占いカウンセラーが考える「コンフォートゾーン」とは…

もしみなさんが…「今よりいい生活がしたい!」…そのために「いい仕事がしたい」…もっと具体的に…「年収を上げたい!」と思っていたとします。
そういう中で、当然、新しい仕事にチャレンジしたり、最大限の努力を重ねると思いますが…でも、なかなか新しい仕事が上手く行かなかったり、成績(売り上げ)が上がらないと…
この仕事(新しい)自分に向いていないのかな?…と疑念が生じたり、不安になったりすると思います。そして最終的に、自分が上手くいかないのは ”心が弱いせい” だと考えているかもしれません。
でも、これって、ただ単に「メンタルが弱い」という ”ひとこと” だけで片付けられるような単純な話じゃないんですね…。(^_^)ニコニコ
この一連の心の動きを…心理学的に分析すると「コンフォートゾーン」という潜在意識の働きが関係していることが分かります。
そこで今回は…巷の心理学や自己啓発で話題になっている「コンフォートゾーン」について ”占いカウンセラーの立場” から考えてみたいと思います。でも安心して下さい 。あまり専門的な話にはしません(…つもりです…(^_^)… )
目次
コンフォートゾーンとは
みなさんは「コンフォートゾーン」という言葉、聞いたことはありますか?
最近、自己啓発の本を読んだりすると、よく目にするようになりましたが…本にはこう書いてあります。
「成功したかったらコンフォートゾーンを抜けださないといけない!」「成功はコンフォートゾーンの外にある!」…てね。
何それ?…って感じですよね(笑)でも、気になりませんか?
難しい話は抜きにして、僕が「コンフォートゾーン」とは何なのか、どうやってコンフォートゾーンから抜け出せばよいのか、をお伝えしたいと思います。(本当に、そんな事出来るの?…(^_^)…)
コンフォートゾーンを、ちょこっと解説
コンフォートゾーンとは、日本語に訳すると「心地よい場所」とか「快適領域」になります。心理学的に言えば「心の縄張り」みたいなもので、あなたの潜在意識が感じる「不安やストレスのない、安心していられる環境」のことです。
少し専門的になりますので…読み飛ばして下さいね(笑)
”ちょこっと、うんちく”
コンフォートゾーンは、もともと1908年に、アメリカの心理学・動物行動学者であるロバート・M・ヤーキーズ博士と、心理学者のジョン・D・ドットソン博士が提唱した「※ヤーキーズ・ドットソン の法則」に端を発した言葉で(※ある程度のストレスを感じていたほうが、作業の効率が上がるというもの)逆に、そのストレスに慣れた状態を、コンフォートゾーンに入った…とも言う。
また、コンフォートゾーンは心理学のホメオスタシス(※恒常性維持機能)から生まれた概念で、ホメオスタシスは「同一の状態」といった意味です。(全然、簡単な話じゃないな!…専門的だし…笑)
つまり…あなたには潜在意識のホメオスタシスの働きによって「同一の状態を維持する」一定のコンフォートゾーン(縄張り)が設定されているんです。
これは、あなたの仕事や年収、成績にも及びます。
少し下世話な話になりますが…例えば、あなたの年収が300万円台だったとします。すると、普通にがんばっても、あなたの年収は、250~350万円台に収まるでしょう。(えっ…そうなの?)
でも収入が50万も下がったら(年収250万円)何か、がんばって(成績を上げる)と思われますが、めちゃくちゃがんばっても、年収350万円が限界です。(上下トータルで100万円上げるって、無理だと思うな…涙)
しかし…250万円以下に下がることもありません。これが心理学が言うところの「コンフォートゾーン」です。つまり潜在意識の中で「安全な縄張り」が設定されていて、そこから出ないようになっているのです。(だったら…いいじゃん!…って話…笑)
成功や成長の足を引っ張るコンフォートゾーン
でも、もしあなたが「現状からもっと成長したい」…とか「年収を倍にしたい」…とか考え、そして新たにチャレンジした場合、この安全な縄張りである「コンフォートゾーン」が、あなたの足を引っ張ることになるのです。
どうやって、足を引っ張るのか…ですって?…それは、みなさんも、もう既に何度も経験されていると思いますが…
成績を上げようとがんばっても、すぐには上手くいきません。そんな時、あなたの潜在意識が…不安、自信喪失などから、ネガティブ・キャンペーンのオンパレードが心の中で展開され…最悪、チャレンジを止めてしまいます。
この心の動きは、誰もが経験する心理学的な動きで、本来はあなたを危険な場所、環境から守るためにあるのですが…成長の壁を越える場合においては、やはり ”足かせ” になってしまうのですね.
では、占いカウンセリング的に、成長(成功)のために「コンフォートゾーン」を克服する方法は、無いの?…って話ですが…
…「あるよ!」…と答えたいと思います(また、このパターンかい…という事は…もしかして…笑)
…(^_^)ニコニコ …はい、お察しの通り(笑)「コンフォートゾーンを克服する方法」につきましては、次回のブログ記事でお話したいと思います(…やっぱり、また引っ張る作戦だね…笑)
興味のある方は、次回も読んで下さいね(笑)
今回のまとめ
今回は「コンフォートゾーン」を年収で説明しましたが、スポーツの成績とかで考えると、より分かり易いかもしれません(…だったら、最初からそうしたら?…笑)
僕…今はもう止めてしまいましたが(…コンフォートゾーンの影響か?)昔、ゴルフをやっていまして、18ホールのコースを午前と午後に、それぞれ9ホールづつラウンドするのですが…
その日の午前中、めちゃくちゃ調子が良くて「よし、自分のアベレージ(平均スコア)を超えるぞ!」…と息巻いて、休憩を挟んでから、午後のラウンドに出たとたん、めちゃくちゃスコアを崩してしまい、結果的に、アベレージを少し下回る成績で終わった…という経験は何度もありました(コンフォートゾーン…恐るべし…(T_T)…)
逆に成績のいい選手が、前半悪くても、後半になると、きっちりスコアを合わせて来る…何てことも、よくありますよね。その時、僕はまだ、心理学を学んでいなかったので…ゴルフの神様のいたずら…なんて思っていましたが…
これらは潜在意識のなせる技、だったんですね。今だったら、小さな成功体験を…おっと、この話はまた次回にしたいと思いますので、お楽しみに。
今回も、最後まで読んでいただいてありがとうございます。今日も、みなさんに幸せが訪れますように…Ryusho