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生まれ時刻の記録の習慣について…「占星術的考察」より

 







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少々、かたいタイトルになってしまいましたが…(^-^*)/コンチャ!…前回から「占星術シリーズ」を始めまておりまして…(また…勝手にシリーズ化して…ヾ(- -;)オイオイ

…その中で、ホロスコープ(出生図)を作成する際に「生まれ時刻」が必要であるとお伝えしました。特に前回の「月のハウス」を調べる場合には、”かならず”  設定に必要なものでしたね。まだ読んでない方は…

あなたの月が…どのハウスに入っているかで「隠された世界の鍵」が分かります…からご覧下さい。

でも、我々日本人は(※最近生まれた子は出生時刻が分かる)…あまり、生まれ時刻を気に止めていませんでした。そこで、今回は「占星術から見た出生時刻の考え方と、分からない場合の対処方法」について書きたいと思います。

目次

生まれ時刻の記録の習慣

私たち日本人は、最近まで、自分の生まれた時間に、あまり関心がありませんでした。それに比べ、西欧人は、かなり昔から「出生時刻を記録する」…という習慣があったようです。

これは何故かと言えば、宗教の違いによるものだと考えられます。西欧諸国の宗教で一番、影響力のあるのは「キリスト教」ですよね。このキリスト教は別名「契約宗教」とも呼ばれているのをご存知ですか?

つまり、洗礼によって「神との契約」を行い、神様に助けてもらう…という考え方です。(…これが西欧的…て奴ですか…(-_-;ウーン

この契約の際に必要なもの…といえばサイン(署名)ですが、その時、契約書に書き込むのが「名前と契約日時」です。(※初期の洗礼儀式にもサインは必要だった)

現代のアメリカなどの西欧社会でも、ビジネスの世界では、この習慣(サイン)は継続されていますよね。(※近代の日本も西欧化によって、サイン社会になりつつあるが、まだ朱印・はんこ社会です)

西欧と比べ、日本の場合の神道や仏教などでは「神と契約する」という慣習はなかったので、庶民が洗礼した時刻まで記録するという感覚はなかったと思います。(※日付は大切にしたと思われます)

 

占星術の「生まれ時刻」の考え方

占星術の場合…特にホロスコープ(出生図)を使う西洋占星術は、西洋…と言うくらいですから、当然、西欧社会の影響で、正確な出生時刻を使って作成しますし…庶民であっても、その記録に困ることは無かったと思われます。

特に、占星術的観点から言えば「エポック」という考え方があって、これを計算の基準とします。

エポックとは

人生において、重要な節目、切れ目となるような瞬間のことをいいます。特に、一人の人間にとって、受胎出産(出生)、死亡という、3つの重要なエポックがあり、これを「三大エポック」と呼びます。

占星術が出生時刻を重要視するのは、この三大エポックのためで、特に、宇宙からこの世界に生まれ出た瞬間(出生時刻)は、とても貴重な瞬間なのです。

 

生まれた時間を知らない人は、どうすればいいの?

残念ながら、我々日本人は、正確な出生時刻を記録していない場合が多いと思います。(ここ20年位は母子手帳に書かれている場合が増えて来ました)

僕の場合も、年老いた母に、僕が生まれた時間は何時だった?…と聞くと「午前0時を少し過ぎたころ…だったかしら」なんて答えが帰ってくるくらいで、何分何秒(正確な時刻)までは分かりません。

それに、その記憶もあいまいな場合があって、1年前に聞いたときは「午前1時くらいだった」と言っていましたから…(^^)ニコ…約1時間くらいの誤差もあります(※中には全くの記憶違いの人もいます)

さて、そんな場合を含めて、生まれ時刻が、全く分からない方はどうすればいいのでしょう。

●占星術のレクティファイ(Rectify)とは

正しい生まれ時刻に修正することを…占星術ではレクティファイと言います。これは「整理」する言葉から来ているらしいのですか、専門的に言うと、人生の岐路(複雑な流れ)を、先ほどのエポックに従って修正することです。

ただし、出生時刻が分かっている場合には、誤差を正すために15分以内であれば、修正を許されています。また、60分以上、時間があいまいな場合や、まったく不明な場合は「午前6時か、昼の12時」を仮の時刻とします。

どちらにするかは占星術師の技量ですが…例えば、突発的に生まれた場合は午前6時を、病院で普通に生まれた場合は昼の12時を仮の時刻とします(※ケースバイケースですが…(^^)ニコ…)

レクティファイの具体的な方法は…難しいので書きませんが、どれくらい難しいかといえば「全ての占星術の技量を備えた占星術師が数回、修正を行って分かる…くらいの技術」とでも、言っておきます。(…あんた出来るのかい?w(゚o゚)w オオー!…方法は知っています…(^^)ニコ)

 

今回のまとめ

今回は、占星術のちょこっと”うんちく”  的に…出生時刻について語って参りました…(^_^)ニコニコ

前にも一度、申しましたが…占星術の体系は本当に奥が深くて、勉強するには、そうとうの時間や覚悟が必要です。しかし、学問好きの方でしたら、焦らなければきっと習得できると思います。

…がんばって下さいね…(o^-^o) ウフッ

今回も最後まで読んで頂いてありがとうございます。今日も、みなさんに幸せが訪れますように。Ryusho

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