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天使学入門「旧約聖書の中の天使たち」前編

2017/11/18
 







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今回の浪漫紀行は「天使学入門」の続編で「旧約聖書の中の天使たち」を取り上げています。新約聖書から始めてしまいましたが本来は順番から言えば旧約聖書が先ですよね。

今回も内容が多くなるので前編と後編の二回に分けて説明したいと思います。前編は旧約聖書とは何が書かれているのか簡単にお話しします。 😛

目次

天使学入門「聖典の中の天使たち」旧約聖書・前編

この最も古い聖典の中で天使の存在はいったいいつから出てくるのでしょうか?それは創世記のエデンの園から見て取れます。エデンの園を追われるアダムとイヴの話は有名ですよね。

◎まずは旧約聖書は「創世記」エデンの園から

蛇(サタン)の誘惑に負けて、禁断の実を口にしたアダムとイヴ。主は原罪を犯した二人を楽園から追放してしまいます。

主なる神は、アダムとイヴをエデンの園から追放し、世界に送り、自分達で新しい生活をするようにされた。主は命の木への道を守るため、エデンの東にケルビムと、きらめく剣の炎を置かれた

このケルビムこそ、天使軍団の中の上級三隊の一人、智天使ケルビムです。ケルビムはヘブライ語で「知識」「仲裁する者」という意味があります。「きらめく剣の炎」は「稲妻」を意味し、その剣を武器としてエデンの東門を警護したということです。

 

旧約聖書は一言で言うなら天地創造の物語です。主が6日間で天地、息とし生けるもの全ての創造を行い、7日目に休まれたという一説は有名で一度は耳にした事があるはずです。

そして主は人間アダムを「エデンの園」に置きイヴを与えますが、イヴがヘビにそそのかされ、禁断の実を口にしてしまいます。神にそむいたアダムとイヴはエデンの園を追われます。

 

その他の物語としては、彼ら(アダムとイヴ)の子供、カインとアベルの物語から始まり、大洪水でのノアの箱舟の物語バベルの塔を建設した事で我々人間の言葉が狂わされた逸話と続き、アブラハムとその子孫達が約束の地を求めての旅をするといった、人間の起源とその一族の伝承物語となるのです。

旧約聖書の構成

一般に聖書とは「旧約聖書」と「新約聖書」のことと認識されていますが、この新旧の振り分けは2世紀以降、キリスト教徒が聖書を取りまとめた際に、イエスによる「新しい契約」として名づけたもので、特にユダヤ教では、「旧約」とは言わず「トーラー」と称し、別名「モーセ五書」とも呼ばれています。

ちなみにこの「モーセ五書」とは「創世記・出エジプト記・レビ記・民数記・申命記」の5冊の正典のことです。

 

また、これら新旧の聖書を取りまとめた際に、正典として認められなかった文書が数多く存在し、後の時代に発見された宗教的にみても重要な書物が存在します。これを「外典」とか「偽典」とか言い、最近の聖書などでは正典の後に付録として付いている物も目にします。

 

実は天使学を学んでいる者にとって、この隠された書「外典・偽典」は叡智の宝庫で、例えば旧約聖書の偽典エノク書」などは天界に登ったエノクが見聞きした、天界と天使の様子が事細かく記されています。

今回のまとめ

旧約聖書とはどんなバイブルなのか簡単に説明しました。僕はパールバック版の聖書を旧約聖書から読んで、そこに描かれる神々や天使たちに魅了され、天使について学ぼうと思いました

もし興味がおありでしたら、天使というテーマ以外でも様々な本が書かれていますので、読んでみても面白いと思います。

これからも浪漫紀行は、身近で見つけた奇跡や、みなさんに役立つ記事を中心に書いて行きたいと思います。みなさんの幸運な人生のお手伝いが出来ることに幸せを感じながら。RYUSHO

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