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「魔術師としての基礎訓練とは」魔導書シリーズ

2018/04/09
 







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グリモワールの内容をそのまま行うだけでは、魔術は成功しません。魔導書に書かれた儀式や呪文を何度唱えても、効果がまったく発揮されないでしょう。

魔術道具や魔術を行う天文学的日時や、呪文の強さなどばかりに気を取られていても、残念ながら何の意味もありません。むしろ、魔術の達人と呼ばれる人は、それら魔術道具を一切使わなくても、魔術の力を発揮する事ができるのです。

これこそが真のマスター魔導師ですが…

魔導師いわく、道具にこだわっているようでは真の魔術師にはなれぬ!

…と言う事でしょうか。

そこで、今回のテーマは「魔術師になるための基礎訓練」を取り上げたいと思います。

目次

基礎訓練

魔術師としての力を発揮するために必要な基礎訓練は2つあります。それは…

●クンダリニーの覚醒

●ビジュアライゼーション

の2つです。…と言われても何の事やら分かりませんよね。しかし心配無用、1つずつ説明しますね。※尚この2つの基礎練習は魔導書「グリモワール」に記されたものではなく、ヒプノ・セラピストの私が持っている基礎知識を応用して、魔術師基礎訓練に取り入れたものです。

 

クンダリニーの覚醒

まず、クンダリニーとはヨーガの言葉で、一般的な健康目的のヨガとは違い、超常的能力向上を目的としたヨーガで「クンダリニー・ヨーガ」と呼ばれています。

サンスクリット語でプラーナという言葉があって、意味は「生命」で、ヨーガでは、宇宙に満ちている根源的エネルギーとされています。

そして、その根源的なエネルギーであるプラーナを、人体の中で螺旋(らせん)状に循環させる事で、超常的能力を活性化させることを「クンダリニーの覚醒」と呼びます。ちなみに、クンダリニーはサンスクリット語で螺旋(らせん)コイルなどを意味します。

クンダリニー・ヨーガの実践については、専門的な修行が必要ですが、以前このブログで書いた…

自宅でも簡単に出来る仏教瞑想を応用した「手放しメソッド」瞑想法~その1…と、

自宅でも簡単に出来る仏教瞑想を応用した「手放しメソッド」瞑想法~その2…でも、プラーナの循環と制御は十分行えますので、一度ご覧下さい。

一度の練習では効果はあまり見られませんが、これらヨーガや瞑想を繰り返すことで、あなたの体内エネルギーは浄化され、魔術師としてもパワーや能力が高まって行く事でしょう。

 

ビジュアライゼーション

これまた、何の言葉か分からないと思いますが、日本語で言えば視覚化のことで、目を閉じて想像力で物を見る訓練の事です。

これは手前味噌で申し訳ありませんが、全米催眠術療法協会認定セラピストとしての私の得意分野でして、簡単にビジュアライゼーションのやり方を説明すると…

まず、単純な図形を白い紙の上に描きます。三角形でも四角形でも構いません。星の形でも良いでしょう。そして、その図形を30秒ほと、じっと凝視します。※超能力開発に使うESPカードを使ってもいいです。

そして、次に目を閉じて、今脳裏に焼きついた図形を、心の目で見る訓練を繰り返すだけです。これが「ビジュアライゼーション」視覚化と呼ばれる練習方法です。

慣れてくると、心の目で見た図形を、より長い時間留めて見たり、タロットカードなど複雑な図形を見られるようになります。さらに進むと、伏せたタロットカードを見ずに、ビジュアライゼーションで、言い当てたり出来るようになるかも知れません。

この「ビジュアライゼーション」の方法についても、より詳しく知りたい方は…

「ガーディアン・エンジェル・セラピー」メソッド~ビジュアライゼーション編…をご覧下さい。

今回のまとめ

さて、今回取り上げた2つの基礎訓練は魔術師になるためだけではなく、身体エネルギーや記憶力の向上にも貢献し、あなたの潜在能力を上げる効果を発揮すると思われます。そして、これの能力を手に入れた、あなたは魔術師になる準備が整ったことになります。

文字通り「ソロモン王の鍵」であるマスター・キーを手にしたあなたは、魔術師への道を一歩進めたことになるのです。

しかし魔導師への修行は始まったばかりです。ここから先に進むには、本格的にグリモワールの習得に励まなければなりません。例えば「ソロモン王の大きな鍵」では惑星霊の召喚惑星護符の作成です。

その為には占星術やカバラなど最低限の知識が必要となりますが…(※惑星霊とは占星術の7天体(惑星)の事です)

今回の魔導書シリーズはとりあえず、ここまでにしたいと思います。占星術や、カバラの生命の樹などの知識記事が、書き進んだ段階でまた、魔導書シリーズの次のステップが紹介できたらと考えています。

今回も最後まで読んでいただいてありがとうございます。みなさんの幸運な人生を願いながらRYUSHO

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