天使学入門「新約聖書の中の天使たち」前編

2017/11/15
 
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今回の浪漫紀行は「天使学入門」として特に「新約聖書」を取り上げます。聖書の中の天使の世界をご案内します。新約聖書の内容が少し長いので前編と後編に分けて見ていきましょう。

天使学入門「聖典の中の天使たち」新約聖書・前編

まず聖典の三大経典の中で、我々に一番なじみが深いのは、やはり新約聖書でしょう。日本でもキリストの誕生の日ということでクリスマスを祝ったりしますからね。それでは早速、新約聖書の中の天使はどんな風に描かれているのか見て行くことにしましょう。

◎新約聖書「ルカによる福音書」から

さて、6ヶ月目にガラリヤのナザレという町の一人に乙女の下に、み使いガブリエルが神から遣(つか)わされた。この乙女はダビデ家のヨセフのいいなづけで、名をマリアと言った。み使いは彼女のところに来て、『恵まれた者、喜びなさい。主はあなたとともにおられます』と言った。この言葉を聞いて、マリアは胸騒ぎがし、このあいさつは何のことであろうかと思いとどまった。すると、み使いは言った。『マリア、怖れてはなりません。あなたは神からの恵をいただいたのです。あなたは身ごもって男の子を生むでしょう。その名をイエスと付けなさい。彼は偉大な者になり、いと高きおん者の子と呼ばれます』

新約聖書の中の有名な受胎告知の一節です。この「み使いガブリエル」こそ、天使のことなのです。

 

◎新約聖書「マタイによる福音書」から

母マリアはヨセフと婚約していたが、同居する前に、聖霊によって身篭(みごも)っている事が分かった。マリアの夫ヨセフは正しい人であったので、マリアのことを表沙汰(ざた)にするのを望まず、ひそかに離縁しようと決心した。ヨセフがこのように考えていると、主の使いが夢に現れて言った。『ダビデの子孫、ヨセフよ。妻マリアを迎え入れるを怖れるな。その胎内に宿りしものは聖霊によるものである。マリアは男の子を生む。あなたはその子をイエスと名づけよ』と

このヨセフの夢の中に現れた「主の使い」も天使のことを指していて、大天使ガブリエルのことです。

この二つの福音書の中で天使は主(神)からの言葉を伝える役割を果たしている事がはっきりと読み取れます。つまり、天使は主(神)のメッセンジャーという事です。

 

次に、この事(メッセンジャー)を、はっきりと言及している一節があります。

◎新約聖書「ヘブライ人への手紙」から(第1章7節)

み使いについては、神は、そのみ使いたちを風とし、仕える者たちを燃え盛る炎とされる

少し、詩的で意味が分かりづらいのですが、僕の解釈では「風」をメッセージ、言葉、直感、霊感と考え、「炎」は「火」の事で、創造、情熱、争い、戦い、と考えます。そして、もちろん「み使い」は天使のことで「仕える者」とは我々、人間の事ではないかと考えています。

メッセージや言葉の類は風によって運ばれますし「火」は創造と破壊の象徴に他なりません。つまり主(神)はこの地上の創造物を作られるにあたって、我々人間を物質的な「しもべ」とされ、その「しもべ」への指示を天使によって伝達されていると解釈できます。

 

また次に新約聖書イエスの復活の場面にも天使の記述が見られます。

◎新約聖書「マタイによる福音書」二十八章~イエスの復活の朝

さて、安息日の後、週の第一日が明けそめる頃、マグダラのマリアともう一人のマリアとが墓を見に来た。すると大きな地震が起こった。それは主の使いが天から下って石に近づき、それをわきに転がして、その上に座ったからである。その姿は稲妻のように輝き、その衣は雪のように白かった

イエスの処刑後、墓を見に来た二人のマリアはイエスの墓石の上に座る天使と出会います。この一節、天使の、美しくも力強さを表しています。

 

前後しましたが、ここで少し新約聖書の構成について述べておきたいと思います。

新約聖書の構成

新約聖書は基本的にイエスの弟子達が書いた、イエスの伝記の部分「福音書とイエスの弟子達の伝道記録「使徒行伝」さらに、イエスの弟子達が主の啓示を受けて書き送った手紙「パウロ書簡」そして、使徒ヨハネが主によって見せられた、世界の終末と最後の審判を記した「ヨハネの黙示録」の4つの構成になっています。

今回のまとめ

新約聖書の中で書かれた天使を見てきましたが、少し内容量が多いので今回はここまでにします。僕も、あまり聖書を知らない時期でも、この前半の物語は知っていましたが、ここまではっきりと天使の事に言及しているとは思いもよりませんでした。

みなさんはいかがでしたか? 😛 次回も有名な「ヨハネの黙示録」の部分について触れたいと思います。

これからも浪漫紀行は、身近で見つけた奇跡や、みなさんに役立つ記事を中心に書いて行きたいと思います。みなさんの幸運な人生のお手伝いが出来ることに幸せを感じながら。RYUSHO

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