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「守護天使~ガーディアン・エンジェル・セラピー」の前に・・・僕の天使体験を告白します。

 







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こんにちはRYUSHOです。今回から浪漫紀行は前回からお伝えしている「守護天使~ガーディアン・エンジェル・セラピー」の前に、もう一つ、僕の子供の頃の天使体験についてお話したいと思います。

子供の頃の記憶ですが、今でも鮮明に覚えています。大人に話すとバカにされたりするので心の中にしまって置いた物語を告白したいと思います。

少し長いかも知れませんが、守護天使の世界に興味のある人は、是非お付き合い下さい。

目次

僕の天使体験を告白します。

僕が小学校二年生の時、家の前で車に轢かれてしまいました。原因は僕が周りをよく見ないで飛び出したことでした。

事故に遭った時はショックで痛みは感じませんでしたが、左足が折れて変な方向に曲がっていたのを今でもはっきりと覚えています。

事故後、家のブロック塀にもたれて座り込んでいた僕の頭の中に突然イメージと言うかメッセージがわいてきました。それは折れた左足を下に引っ張って、外れたマネキンの足をでもはめ込むように、元に戻す映像でした。

僕はとっさに、そのイメージの通り足を元にもどさなきゃと思いましたが、どうして良いか分かりません。すると、家の中から慌てた父親がやってきて僕を抱きかかえ病院に連れて行かれました。

病院に着いて、早速足のレントゲンを撮ると左足首二本が完全に折れていたのですが、不思議な事に骨はに奇麗に折れていて、手術の必要はなく、そのままギブスを巻くだけの手当てで終わりました。

足が変な方向を向いていた事は今でもはっきりと覚えています。でも、いつの間にか、誰かに治療でもされたように、あのイメージの通り足は真直ぐな状態に戻っていたのです。

足の骨がくっ付くのにそれほど時間はかかりませんでした。でもその後のリハビリが大変で、骨は完全な状態に治っているのに、力を入れると折れそうで、僕は松葉杖なしには歩けなくなってしまいました。

僕の中の友達

そんな時、突然、声が聞こえてきました。それは「僕の中の友達」の声です。

こんぴらさんに登って来て・・・」と。

こんぴらさん」は僕の地元、香川県にある金比羅宮のことで、本宮が山の頂上にあって7百段以上の石段(785段)を登らなければお参りすることが出来ません。※奥の社は1365段

地元の人は金比羅宮に参拝することを、こんぴらさんに登ると言います。お年寄りや足腰の弱い人のために籠(かご)で本宮まで送ってくれる籠屋(かごや)は、こんぴらの名物の一つにもなっています。

僕は両親に「内なる友達」の声のことは言わずに、ただ「こんぴらさんに登りたい」とだけ伝えました。すると両親は不思議な事に松葉杖なしで、まともに歩く事も出来ない僕の言葉を何も言わずに了解してくれたのです。

僕は、父親と、僕の従兄弟(いとこ)と一緒にこんぴらさんに登ることになりました。

こんぴらさん

こんぴらさんに行かれた事のある方は知っていると思いますが、ここの石段はかなり急勾配で、その両側には土産屋さんが軒を連ねてあって、途中、どこででも疲れたらすぐに休憩を取る事が出来るようになっています。

僕の中の「内なる友達」の声は言いました。「登りはゆっくりでもいいから、途中で休まずに一気に登るよ。心配いらない。僕がついているから。一歩一歩、確かめるように登るよ

僕は車の中に松葉杖を置き、父といとこの肩を借りながら、なんとか登り口の鳥居の下にまで連れてきてもらいました。

僕は意を決し、ゆっくりと独りで立ちました。しかしここまでは何とか来れましたが、次の一歩を踏み出すのがどうしても出来ませんでした。

登り口のところで立ち往生している僕の姿をこんぴらさんにお参りに来た他の人たちが、不思議そうに石段を登っていきました。

僕は自分の足が思うように動かない事への苛立ちから、無理に足を一歩前に出そうとしましたが、意に反し足の筋肉が固まってしまい全く動きません。

そんな僕の事を父親といとこは、ただ何も言わず見守ってくれていました。

不思議な少年

そんな時、年恰好はちょうど私と同じくらいの男の子が、急に後ろから現れ、僕の左肩をポンと叩いて、そのまま先に石段を登って行ったのです。

すると不思議な事に折れていた左足が羽でも生えたように、すっと軽くなって、僕の足元にある一つ上の段に足が掛かりました。

それから、その左足に恐る恐る自分の体重を乗せてみると、今度は身体のほうが「ふぅわっと」軽くなって、気付くと僕の身体は一段上の段に立っていました。

その瞬間、後ろからいとこの声が聞こえてきました。「やったぁ!できた

 

僕は続けざまに、次の段も同じように左足から挑戦しました。すると、また同じ様に、一段登ることが出来ました。「いいぞ!いいぞ」僕はいとこの応援の声を聞きながら、次々と段を登りました。

僕は心の中で、一歩、二歩、確かめながら、登り始めました。

僕の階段を数える声は、いつしか「内なる友達」の声とダブって聞こえていました。「いいぞ、その調子、あせらずにね。ゆっくりと、じゅういち、じゅうに・・・

 

気がつくといつの間にか、僕はこんぴらさんの中腹あたりに立っていました。登る間も、ずーっと「内なる友達」の声は僕を励まし、いっしょに闘ってくれたのです。

僕はいつしか、石段を登ることが楽しくなっていました。

こんぴらさんの茶店

こんぴらさんの中腹あたりは、なだらかな場所になっていて茶店があります。僕の家族はこんぴらさんに来ると必ず、この茶店で甘酒を飲んで一服をする事になっていました。

父親はそれまで黙って見守ってくれていたのですが「そろそろ疲れがでる頃だから、茶店で一服していこう」と言い出しました。

でも僕はここで休む訳には行きません。「内なる友達」との約束があったからです。

おーい。無理するな。ここで休んでいこう」父親が言いました。いとこも甘酒が飲めるので休む気満々です。

ごめん。今、止まったら、また次に動くのが怖くなる。だから、このまま、一番上まで行くよ」僕が、そう言って、次の石段に足をかけると、いとこも、しょうがないなといった面持ちで、僕に付き合ってくれました。

茶店にすでに腰を下ろしていた父親が、慌てて、立ち上がり、僕たちの後を追いかけてきました。

その時の僕は、石段を登るのが楽しみになっていて、そこから頂上の本宮までは、あっと言う間でした。本宮に到着した時等は僕よりも、いとこの方が、息があがってしまっている始末。

本宮に到着したとき「内なる友達」の声は聞こえなくなっていましたが、僕はここまで登ってこられた事に感激して、その声のことをすっかり忘れてしまっていました。

こんぴらさんからの帰り道

こんぴらさんにお参りを済ませた僕達一行は、石段中腹の茶店の甘酒を目指し、一目散に駆け下りて行きました。驚く事に、その時の僕は、下りの石段を一段飛ばしで降りて行けたのです。

その光景にいとこや父親は目を丸くしていたのを今でもはっきりと覚えています。

父親が運転する帰りの車の中で、僕の足が突然動き出した事で、話題が盛り上がりました。会話の中でこんぴらさんのご利益だと言う事になったのですが、僕が最初の一歩を踏み出すきっかけになった、私と同じくらいの男の子の事を話すと、みんな不思議そうな顔をして、誰もそんな男の子は見ていないと言っていました。

そのまま話が次の話題へと流れてしまいましたが、僕はそれ以上追及はしませんでした。

守護天使

僕は子供の頃のこの思い出を、今振り返ってみても、とても不思議で、でもどこか懐かしく温かい気持ちになります。

僕は今でも、子供の頃守ってくれていた「何か」がいたことを確信しています。

それが天使や精霊だと思います。それも、子供を見守る守護天使ガーディアン・エンジェル」に間違いないのだろうと思うのです。

今回のまとめ

今回は長くなってしまいましたが、僕の子供の頃の体験の告白をしました。次回からのこのブログで、あなたにもあった体験を、もう一度思い出して欲しいと思います。それがガーディアン・エンジェル・セラピーなのです。

これからも浪漫紀行は、身近で見つけた奇跡や、みなさんに役立つ記事を中心に書いて行きたいと思います。みなさんの幸運な人生のお手伝いが出来ることに幸せを感じながら。RYUSHO

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