自惚れはアーティストの原動力だけど…決してそれを信じてはいけない。

 







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来る…新元号「令和」の直前、「平成」最後の記事は、これから新しい時代を迎えるに当たって、自戒の意味を込めた言葉について書きたいと思う。

「自惚れはアーティストの原動力だけど…決してそれを信じてはいけない」

これは最近、僕が心動かされた写真家「ヴォルフガング・ティルマンス」が来日された際のインタビューで語った言葉です。少し僕なりに簡略にしてあるけど…。

僕は、彼のこの言葉に、心動かされた。…と言うか、気付かされたのかも知れない。彼のプロフィールを簡単に紹介すると…

ヴォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans、1968年生まれ)ドイツ出身の写真家で、主にロンドンとベルリンを拠点に活動。2000年にターナー賞を受賞(※ウィキペディア調べ)

2015年に来日し国立国際美術館で、日本では11年ぶりとなる個展を開催されたそうだ。色々インタビュー記事がネットで検索すると出てくるので…興味のある人は見てもらいたい。

前にも書いたと思うけど…僕はアーティストが好きだ。まぁ嫌いだって人は少ないと思うけど、僕の場合は尊敬の意味を込めたLikeだと思う。もちろん僕にとってアーティストは芸術家だけに限られたわけではなくて…

物事を創造したりチャレンジするすべての人がアーティストに含まれる。芸術家、音楽家、スポーツ選手、発明や開発者などなど…何かを生み出し何かに挑戦している人達のことだ。

まだ僕は、そんなアーティストではないけれど、そんな人達に少しでも近づきたいと思っている。だから…尊敬とLikeの気持ちが生まれるのかもしれない。色んなアーティストの作品を見るのが大好きで…できるだけ作品から、彼らの意図を読み取りたいと思っているけど…。

今回の彼のインスタレーションもそうだったけど…写真…というアートは見る者に直接、訴えかけてくる記録的な意味と、絵の中に含まれる隠喩みたいな対極性があって、見る者の心の技量が問われると思うんだ。

残念ながら、まだ未熟なので、なかなか読み取れない場合が多いけど…そんな時、アーティストたちの言葉に助けられるんだ。

ティルマンスの展覧会のタイトル「Your Body is Yours」…を直訳すると「あなたの体はあなたのもの」となるけど…当たり前だね…と思うより前に「本当に自分のもの?」と疑問符を持つことが大切だと教えられた。

そして、それから今回のテーマーである彼の言葉…

「自惚れはアーティストの原動力だけど…決してそれを信じてはいけない」

…と彼の声を聞いてみると、彼なりの答えが、そこに書かれている気がしたんだ。この言葉について、僕なりの解釈を、ここで述べるつもりはなくて…その意図をそれぞれの感性で感じて欲しいと思う。みんなはこの言葉、どう感じたのだろうか?

― リュウショウ・オカモト ―

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