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へびつかい座が加わり13星座にいつから変わるのか?について僕の見解を述べさせて頂きたいと思います。

 







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数年前から、今までの12星座に「へびつかい座」が加わって13星座に変わるという話をよく耳にするようになりました。

ちなみに僕の星座は「てんびん座」ですが、この13星座だと、一つずれて「おとめ座」になってしまいます。これはいわゆる星座占い(誕生日から星座を決めて占う)の事でが・・・。

20年近く占星術を学んできた僕としては、色々言いたい事があるので、ここで述べさせて頂きたいと思います。

そんな事で、今回の浪漫紀行は「新13星座にいつから変わるのか?」について取り上げたいと思います。

本当に13星座に変わるの?

今まで慣れ親しんできた、自分の星座が明日から変わると突然言われたら混乱しますよね。

そもそも、この新13星座の話は、いつ?どこから来たのかというと、1995年からあった話で、出所はNASAだと言う事らしいです。

えっ、NASA?と思われた方もいると思いますが、NASA(アメリカ航空宇宙局)は、アメリカにおける宇宙開発に関わる計画を担当する連邦機関ですよね。

そのNASAが何で星座の基準を変えるんだって話ですけど、結論から先に言うと、13星座に変更は誤報だったらしいです。

NASAはネット上のコラムで、今から約2000年前に12星座を作った古代バビロニア人のエピソードとともに、13星座にまつわる話を紹介したそうです。

13星座にまつわる話とは、月の引力の影響で太陽と地球の地軸の位置が少しづつていて、そのため星座の位置が現代では、およそ1ヵ月程度のずれが生じるというものです。

これに拍車を掛けたのが、1995年に天文学博士で作家のジャクリーン・ミットン博士が発言した内容の紹介です。

「星座占いができた約2000年前は黄道上の星座は12個だったが、現代天文学に基づく星座区分では黄道上に13個の星座がある。これを使用した占星術を利用すべきである」

さらに博士は13星座にするため「へびつかい座」を追加することを提案しました。

これらの単なる豆知識をNASAが紹介したため、米国を中心にSNSやネット記事で伝えられるうちに「NASAの新発見で13星座に変わる」という間違った噂が広まってしまったようです。

また日本のメディアでも、その内容をよく検証せずに、新13星座に変更の話題を報じ始め、きちんと占星術を勉強していない新し物好きの人達が、その噂に飛びついたというのが真実のようです。

そもそも、星座占い(12星座)は占星術の惑星(太陽)だけを使い簡略された占いですが、もし13星座に変更するなら、2000年以上を掛けて体系化してきた占星術との互換性はどうなるのか?

占星術は、このブログで取り上げている数秘術との※関連もありますし、タロット・カードのイコン(象徴)との互換性もあります。※12は聖なる数字3になるが13は素数にならない。

もし新13星座を採用するなら、それらの壮大な体系を壊し、全て一から作り上げていかなければなりません。そんなの無理ですよね。

なので、13星座に変わることはありません。

この記事を読んだ人は最初、心配したんじゃありませんか?少しあおってしまってすいません。自分の星座が一つづれたら嫌ですよね。

生まれた時からてんびん座だった僕は、今もてんびん座です。よかった。 😆

それに、11月29日〜12月17日に生まれた人は「へびつかい座」にならなくて良かったですよね。何たってヘビ使いですよ。僕だったら嫌です。

一日は24時間、その半分は12時間で午前と午後に分かれていますし、一年も12ヶ月で、運勢の3年周期や還暦は60年も全て、12と関係があります。

13だと全ての体系と合わないですし、13と言う数字は悪魔の数字で(映画13日の金曜日)忌み嫌われています。

時と共に新13星座変更の噂も、薄れていくでしょうし、今後も12星座は続いて行きます。と断定しておきましょう。

今回のまとめ

今回の「新13星座にいつから変わるのか?」はいかがでしたか?何だか13星座に対する反論記事になってしまいましたが、どう考えても目新しさ以外に、納得できるところはありませんでした。

そもそも、占星学と天文学は違う学問で(実は占星学の後に天文学が出来た)古典占星学を現代科学で変更する事はナンセンスです。

どうしても13星座に変更したいなら、占星術や他の体系も考えてからにしてくださいね。

なお、13星座推進者の反論や苦情は受け付けませんので、あしからず。 😆

それでは、今回はこの辺で。これからも浪漫紀行は、身近で見つけた奇跡や、みなさんに役立つ記事を中心に書いて行きたいと思います。みなさんの幸運な人生のお手伝いが出来ることに幸せを感じながら。RYUSHO

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