【カバラ数秘術】未来数とは？未来の自分の姿なのか？それとも・・・。

今回も引き続きカバラ数秘術について書きたいと思います。

カバラ数秘術には色んな数秘があるので本当に面白いのですが、あまり増えると混乱するので、僕は個人を占う場合は、３つの数秘（過去、運命、未来）を基本に見るようにしています。

それでは、早速、カバラ数秘術、未来数の世界をご案内したいと思います。

未来について

その前に、みなさんは未来と聞いて何を連想されますか？おそらく質問する相手によって、その答えは変わってくると思います。

１０代やそれ以前の若い人にとって、未来は将来の自分の姿、夢、希望などと結びついて答える人が多いと思いますし…壮大な未来を夢見ている人もいらっしゃるでしょう。

20代や30代の人にとっては、おおむね現実的な未来を答える人が多いと思います。仕事や結婚などの夢や、どんな所（場所・家）に住みたいかとか…行きたい場所（国内・海外）など、心に描く未来が一番多い時期でもあります。

30代後半から40代になってくると、自分の未来よりも、子供や配偶者、両親など、周囲の事について意識されることが多いかもしれません。夢と言うより、人生の課題や問題点が増えてきくるはずです。

そして50代になってくると、自身の老後や健康のこと、第二の人生（仕事や再婚など）に考えが及ぶび始めるでしょう。このように、一口で未来と言っても、年齢、性別、仕事や健康状態、周囲の環境によって変わってきます。

ちなみに仏教の世界になると、未来は三世（前世、現世、来世）の一つで…衆生が死後に転生して送る一生、つまり来世を意味するとされています。

 

カバラ数秘術　未来数とは

ではカバラの教えで未来数とは何を意味する数秘になるのでしょか？それは大きく分けて二つの意味があります。

1・現在の人生における課題や問題点を明らかにすること

2・その課題を克服し到達した目的地を示すこと（来世という考え方もある）

こう聞くと「えっ、宿命数の前世で残された課題（カルマ）に、運命数の人生（現在）で果たすべき課題があるのに、さらに来世の課題まであるの？」とみなさんの不満が聞こえてきそうですが…

心配いりません。実は【未来数】には考え始める時期があると言われています。

【未来数】が人生に影響を及ぼし始める時期は、運命数による個人差はありますが、54歳から63歳の間から始まるとされています。（この差は数秘術の9年のライフサイクルの差）※未来数スタート年を知りたい人は個別に調べる必要があります。

ですから…この未来数スタート年齢に達していない若い人は、将来の第二の人生の目標や、来世の姿くらいに軽く捉えて、現在の運命数や宿命数に課題意識を集中すればいいと思います。

しかし、未来数スタート年齢を超えた人や近い方は、そろそろ考え始めてもいいですが、それでも運命数と【未来数】を意識する割合は半々くらいで良いと思います。

この【未来数】で重視すべきことは【宿命数⇒運命数⇒未来数】の三つのバランスです。

これは自身の魂の成長過程を表していて現在の課題を解くヒントの一つになると思います。※悩み事とは限らない。

 

未来数の計算方法

●　計算方法はすごく簡単です。生年月日の月と日を単数変換するだけです。ただし、計算後、11のみ単数変換はせずマスターナンバーとします。※22、33は未来数に出ません。運命数と扱いが違うので注意必要。

流派によって違いますが僕はこの方法がしっくりくるので採用しています。

例）１９６2年１0月２１日生まれの場合

1+0+2+1＝4　　⇒未来数　4

例）１９６2年10月19日生まれの場合

1+0+1+9＝11　単数変換せずに　⇒未来数　11

例）１９６5年9月13日生まれの場合

9+13＝22とは計算せずに　9+1+3＝13　⇒1+3＝4　　⇒未来数 4

 

未来数の意味

●　未来数の意味については…

こちらの記事からご確認下さい。未来数の意味を知ってあなたらなどう生かしますか？

今回のまとめ

カバラ数秘術の【未来数】について簡単にまとめてみました。いかがだったでしょうか？まだまだ、カバラには色んな神秘数があります。

しかし最初からあまり知りすぎると混乱してしまうので、必ず押さえておきたい神秘数の一つとして、この【未来数】を紹介しました。

先も書きましたが、宿命数と運命数、そしてこの未来数の意味を眺めて（通して）見ると、見えてくる事もありますので、是非活用してください。

人生の第二のテーマは運命数よりは未来数で考える「カバラ数秘術」…という新しい記事も書きましたのでご覧下さい。