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死後の世界を科学する。第二弾「量子力学によるアプローチ」我々の意識が世界を創っている

2018/03/28
 







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運命の秘法の一つのテーマとして「死後の世界」を取り上げています。前回の僕の臨死体験告白ということで、長い文章を読んでいただいて、ありがとうございます。

いよいよ今回から量子力学アプローチという難しいテーマですが出来るだけ分かりやすく書きたいと思いますので、お付き合い願いたいと思います。

また前回の記事を読みたい方は…

死後の世界を科学する。第一弾「量子力学によるアプローチ」の前に僕の臨死体験を告白します…からご覧下さい。

目次

科学的アプローチ

さて、死後の世界に興味を持った僕は、色んな文献を探しました。死後の世界を扱っている文献で一番多かったのは宗教関連の本です。あの世、三途の川、黄泉の国、地獄極楽など、日本には死後の世界を表す言葉が多く存在します。

海外に目を向けると、やはりキリストやイスラム教など聖書における、死後の世界観があります。また※ダンテの神曲では地獄や煉獄、天国などが(三編によって)書かれています。この地獄編をモチーフとした小説「インフェルノ」も映画にもなりましたね。(※『神曲』(しんきょく)は、13世紀~14世紀のイタリアの詩人ダンテ・アリギエーリの代表作である)

 

このように「死後の世界」を扱う分野の多くは宗教や神話、寓話、オカルトや小説などの世界です。しかし科学はこの人間の普遍の問いに真摯に取り組んで来ませんでした。特に、わが国、日本の科学界では超常的なことをバカにして避ける傾向があります。

しかし近年、科学の進歩により、人間普遍の疑問「死後の世界」を立証する手立てをみつけつつあります。それが、量子力学です。先端科学の中で最も難解とされている学問ですが、出来るだけ簡単に、誰にでも分かるように書きたいと思います。

 

我々の意識が世界を創っている

量子力学が「死後の世界」を示してくれる。そんな思いから僕は多くの科学誌や専門書を読み漁りましたが、その多くは難解な文書や方程式の羅列で、なかなか理解できませんでした。…ですので、ここではプランク定数やシュレーディンガー方程式などの話はしません。

その代わり量子力学を最初に知る方法として、日常における色んな問題を質問形式で考えて行きたいと思います。最近では科学の知識の乏しい僕でも理解できる量子力学・入門書や説明書が出ているので、その中から面白そうな問題を取り上げます。

 

問題 我々の見ていない(知らない)世界は存在するのか?

みなさんはどう思われますか?あなたの知らない場所や土地は、あなたが見ていなくても存在すると思いますか?いやいや、存在するに決まっているよ・・・と思われる人が多いと思いますが。

本当に存在すると確証が持てますか?僕は子供のころ、自分の目に見えない世界、例えば真後ろとか、本当に存在するのか?なんて考える変な子供でした。

自分の知らない土地にも、人が住んでいる(海外とか)のだから、見ていなくても存在する。が一般的には論理的に一番多い回答でしょう。しかし、こんな日本人的科学者の頭では、永遠に量子力学を理解することは不可能です。

実は、量子力学の世界(ミクロの世界)では物質は観察者が観察する瞬間まで、その場所に存在せず、見た瞬間に位置と形が決まって現れる現象が起こります。(※量子力学の不確定性原理と言います)

これは20世紀最高の天才物理学者アインシュタインを生涯悩ませた問題で「誰も見ていない月は存在するのか?」という意見論争を近代量子力学の学者との間で戦わせていたそうです。

アインシュタインなどニュートン物理学を基礎とした学者は、今まで学んだ物理学が根底から覆る量子力学は受け入れがたい存在だったでしょうが、本物の科学者ならば、目の前にある事実(データや研究結果)に謙虚でなくてはなりません。

 

量子力学、つまりミクロの世界では、上記以外にも不思議な振る舞い(非物理学的)をすることが観測されていますが、そもそも、この世の物質は全て、分子や原子、さらに小さい光子や原子を細かく分解した素粒子から、成り立っています。僕の身体も、家や車、月さえも例外ではありません。

つまり、この世を知るには量子力学も考慮して考えなければならないと言う事ですが、こうした量子的な考え方を死ぬまで反対したのがアインシュタインでした。

 

ねずみが見つめただけで世界が変わってしまうなんて信じられない」と語ったそうですが、素粒子の観測結果はアインシュタインの意に反していました。晩年、ボーアとの意見論争に疲れたアインシュタインはインドの大詩人タゴールに問いかけます。(※ニールス・ボーアはデンマークの理論物理学者で量子論の育ての親)

誰も見ていない時、月は存在しないのでしょうか?

タゴールはこう答えます。

「この世は人間の世界。科学と言えども所詮、人間の見方にすぎません。月はあなたの意識になくても、他の人の意識にはあるのです。科学は月が無数の原子であることを証明しました。無数の原子を見るのか、月を見つめるのか?もし人間の意識が月だと感じなくなれば、そこに月は存在しなくなるのです」

僕はタゴールの答えに物理学者以上の真理があると感じました。この事こそ「我々の意識が世界を創っている」と言うことなのです。…さて、みなさんはどう感じましたか?

 

最後に

死後の世界」を知る前に、この世の成り立ちについて考えてみました。特に最先端物理学である量子力学は近年、量子コンピューターなどにも応用され、一般的に認知されるようになり、この理論を学べば、あの世つまり「死後の世界」を知る手がかりになると考えています。

また…昔、学んだ文献や、最近の書物を参考にしながら、みなさんと一緒に考えて行きたいと考えています。これからも、みなさんの幸運な人生のお手伝いが出来ることに幸せを感じながら。RYUSHO

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