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ヒプノ・セラピーで何が改善できるのか?・・・と言うお話。

 







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今回の浪漫紀行のテーマはヒプノ・セラピーので何が改善出来て、何が出来ないの?というお話です。これはヒプノに限ったことでなく、セラピー全般に言えるお話です。

目次

ヒプノ・セラピーで何が出来るか

ここまで簡単にヒプノ・セラピー(催眠療法)の歴史とか話をしてきましたが、ではヒプノ・セラピーを使って、いったい何が出来るのでしょか?どんな事にこのセラピーが有効なのか知りたくなります。

ヒプノ・セラピーで出来る事。出来ない事。

ヒプノ・セラピーは文字通りセラピーですから、人間の心と体の健康を改善するための療法という事になるのですが、特に「」の分野のセラピーになります。

特に勘違いされているセラピストも多いですが、体のトラブル、特に医療に関するトラブルを解決するために催眠療法のみを持って治療に当たるべきではありません。

もちろん近年、代替医療と言う言葉も聞かれるようになってきましたが、医療行為と認められていて保険対応にもなっているアメリカなどとは違い、日本の現状は、まだまだだと言う事を知っておいて下さい。

 

僕を指導してくださった、前、全米催眠療法協会会長でITTO(インターナショナル・トレーニング・セラピー・オーガニゼーション)のトレーナーDr、ニーバスが言っていました。

私が教えるヒプノ・セラピーは、習慣になっている振る舞いを変えて、本人の望む結果を導くタイプのものです。でも、皆さん、それだけか?とがっかりしないで頂きたい。それだけでも心の病のかなりの領域をカバーできるのですよ

しかし、ヒプノ・セラピー(催眠療法)だけで解決できない分野もあります。それは体の病気です。医療で治療すべき問題は医療で解決すべきです。また、心の問題であっても、習慣によらない問題、つまり、精神病など、これらの分野は代替医療、つまり医療のサポートとして以外であたるべきではありません」と言っていました。

 

では、習慣による問題とはどんなものがあるのでしょうか?例えば、不眠、喫煙、過食症、拒食症、不安、その他の恐怖症などがあげられます。習慣による問題は、ダイエットに見られる軽い問題から、不安や恐怖症などの重いものまであります。

これらの問題のほとんどの原因は「ストレス」によるものだと考えられています。

生物の中で、人間ほどストレスを溜め込んだ生き物は見当たらないでしょう。例えば、野生の動物などは自身に危険が迫ってくると生存本能が働いて逃避行動を取ります。

つまり一目散に逃げ出すのです。しかし動物の中にあって、人間だけ理性が働いて、逃げ出すことが出来ないのです。この理性世間体とか自己責任とか言えるでしょう。

もちろん、我々、文明社会の中でこの理性は大変重要なものなのですが、しかし本能的なレベルで考えた時、この理性は自分を縛り付ける鎖となってしまっています。そして、この鎖こそがストレスとなって、人間の体や心に様々な作用を及ぼしているのです。

更に言えば、その人間の性格や過去の経験によっても鎖の重さが変わります。ですから同じ環境にいても、ストレスの受け方が変わるのです。

 

僕が学んだヒプノ・セラピーでは特にリラクゼーション・セラピーと言って「ストレス」を取り除く事に重点を置いています。つまり、リラックスへの誘導に催眠を使うのです。

ヒプノ・セラピーの手順を簡単に説明すると

手順は簡単です。まず、ゆったりとした椅子に腰掛けてもらい、自分の呼吸に意識を向けてもらいます。

呼吸を数えながら、体の筋肉を段階的にリラックスさせてトランス状態に入っていきます。そして、さらに段階的にイマジネーションを喚起しながら、軽いトランスから深いトランス状態へと移って行きます。

例えば、美しい砂浜で椅子に腰を下ろし、波の音を聞きながら、身体に太陽の暖かさをイメージしてもらいます。そして、ゆったりと身体の力をほぐしていきます。

クライアントがある程度、深いトランス状態に入ったなら、セラピーを行って行きます。

例えば、ダイエットなら鏡の中のダイエットに成功した自分の姿を見てもらったりします。そして、十分、セラピーとリラックスを体験したら、クライアントにとって有効な自己暗示を入れながら、トランス状態から覚まして行きます。

クライアントによっても違いますが、この間、約1時間のセッションになります。そして、このセッションを連続的に数回行う事で、クライアントの心の鎖が取り除かれ、日常の行動が変わって行きます。いわゆる行動改善がなされてゆくのです。

 

この他にもさまざまなアプローチはあるのですが大体はこんなところです。ヒプノ・セラピーは薬のように即効性ありませんが、逆に薬のように副作用とかの心配はありません。重要な事は、根気良く続ける事で絶大な効果が現れてくるものなのです。

この事をDr、ニーバスは、こう言いました。

我々、セラピストはクライアントを一気に180度変える必要は無いのだ。そのクライアントが変えたい習慣をほんの1インチ(2,3センチ)変えてあげるだけでいいのです。そうすれば、わずか1インチの変化でも、1日後、10日後、1ヶ月後、さらに半年後には大きな変化となって現れるであろう・・・」と。

今回のまとめ

さて、いかがでしたか?ヒプノ・セラピーは皆さんが思っているイメージとかなり違ったと思います。今回は僕をトレーニングしてくれた師、Dr、ニーバスの言葉を引用させていただきました。

これは僕がニーバスから学んでいた時に、ノートに書き留めた言葉です。 😛

これからも浪漫紀行は、身近で見つけた奇跡や、みなさんに役立つ記事を中心に書いて行きたいと思います。みなさんの幸運な人生のお手伝いが出来ることに幸せを感じながら。RYUSHO

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