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死後の世界を科学する。第四弾「量子力学によるアプローチ」この世すら、ある種の霊界だったとしたら?

 







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こんにちは。RYUSHOです。浪漫紀行運命の秘法の一つのテーマとして「死後の世界」を取り上げています。前回、あの世を考える前提として、この世の構造について考えました。近代科学では「この世はバーチャル・リアリティーの世界」だと認識し始めている話をしましたが、今回は、さらに話を進めて「この世とあの世のつながり」について取り上げたいと思います。

目次

バーチャル・リアリティーを考えてみて

前回、科学の進歩によって仮想現実(VR)現実世界の差がなくなってきた話をしましたが、両者の決定的違いがあります。それは、一度選択した事をやり直せるかどうかです。

人生の選択と言うと分かりにくいですが、手に取ろうとして落としたガラスのコップは割れてしまい、取り返しがつかないのが現実世界で、仮想現実の世界だと、その場面をやり直すことが出来ます。

コンピューター・ゲームに慣れ親しんでいる人は理解できると思いますが、この選択のやり直しがVRと現実の決定的違いでした。これは映画で見逃した前のシーンを巻き戻するのと近いですが、映画は結末が決まっていて選択はできません。

バーチャル・リアリティーの世界はもう少し現実に近いと言えますが、もし、この選択のやり直しがで現実世界で可能になったら、それは時間旅行、つまり過去に戻るタイムマシーンとなるでしょう。

時間旅行(タイムマシーン)の可能性

10年くらい前までは、タイムマシーンの実現は不可能とされていました。それは古典物理学(ニュートン力学)の理論では時間をさかのぼるためには、物体が光速(光の速さ)を超えないといけないためです。

光速を超える乗り物や、時空をゆがめワーム・ホールをつくる(ワープ航行)など、SF映画に出て来そそうな方法では両者とも膨大な(惑星規模の)エネルギーが必要で実現不可能でした。

ところが、量子力学の世界では、この光速を超える物体(厳密には情報)が、いとも簡単に見つかり、すでに実用化段階に入っています。それが量子コンピューターです。

専門家でないので詳しくは説明できませんが、情報と言う信号が、光速より早く、瞬時に伝達できるならば、理論物理学的には過去へ行けることになります。

現在我々が夜空で見られる星たちの多くは、何万光年と離れた場所から放たれた恒星の光が、何万年という時間を掛けて届いた、いわば過去の映像です。今、この瞬間に消滅してなくなっている星(恒星)も少なくありません。

星空を見るということは、すでに過去を見る時間旅行をしているのと同じですが、情報という信号が光速を超え瞬時に移動出来るなら、送られてくる星の光の過去を行き来できるはずです。

実際、昨年海外の(確かオーストラリアの研究チームだったと思いますが確認が取れませんでした)理論物理学チームが量子力学を応用し、これまでの理論とは全く違うアプローチでタイム・マシーン(過去への時間旅行)の可能性を示唆しました。

情報という電気信号が過去に行けても、映画バックトゥザ・フューチャーのように人間が乗り物に乗って過去に行けないとタイムマシーンにならないという意見もあるそうですが、僕はそうは思いません。

人間の意識自体が脳神経内を駆け巡る電気信号だと仮定すれば、過去の物質に受け皿さえあれば、意識をタイムスリップできるはずです。もし受け皿がなければ、それは幽体となり、物質的に介入は出来ませんが、過去の歴史情報を知ることは出来るはずです。

この世も霊界かもしれない

そう考えると、現在我々が、よく目にする写真や動画に写りこんだ幽霊(幽体)や未確認飛行物体(UFO)なども未来から来た幽体だと仮定することも出来ます。

未来の人からすれば、我々も過去に亡くなった人間、つまり死後の世界の幽霊に見えるでしょう。というか視点を変えてみると、我々の世界も霊界だと言えるのです。

量子力学はそれほど、現在の我々の常識を変えるパラダイムシフトを起こす学問なのです。

米「タイム」誌(2014年度版)「世界で最も影響力がある100人」にも選ばれた、再生医療の専門家ロバート・ランザ博士が、量子力学の観点から死後の世界を肯定する発言をしていましたが、死後の世界を電気的意識レベルの世界と仮定すると、この世もまた、霊的世界で、この世とあの世の違いは、身体という物質を持つか持たないか、意識の受け皿の振動レベルの違いだけと言う事になります。

最後に

今回は、最先端科学の一つである、量子力学の現状から、仮定的に話を進めてきました。これについて多くの異論もあると思いますが、近代量子力学以降の理論物理学はそれ以前と全く違うアプローチを取ります。

それは古典物理学は理論があって、研究結果が確認されていましたが、近代物理学は、観察(観測)実験という現実があって色んな理論を構築して行きます。

前者の古典物理学のアプローチは高校の科学の教師であって結論ありきの学問ですが、後者、近代物理学はとにかく実験ありきで、何故、観測がそうなるのか考える学問です。

当然、後者の方が可能性は無限に広がると思います。僕はこの近代量子力学がこの世とあの世のつながりを解く日もそう遠くないと考えています。

これからも、みなさんと色々学び、なさんの幸運な人生のお手伝いが出来ることに幸せを感じながら。RYUSHO

 

 

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