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歴史のないところに…創造なし…

 







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近頃…色んな写真家が書かれた書物を読んでいるので、誰の言葉だったが、少し記憶が混乱していて定かではないけれど…ある写真論について書かれた本の中で、僕の心に刺さった言葉があった。それが…

歴史のないところに…創造なし…

言葉としては、もう少し、柔らかい言い回しだったけど、だいたい同じ意味だったと思う。この言葉を読んでから…ずっと心のどこかにあって、なるほど、自分には、なにか表現したいという願望があるけど、そのことの歴史について、知らなさ過ぎるな…と感じ入ってしまった。

僕が今、表現したいと思っている”もの”とは写真のこと。…つまり僕には写真に関して歴史が浅いってことだけど…写真を始めたのが2年くらい前なので…当たり前といえばそうだが…実は、この写真論によると、そうではないらしい。

創造(アート)の世界では…

偉大な先人たちが表現してきた作品を知らずして、革新的な芸術は生まれない。

…と言うことらしい。たしかに僕はまだ、それほど多くの写真家の作品を知らない。…まぁ僕の性格も関係していると思うけど、興味のある写真家の作品しか見ないから…。でも、これってあまり良くないな…って思うようになった。食わず嫌い…なんて事もあるかも知れないしね。

ただ、この写真論の考え方の中で、一番僕の心に響いたことは、写真やアートに限らず、どんな分野であっても、その世界の歴史を学ぶことって、先人達の伝統を引き継ぐ事なんだ…って気付かされたことかな。これが本当の意味での…

歴史のないところに…創造なし…

…の意味なんだ。さらに言うと…

伝統のないところに…イノベーションなし…

…ってことになるんだね。ただ単に写真を始めたとしても、いろんな偉大な写真家の作品を鑑賞したり、その歴史を知ったりすることは、知らず知らずの間に、彼らの伝統を引き継いでいるんだなって…感動してしまった。

駆け出しの僕としては、そんな大それた意識なんか全くなかったけど、何か嬉しい気持ちになった。これって写真だけじゃなくて、他の事にも通じることだと思うし、そういった意味で、僕たちの日本には、多くの伝統と歴史がたくさんあって、幸せな環境に居るんだなって…これまた感じ入ってしまった。

今回もまた…僕のこんな戯言(ざれごと)に、付き合ってくれて、ありがとう。

でも、どんな世界であっても、こんな心持で望めば…きっと良いものが出来るんじゃないかなって思ったので記事を書いてみました。

― リュウショウ・オカモト ―

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