タロット、占星術など、占い、スピリチュアルに関するサイト

占星術と周期との関係「周期占いとの違い」について

2019/03/15
 







この記事を書いている人 - WRITER -

西洋占星術以外の…他の占いに詳しい人ほど、運勢は  “12年毎に巡ってくるもの”  とか…9年周期説や、60年還暦説などを考える方が多いと思います。

これは、古代中国で発展した易経や干支の考えが残る、我々日本人にとって当然のことなのですが…実は、

西洋占星術は、運勢が巡ってくる「周期占術」とは違う

…ということを、今回のテーマとして、お伝えしたいと思います。えっ違うの???…w(゚o゚)w ワオオー!…というプロの占星術師も、いらっしゃるとは思いますが、少しお付き合い下さいませ(また、占い業界を敵にまわす記事を書くつもりか?…ヾ(ーー )ォィ

目次

周期占いとは違う占星術

天体周期について

占星術で使う、太陽系の天体は、それぞれ一定の、正確な周期で太陽を中心に周回している…ということは小学校の理科で習ったと思います。(だったら…周期、関係あるんじゃない?…ヾ(- -;)

確かに…個々の天体は明確な周期を持っています。例えば木星です。木星は地球から見て、12年に1回、同じ星座に現れます。

土星は、30年に1回、同じ星座に現れます。では、ここで問題です。木星土星が、同じ星座に現れるのは…何年に1回でしょうか?…(イヤだイヤだ…計算苦手…( ̄。 ̄)ボ~~~ッ

小学校で習った「最小公倍数」で、計算できますよね…(^^)ニコ

答えは…12と30の「最小公倍数」60です。(…分かってたよ…(  ̄っ ̄)ムゥ

つまり、木星土星が、同じ星座に現れるのは60年に1回ということになり…古代中国の易経も、天文暦(星の動き)や節季(陰暦)を応用していたことから、60年還暦になったと思われます。(ふーん…なるほど…(‘-‘*)♪

ちなみに、地球から見て、この土星より遠い天体(天王星、海王星、冥王星など)は、社会の天体と呼ばれ、個人の運勢よりは、国家や社会など、”長い年月をかけて成長するもの”  を見るのに適した天体と考えられています。(天王星の周期は84年で、3つの天体が揃うのに約420年かかります)

注意:個人のホロスコープにおいて、土星より遠い天体も重要な天体で、不要という訳ではありません。

 

あなたのホロスコープは、唯一無二のもの

さて話は…占星術のホロスコープになりますが、ホロスコープが何か知らない方は…

あなたの月が…どのハウスに入っているかで「隠された世界の鍵」が分かります…から先にお読み下さい。

個人の運勢を占うホロスコープには、いったい何個の天体が入っているか…ご存知ですか?

上記の記事から、あなたのホロスコープを作成すれば、分かると思いますが…僕は、最低でも10個の天体(メジャー・プラネット)と2つの※感受点、さらに、2つのマイナー・プラネット(小天体)を表示させています。(※感受点とは、天体以外の重要なポイント)

では、ここで問題です(今回は…本当に質問がおおいな…ヾ(- -;)コレコレ

ある人の出生ホロスコープ(誕生日)のパターンと、10個の天体が同じ星座(パターン)になるには、どれくらい期間(年数)が必要だと思いますか?

(えっと…太陽が同じ星座に現れるのに1年必要だよね…月が27日で…水星に金星の周期は…w(゚o゚)w オオー!…頭がパンクする)

ふふふ…ごめんなさい。意地悪な質問でしたよね。まさか本当に計算を始めるとは…(笑)…10個の天体が個別に持つ周期の「最小公倍数」を計算するには、高性能パソコンが必要です(騙したな……(  ̄っ ̄)ムゥ

天王星、海王星、冥王星の3つの天体でも420年ですから、それ以上で、もう気の遠くなるような年月…周期が必要という事になります。つまり…(つまり、何だよ…(≧ヘ≦) ムゥ

占星術の根幹であるホロスコープは…周期占いではない

…ということです。(それが言いたいために、こんな手の込んだことを…(  ̄っ ̄)ムスゥ

あなたの誕生日から作られた、出生ホロスコープは、唯一無二のものなのです。

ちなみに、パソコンで10天体周期の「最小公倍数」を計算しても、何百万年…単位では出現しませんでした。

 

天体のパターンを利用した法則性

(じゃぁさー…私から一つ質問があるんだけど…(*゚ー゚)v♪…周期を利用しないで、どうやって未来を占っているの?)

おっ、初めて…いい質問をしたね…(゚ー゚)(。_。)ウンウン(初めては…余分だよ…(  ̄っ ̄)ムゥ

占星術では、未来を占う場合に、日めくり暦にあるような「固定周期」を使用するのではなく…

天体と天体が作る、ある特殊な法則(パターン)を利用して占っています。

(…何、そのパターンって……(*゚ー゚)v♪

それが「天体のアスペクト」です。

(アスペクト?…何じゃそれ…(ノ゚ο゚)ノ

まぁ、簡単に言えば、天体と天体の位置関係を、その角度で分類分けしたパターンのことです。

(ふーーん…そいつで未来が読めると言う訳か?…(*゚ー゚)v♪

そんなに簡単なものではありませんが…このアスペクトパターンは、何年後に必ず出現する…という周期的なものではない…ということはお伝えしておかなければなりません。

天体のアスペクト」につきましては、また深い話になりますので、機会を改めて、またお話したいと思います。(出た!…記事ひっぱり作戦…ワァオオーw(*゚o゚*)w

 

今回のまとめ

今回はみなさんに「占星術は周期占いではない」…ということを知っていただきたくて、この記事を書きました。少し、ややこしい話でしたが…ご理解いただけましたか?(…まぁ、ボチボチな…(゚ー゚)(。_。)

以前から、占星術の修学には、長い年月が必要だと申し上げていますが…僕も一つずつ、お伝えできたらな…と考えています。(あんまり…ひっぱるなよ…ヾ(ーー )ォィ

今回も、最後まで読んで頂いてありがとうございます。今日も、みなさんに幸せが訪れますように。Ryusho

この記事を書いている人 - WRITER -

Copyright© Ryushoの浪漫紀行 , 2018 All Rights Reserved.

error: Content is protected !!