想像している未来とは違う未来が待っている…その時、あなたはどうする?

未来とは異なもの(予想のつかないもの)とも申します。ある程度の未来は自分の選択や想像で決まると、みなさんは考えていると思いますが…
もし、あなたが想像している未来とは違う未来が待っている、としたら…その時、あなたはどうしますか?
これが今回のテーマです。このテーマに一つの答えはありません。しかし僕は、長年、占いカウンセリングという仕事をしてきて、色んなクライアント(相談者)の未来を見てきましたが…
たいていの場合、未来は、少しずつ意図せぬ方向へと傾いて行きます。例えば、仕事にしろ、恋愛にしろ、運命の選択をしたのは、あなたです。最初は、その選択は「想像した未来」へとつながると信じて選んだはずです。
目次
想像していた未来と違ったら
しかし、数年(たいていは2年から3年)が経つた頃には「想像とは違う未来」になっている場合が多いと思われます。「そんな時、あなたならどうしますか?」
そんな場合の対処の仕方・運命を良い方向へ導く、6つの方法をお伝えしたいと思います。
01.未来は自分の思い通りにならないと知る
まず、未来はあなたの思惑で決まっているのではありません。それは…
あなたの人生であったとしてもです!
複雑な事情、環境などが絡み合い、未来が決まって行きます。このことを「カオス」と呼びます。まず、この事実を受け入れることが、とても大切です。そして、もっと大切なことは…
カオスに逆らわないことです!
「カオスに逆らうこと」…とは、現在の自分(過去に想像した未来)にイライラすることや、何でこうなんだ!と批判することです。
02.自分に厳しくし過ぎないこと
「カオスに逆らうこと」とつながりますが…
思い通りにならない未来を自分のせいにしないことです!
特に10代の頃までは、いろんなことに対して批判的だったりしますが(反抗期という)年を重ねるごとに、自分で自分を応援してあげることの大切さに気付いて行くことでしょう。
03.友達は大切だが、数ではない
不遇の時にこそ、多くの友に会いたくなってしまいますが…
若い頃のように、ただ単に側にいるだけの友人(多い人数)が必要なのではありません。昔の友だちと今の友だちを比較してみてください。そこから分かるのは…
今のあなたに必要な友だちは、あなたの事をよりクリアにしてくれる友人です。
その友人は、誰よりも(ひよっとしてあなたよりも)あなたの事を分かっている人です。時にその友だちは、あなたの選択(人生)と違うことを言うかも知れません。そんな…
いつも側にいる友人よりも、時々会って刺激をくれる友人との区別が明確にできるようになるかが大切です。
※いつも側にいてくれる友だちを蔑(ないがし)ろに、してはいけません。彼らも大切な友です。
04.時には、親の意見も聞いてみる
「私には、そんな刺激をくれる友人なんて居ないよ!」…という方でも、親は誰よりもあなたの事を知っているはずです。
若い頃にはまったく耳を貸そうとしなかった親の意見でも…
少しだけ大人になった今なら、ようやく親の考えがわかるようになります。
親は人生の先輩でもあります。もっと早くから意見を聞いていれば、また違った人生を歩んでいたかも知れませんが、でもまだ遅くはありません。
わたしたちは失敗から多くを学ぶことが出来るのです。
しかし、世の中には、子供に愛情の少ない(まったく無い)親も存在します(人間だけの特別危惧種)そんな方は、親の意見を聞いてはいけません。
05.先人からの知恵(知識)を借りる
現在では、残念ながら親に恵まれない人も、少なからず存在します。また、親友(本当の友)がいない人も、残念ながらいらっしゃるでしょう。そんな方には…
色んな分野の本を読むことを、おススメします。
現在の人は、圧倒的に(活字の)本を読まなくなった…と言われています。実は僕も、親友や親に、あまり恵まれたほうではなかったので、本に、人生のヒントを求め、読んでいました。
僕は、仕事の専門書(占星術や心理学)を読むのは当たり前ですが、違った分野の本、例えば経済の専門書や、ミステリーや恋愛などの小説、音楽や芸術の専門書に、趣味の本(ウクレレやカメラ)など、あらゆる分野の本を読みます。
なぜ色ん分野の本を読むのか?といえば…
色んな分野の世界には、それぞれの人生におけるヒントが書かれているからです。
難しい哲学書を読むよりは、あなたの好きな(興味のある)分野の本を読んでいると、その分野の本を書かれた人の考え方や知恵(人生の)を、分かりやすく簡単に知ることが出来ます。
ただし、一つ大切なポイントがあります。それは…
どの本を読んだらいいか?…という選択です。
これは、先の友人や親に恵まれるか?…という事(誰の意見を聞くか)と似ていますが、本には一つ有利な点があります。それは…
自由に数多くの本を読める事と、気に入らない本は捨てればいい!
…という事です。親や友人は簡単に捨てられませんよね(笑)でも、本の中の知恵(本を書いた人の意見)は、あなたの人生にあわないなら、捨てられます(本当に本を投げ捨てないで下さいね…笑)
あなたにとって為になる本との出合い(本の選択)は、最初からは上手くいかないかも知れませんが…
「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」…てな方法でいくのが一番です。
もちろん本でなくても、ネットのブログ記事でも、色んなものを読める時代になり便利になりましたが、あなたに役に立たないのなら捨てればいい(読まない)だけです。(僕のブログもいつか読み捨てられる日が来ますね…泣・笑)
06.素直になれば、すべて上手くいく
結局最後は…
素直になれば、たいていの悩み事は解決できます。
これは僕が占いカウンセラーとしての経験上、一番言いたいことですが「素直になれば物事はうまくいきます」
「何に対して素直になるの?」…と思われる方もいらっしゃると思いますが、それは「全てに対して素直になる」事です。
例えば、今回のブログ記事を読んでも「…んな事、言われなくても分かっているよ!」と思って、聞き流すか?…あるいは「なるほど、改めて言われると、そうかもしれない!」と思い、試してみるか?
実は人生で、どんな不遇の時期であっても、世の中には、そこから抜け出すヒントがたくさん落ちています。
ただ、そのヒントやチャンスをつかめるかどうかは、心が素直であるかどうか…だけの違いです。
そして、最も大切な事は…
自分に対して、素直である事です。
他人に対して皮肉屋の人(世間に対して文句ばっかり言っている人)は、自分に対しても皮肉屋です。自分の才能・能力・やさしさ・思いやり・可愛らしさ…など、何も認めようとしないのです。
これでは、悩み事は解決しませんよね(笑)
今年、冬季オリンピックで活躍した「カーリング女子」の…「そだねー!」の一言が、全てを表している気がしますが、いかがですか?他の国のチームと違い、失敗してもチームメイトを信じ、批判せず、共にがんばろうとする姿は、とても美しく、素直で、応援している僕達の心も、素直にさせてくれたと思います。
今回のまとめ
今回は長年、占いカウンセラーとして、色んな方の人生を側で見てきた僕が感じていた…
想像していた未来と違ったときの、対処の仕方で、運命・運命を良い方向へと導くヒントをお伝えできたかと思います。
また、今回も長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
今日も、みなさんに幸せが訪れますように…Ryusho