厠は不浄のものとされ屋外設置が一般的でしたが、農家などは実用面で田畑の肥料に利用しやすいという理由もあったそうです。僕も子供の頃、田舎の家に遊びに行くと、この様な厠があって、夜一人でトイレに行くのが怖かった思い出があります。

この様な民家は多数、ここ四国村には移築されていて、様々な様式の古民家を見ることができます。この写真は蔵のある旧家農村部における商家と呼ばれる建物です。手前の石塀の石は大阪城の残石で作られています。

蔵もあって古民家と言っても豪商の建物だったみたいです。

蔵前に咲く椿が綺麗で、夕日が蔵の木壁に掛かって、現代という時間を忘れさせてくれる奇跡の一瞬でした。

古民家の前を通り抜けて先に進み、振り返った画像です。伸びる夕日の影が家に掛かりコントラストをはっきりさせています。

この辺りは少し小高くなっていて、登ってゆくと円錐形のかわいらしい小屋が見えてきます。ジブリ映画のもののけ姫に出てくるシーンを思い出しました。

建物脇に立つ看板に「砂糖の〆(しめ)小屋」と書かれていました。

小屋の名前や脇に並べられた石臼から想像すると、おそらくこの小屋でサトウキビを挽いていたのでしょう。

小屋の窓から覗くと、中央に石臼が並べられ、それを回す長い木の棒が見えます。この棒を人力か?それとも牛に引かせていたのかも知れません。それで小屋の形円筒形になっているのかと理解しました。

砂糖の〆小屋を後にして小道をさらに進んで行くと・・・。

この少し曲がった小道の先に、奇跡の発見が待っていました。

ん? 🙄 何かの石碑があります。近づいてみると・・・。

なんとか?書かれた文字が読めない。 😥 さらに横を見ると・・・。

お墓がある。 😕 何故?こんな所に???・・・と周囲を探すと説明看板を発見。

なな、なんと 😯 左甚五郎の墓碑だと判明しました。左甚五郎と言えば日光東照宮の陽明門が有名で最近、改修工事が完成したと報道されていました。実は僕の祖父は書の彫刻家でした。実家に遊びに行った時、祖父の友人で左甚五郎の伝統を継ぐ弟子の一人で(名前を忘れた)彼の彫った観音像があったのを思い出しました。

この説明文によると左甚五郎は晩年高松藩大工棟梁となって、ここ高松で没したと書かれています。これは僕にとって恥ずかしながら知らなかった事ですが、祖父の観音像と言い、ここ高松が左甚五郎の晩年最後の土地だった事を知ることが出来たのは、今回のタイムスリップの奇跡の中で最高の出会いだと感動しました。

最後に

奇跡のタイムスリップ体験は僕自身の子供の頃の思い出や、日本人としてDNAに刻み込まれた懐かしさを呼び起こさせてくれました。ここ四国村には、まだまだ、懐かしい建物(ここより後になるにつれて大正時代の建物に変遷して行く)が沢山見ることが出来ます。

普段、気にも止めていなかったような風景でも、自分が意識して見ることが出来れば色んな思い出や奇跡を見つけられます。みなさんも意識して奇跡を探してみれば、面白い発見に出会えるかもしれません。

これからも浪漫紀行は、こんな日常の奇跡を中心に書いて行きたいと思います。みなさんの幸運な人生のお手伝いが出来ることに幸せを感じながら。RYUSHO

 

 

 

 

 

 

 

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