写真が上手くなりたいなら…

2019/02/28
 




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写真が上手くなりたいなら…「撮ってはいけない被写体」があるのだが…。

このアイキャッチ画像の写真も前回の、一足早い…春の訪れ…と同じ日の同じ場所で撮ったもの。ただし、こっちはRICOH GRで町撮りショット…いわゆるスナップショットとして撮ってみた。僕は…瞬間的な出会いや、自分の心が何に反応してシャッターを切るのか楽しんでいる訳だけれど…

文頭にもあったように…僕は写真が上手くなりたい…と常に思っている。そこで色んなプロの写真家が書いた本を読んでいるけど…その中で、なるほど…と思った言葉があった。それが日本写真企画から出版されている”「写真」のはなし”…という本で。3人のプロの写真家が身近な写真論を真剣に語ってくれていて、構図とか露出なんかの、いわゆる写真を撮る技術の話ばかりではない。

この本は、たまたま近くの図書館で見つけて借りて読んだ本だけど…中でも最初に語ってくれている…染谷 学(学は旧字体)さんが写真学校の講師をされているときに生徒さんに向けて決めていた約束事が…この「撮ってはいけない被写体」だ。

それは…「犬・猫・子ども・花・祭り」だそうで…なぜかと言えば、いつも通りの安心した写真になるからだそうだ。予定調和…と言うか、これらの被写体は誰が見ても、心動かされるし、いわゆる「いい写真」に見えてしまうからだとも語られていて…僕はなるほど…と納得した。

そこで僕は、これまで自分が撮ってきた写真を見返してみた。すると「犬・猫・子ども・花・祭り」のオンパレードだった。こいつはいけない。これでは、いつまでたっても写真は上手くならない…と反省した僕は、町撮りスナップでは、これらの被写体は撮らないと心に決めた。そして、写真が分るようになるまで、しばらくの間「光の変化」を撮る…と心に決めて挑んだのだが…。

小道に落ちる木漏れ日をRICOH GRのポジフィルム調で撮ってみた。まぁこれも…ありがちな写真で、あまりいい写真とは思えないけど…これを撮った後、光を見つけるためには影だ…と感じて影を探して、心が動くのを待ちながら町撮りスナップを続け歩いていた。

おっと…これって公園の休憩場所に差し込む光が木と長いすの影を描いていて…いい感じかな?…と思ってシャッターを切った。するとその時…奴は突然、向こうからやって来た。

これはアイキャッチ画像として最初にお見せした写真だが…ここからは連続写真でご覧下さい。

カメラを構える僕の方に向かって…臆することなく、ゆったりとした足取りで近づく黒い猫。

RICOH GRは単焦点18.3mm(35mm換算で28mm)のレンズだから、ここまで黒猫が大きく写るということは、かなの距離まで寄って来たことになる。一瞬、僕と目があってから…僕の左手を通り過ぎて行くのかな…と思った瞬間に…。

私を撮れ…と言わんばかりに向きを変えカメラの前を横切った。僕も不意を突かれ…写真がブレてしまっているのが恥ずかしいが…。だがスナップ写真の名手の森山大道さんも「ブレ・アレ・ボケ」はスナップ写真の醍醐味…と言われているので、これも町撮りスナップだと自分で自分を言い聞かせた。

…にしても、不本意ながらも…染谷 学さんの禁を破ってシャッターを切ってしまったことには…まだまだ写真の上達には…道のりが遠いなと思い、反省しきりの僕なのでありました。

― リュウショウ・オカモト ―

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